2018年4月28日土曜日

病みつきクレープ by Les Délices de Landeleau

ここ数ヶ月、一家3人どハマりしているクレープがありまして、週末の朝ごはんは毎週のようにコレを食べています。
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Les Délices de Landeleau(レ・デリス・ドゥ・ランドゥロー)の
"La Gourmandise"(ラ・グルマンディーズ=貪欲)。

Landeleauは町の名前で、BrestとQuimper(カンペール)の間ぐらいにあるみたいです。行ったことはないのですが、そこのクレープ製造メーカーらしいですね。

"La Gourmandise"(以下「グルマン」)はパックに入って冷蔵コーナーで売られています、半径15㎝ぐらいで小さめ。6枚入りで2,5ユーロ以上するので、市販のクレープにしてはちょっと高めです。

それもそのはず、味と食感がそんじょそこらのクレープとは比較にならないのです。市販のクレープといえば、薄くてパッサパサで味もボヤッとしているのですが、グルマンは厚めでモッチモチ!病みつきです、病みつき。(あれ、この台詞どこか別の場所で書いたような…こちらをクリック。笑)

お勧めの食べ方はこちら。↓

薄ーくバターを塗ったフライパンで両面を温めます。そうすることでモチモチ食感とクレープならではの風味が倍増!しかしこの温め作業には6枚で5分以上はかかるので、早く食べたくて仕方がないユーゴにいつも急かされます(^^;;

温め終わったら、熱々のうちにバターを塗って砂糖をパラパラとふりかけ、端からクルクルーっと巻いて食べるのが我が家流です。このバター&砂糖(beurre-sucre)は、Bretagneではもっともオーソドックスなクレープの食べ方です。砂糖のシャリシャリとした歯ざわりがなんとも心地良いんですよね、もちろん入れすぎには注意ね。

そしてコーヒーに浸して食べるとこれまた美味しい♡

フランス人はパン、デニッシュ、クレープ、焼き菓子をよくコーヒーに浸して食べます。私はこちらに移り住んでしばらくは抵抗がありました、というのもバターたっぷりの何かをコーヒーに浸すと、油分やら欠片やらでコーヒーが汚れる?感じがして嫌だったのです。でもね、なんとも美味しいんだなこれが…今では無意識にやってしまいます。

週末の遅い朝ごはんはたっぷりのコーヒーとモチモチのグルマン。もう何回も食べているのに、今でも最初の一口目は「うーん♡」と美味しい声が出ます。笑 

唯一残念なのは「どこにでも売っているわけじゃない」ということ。最寄りのLeclerc(ルクレール)には残念ながら置いておらず、Casino(カジノ)という小さいスーパーにあるのですが、仕入れの数が少ないのか品切れしていることもしばしば。私たち以外にも病みつきになっている人がいるのね…

しかも販売されているエリアが狭いと思われるので、食べてみたい人はぜひ我が家においでください♩朝ごはん用に買い溜めしておきます(o^^o)

ちなみにガレット(そば粉のクレープ)もLes Délices de Landeleauのは他社よりダントツに美味しいです、おススメ。

2018年4月25日水曜日

今やセールよりOUTLET

FBのタイムラインを見るともなく眺めていたら、またしてもIKKSのOUTLET(アウトレッット)という文字が目に入り、ついポチッと…そしてあれよあれよと…

完全にFB広告の餌食となっている私ですが、それはさて置きこのアウトレットセールはお得!1年以上前のコレクションとはいえ、定価の60〜70%OFFですから。

今回はIKKSの姉妹ブランド I.CODE(イーコード)にて、仕事で着れそうなトップス3枚をお買い上げ。すべて7割引でした、いぇーい(^_^)v例えばこれとか↓
肩のフリルがいい感じ。

これとかも↓

金曜の夜に注文したのに、月曜の午前中に届きました!
さすがちゃんとしたブランド、配送もセキュリティもしっかりしてる〜
トップス3枚とストール2枚、とってもいいお買い物ができました♩

普段はものすごくカジュアルな格好をしている私でして、フランス語のグループレッスンや通訳のお仕事で着るための服は別に用意しないといけません。しかしフェミニンなお洋服に心惹かれない自分…仕事着の買い物は全く楽しくないし、できれば安く済ませたい。

だからといって安かろう悪かろうも嫌だし。。。どうしようかと迷っていたので、今回のアウトレットセールには大いに助かりました!7割引のおかげで、ふだん手が出ないブランド服がユニクロやH&M並みの価格で購入できるんだから嬉しい限り。うーんテンション上がります↑↑

さてこの写真、なんだと思います?
今回購入した服のタグについていたもので、パール風のビーズです。よく見たら質も悪くなさそうだし、これを使って久々にアクセサリーが作れるかも。ピアスとか…でも5粒で奇数なのが残念、知っていればもう一枚買ったのに(おいおい)。

今年の夏友人の結婚式があるのですが、その時に着ていくワンピースを先日IKKSのアウトレットセール(また!)で購入したので、それに合わせてなにか作ってみようかな?久しぶりに創作意欲が湧いてきました(o^^o)

2018年4月23日月曜日

3度目の正直、たぶん満開

近所の薬局に寄ったら、後ろに広がる菜の花畑の黄色が一段と濃かったので、とーっても気になって近くまで見に行ってしまいました(^^;;

3度目の正直で、これがたぶん満開でしょう!


