2012年4月25日水曜日

久しぶりの Carnac & Quiberon

今年の4月、フランスは天気が悪いです…3月の初夏とも思える陽気はもう遥か遠い昔のこと、かれこれ3週間も不安定で肌寒い天気が続いています。

今の時期に強風を伴いやってくるにわか雨のことを「la giboulée(ジブレ)」と言い、こちらでは春の風物詩?のような存在です。普段は3月に多いのがジブレですが、今年は1ヶ月遅れでやって来たみたいです…とにかく早く終わってほしい〜

最近は天気が悪いのに加えて仕事やプライベートも何かとバタバタしており、気がつけばBlogを放置して1ヶ月以上。まあそれも珍しい事ではないですが(苦笑)今日はたまたまレッスンのドタキャンが2つ重なって時間ができたので、ここ1ヶ月に取り溜めた写真をアップしようと思います。

もうかれこれ2週間以上前ですが、週末に義両親と待ち合わせて、久しぶりにCarnac(カルナック)とQuiberon(キブロン)を訪れました。ご存知ない方は下の地図をご覧ください、ちなみにRennesはこの地図のずっと北にあります。


カルナックもキブロンもハイシーズンには沢山の観光客で賑わうリゾート地です。どちらも広大な砂浜のビーチがあります。ちょうどこの2つの地名をネット検索したらレトロな画像を見つけたので、載せておきますね〜
水着姿のお姉さん、かなり逞しい(苦笑)キブロンは細長〜い半島の先端に位置しているのですが、画像にもあるように半島の付け根近くの幅が本当に狭く、道路から両側の海が見えるほどです。ちなみにキブロンまでは電車も通っています。

義両親とはカルナックで落ち合い、ランチを食べた後、かの有名な「カルナック巨石群」の近くを散歩しました。それはいったい何かを説明するのは知識が必要ですし長くなりますので、詳細はリンクにてご参照ください。
人の高さ以上もある石が縦に並べられ、4km近くも続いています。紀元前数千年からあったそうですね(!)誰が何のために建てたのか、精霊説や巨人説などなど…ミステリーが多い遺跡です。現在は巨石群の周りにフェンスが張り巡らされ、遠くから眺めることしかできませんが、昔は近づいて触ったり上ったりできたみたいです。万が一倒れでもしたら危険なのでフェンスは必要でしょうが、もっと近くで眺めたい気もしますよね〜

続いてキブロンへ。この日は天気が不安定だったのでほとんど写真を撮りませんでしたが、広大なビーチに沿って別荘のアパルトマンやたくさんのお土産屋さんが軒を連ねる賑やかなリゾート地です。まだシーズン前とはいえ観光客でいっぱい!(カルナックのオフシーズンは閑散としているのに…)塩バターキャラメルで有名な Henri Le Roux(アンリ・ルルー)はキブロン発祥のお店ですよね〜日本にも出店しています。
キブロンの対岸には Belle-Ile(ベルイル=美しい島)という名の島があり、キブロンとベルイルを結ぶ連絡船やフェリーが頻繁に行き来しています。ベルイルはまだ行ったことがないけど、素敵な場所なんだそうです。


ブルターニュのリゾート地へ来たら必ず食べるのが、アイスクリームカルナックもキブロンも巨大な手作りアイス屋さんがあり、フレーバーは(数えていないけど)50種類を超える豊富さ!子供用に「ワタアメ味」や「フレーズタガタ(Hariboの苺味ソフトキャンディ)味」など不思議なフレーバーもあります(苦笑)
私が食べたのはピンクグレープフルーツ&パッションフルーツ、食後の胃には酸味が効いた果物のソルベが一番でしょう!バンちゃんはもっぱらアイスクリーム派。お腹いっぱ〜いとか言っていたわりにはコーヒーとヨーグルトのダブルをぺろっと食べちゃって、甘い物はやっぱり別腹ですねw

あ〜早くアイスクリームが美味しい気候になってもらいたい…