前回と同じ場所で撮ったのですが、菜の花全体の背が伸びていたのか、チビッコの私は背伸びをして携帯を上にかざさないと同じアングルの写真が撮れませんでした。苦笑

※過去記事はこちらより。写真を見比べてみてください〜

これでもう、思い残すことはないかな(o^^o)

2018年4月21日土曜日

夏日の夜に食べたいもの

今日はフランス全土で夏日でした!
Bretagneの端っこにある我が家でも軽く25 ℃はあったはず。

こういう青空の日がもっと増えるといいんだけど…

せっかくのお天気、どこかお出かけしたかったけれど、庭の芝生は伸びてるし、冷蔵庫は空っぽだし…ゴミ処理場もスーパーも土曜日しか開いていないので、午後は芝刈りと買い物と掃除で潰れました。あーあ、でも気分は清々しい!

さて晩ごはん、暑い日にはやっぱり「冷たいビールに合うもの」が食べたくなりません?じゃあ今年初BBQ…と思ったけれど火を起こす体力も気力も無かったので、思いつきでこういうのを作ってみました。
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名付けて「白身魚のユーリンチー風」☆
Cabillaud(カビヨ=真鱈)の天ぷらにユーリンチー(油淋鶏)のソースをかけたもの。サクサクふわふわで期待以上の美味しさ(o^^o)夢中で食べ進めてしまい、ビールを飲むのをすっかり忘れていたほど(苦笑)もちろん相性はバッチリでした。

ユーリンチーのたれはクックパッドで見つけたレシピで、かれこれ2年ぐらいお世話になっています。材料を混ぜるだけで簡単だし、これをかければ何でもユーリンチー風になるので、下に書いておきますね。

・醤油 大さじ2
・水 大さじ2
・きび砂糖 大さじ2
・米酢 大さじ2
・ごま油 少々
・ラー油 お好みで少々
・ネギの白い部分のみじん切り 15㎝ぶん
・すりおろし生姜 少々

ドレッシングとしても美味しいので、我が家では写真のように生野菜(今日はアボカド、きゅうり、プチトマト、サラダ)を下に敷いています。見た目も栄養バランスも良くしよう大作戦、副菜なし!笑

「鶏肉より魚のほうが美味しい」とまで言われて嬉しい反面、天ぷらだから作るのが面倒くさい…水分も多いだけに油ハネもすごくて、IKEAで買ったメッシュの落し蓋?みたいなものを中世の騎士さながら、盾のように我が身を防御しながら揚げましたよ。後片付けも大変だった(- -;;

だから揚げ物はあんまりしたくない…本当に美味しいものほど作るのに手間ひまかかるのよね、どうしても。唐揚げとか、餃子とか、パエリアとか…ああ食べたい。どれも暑い日に、冷たいビールに合うものばかり(苦笑)

2018年4月18日水曜日

水曜日はマルシェの日

今住んでいるLannilis(ラニリス)という町は、毎週水曜日の朝に教会前の広場でマルシェが開かれます。

周辺の道にまでぎっしりスタンドが並ぶので、小さい町にしては規模が大きくとても活気があるマルシェで、近隣の町や村からもたくさんの人が訪れます。

今週はお天気に恵まれ、水曜は夏日!
私はユーゴを幼稚園に送った帰りに寄るので、だいたい朝9時前です。まだ人が少ないのでパパッと買い物できるのが魅力。これが10時を過ぎると人で溢れかえって、車を停める場所を探すのも一苦労です。

野菜や果物、魚介類、ローストチキン、チーズ、クレープ、パン、郷土料理 、郷土菓子などなど、沢山のスタンドが立ち並びます。
スタンドの写真を至近距離で撮るのは気が引けたので、歩きながらこっそり連写したものの、ボヤっとした写真しか撮れなかったなぁ…

私がいつも立ち寄るのはこちら 。
オーガニック野菜の生産者が出している小さなスタンドです。その時期に穫れる野菜しか並ばないので、種類が少ない日もありますが、それだけ新鮮というわけで味は抜群に美味しいです。特にここのトマトはもう、甘くて味が濃くて…夏が待ち遠しい♡

野菜はいつもこのマルシェで調達するので、スーパーではほとんど野菜を買いません。特にサラダやほうれん草などの葉物は無農薬で体に優しいものを食べたいので、マルシェで新鮮なオーガニック野菜が手に入るのはとても嬉しいです(*^^*)

ラニリスは小さい町ですが、美味しいパンありお肉あり、活気溢れるマルシェあり、食の面でバランス良く魅力が詰まっているので、食いしん坊にはたまりません。ラニリスを選んで良かったなぁと思います、田舎だけどね…

2018年4月17日火曜日

怒るのをやめたら…

先日、息子のユーゴにすぐ声を荒げてしまう自分を悔やみ、「プライベートでは頑張りすぎない、適当でも笑顔でいる」という誓いを立てました。

※その記事はこちらより。

バンちゃんにもその日の夜に「私、もうユーゴを怒鳴らないって決めたから。何かを賭けてもいいよ、どうする?」と宣言したほど。

そうしたらあまり物欲のない彼の返事は「いいね〜…考えとく」だって。こりゃすぐに忘れるな、ていうかもう忘れていそうだな。でもいいのです、私がそう決めたんだから、あとは長く続けるだけ。

といってもまだ4日しか経っていないのですが、とりあえず三日坊主はクリアしました。ムッとしてもイラッとしてもカッとなっても、大声で怒らないように気をつけていると、意外な発見がありました。それは…

怒らないことでイライラも悪化しない、むしろ落ち着いた気持ちでいられること。怒鳴ることでストレスが発散できると思っていたのですが、むしろ逆でした。大声を出した後、「また些細なことで怒ってしまった、ダメな母親だ」という後悔や自責の念という別のストレスが生まれてしまい、結局ずっと苛立っていました。

今はムカッとしてもそのイガイガした感情を自分の中でいったん受け止めて丸くしてから、ユーゴに声をかけるなりしています。叱るにしても声は荒げず、淡々と話すように心がけています。

怒らないのって、こんなに気が楽なんだ…当たり前のことをやっと実感し始めている今日この頃です。子育ても思い通りに行くわけがないんだから、肩の力を抜いて、笑顔で、笑顔で。イメージとしてはこの写真みたいに。

最近はバンちゃんのほうがユーゴに対してプリプリ怒ってます(苦笑)自分がカッとなるのをやめたら、周りの様子がよく見えますね。怒っている人の顔って怖いんだなぁって。私も鬼の形相だったんだろうな …母親の顔を思い浮かべた時に真っ先に笑顔が出てくるよう、イメージのすり替えを頑張らなければ(^^;

2018年4月15日日曜日

土曜日はステークアッシェの日

ステークアッシェ (steak haché)とは「挽き肉ステーキ」を意味する食べもので、フランスの一般庶民の食生活には無くてはならないタンパク源です。

牛挽き肉を手のひら大のステーキ型にまとめたものを、それこそステーキと同じようにフライパンで焼いて食べるだけという、いたってシンプルな一品。

しかしこれが、なんとも美味いんだな。特に良いお肉屋さんのステークアッシェは牛肉の味がいい!!ここ1ヶ月ぐらいほぼ週1回、しかも土曜日に食べることが多いです。
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ステークアッシェは「牛肉の切れ端」を寄せ集めて挽き肉マシンにかけたものなので、お店で扱っている肉のクオリティが高いと自然にステークアッシェの質と味も上がります。それでも「寄せ集め肉」なので値段はリーズナブルです。写真のステーキは一枚2ユーロもしないはず。

これを高温に熱したフライパンで表面をこんがり焼き、あとはお好きな焼き加減でいただきまーす。挽き肉とはいえステーキなので、もちろんレアでも食べられます。私はレアとミディアムレアの中間ぐらいが好み…って微妙すぎる(苦笑)
昨日の付け合わせはレタスサラダと人参&根セロリのサラダ。後者は同じお肉屋さんで買ったもので、美味しいのでもう何回もリピートしています。お腹が空いているときはオーブンで焼く「揚げないフライドポテト」と一緒に食べます(過去記事はこちらより)。

写真奥の Tony... と書いてある緑色の物体は、アメリカのCちゃんが送ってくれたクレイジーソルト的なもの。唐辛子をベースに赤系のスパイス数種と塩が混ざったもので、これが焼いたお肉に合う!!!以前はステーキといえばマスタードでしたが、最近はもっぱらこれ。パスタにもピザにもチャーハンにも、何にふりかけても美味しいので、家族3人すっかりハマっております(o^^o)

以前は「ステークアッシェなんて焼くだけの手抜き料理」と見下して?いたのですが、お肉の質が良ければ至福の気分に浸れるほどの美味しさなので、まさにSimple is best !! とはいえハンバーグに慣れている日本人にとっては、このステークアッシェは最初は変に感じると思います。

なぜって見た目はハンバーグなのに、玉ねぎも塩コショウも入っていないただの挽き肉だし、レアに焼いたものを口に運ぶと「生焼けのハンバーグ」を食べているようでちょっと気持ち悪く感じてしまいます。でも慣れればまったく別ものだし、挽いてあるだけに普通のステーキよりも食べやすいので、大人はもちろん特に子供が好きなメニューです。

最後に、なぜ我が家では土曜日に食べることが多いかというと…芝刈りやら日用品の買い物やらで忙しいことが多く、夕飯を作る気が限りなくゼロに近いので「ステークアッシェでいい?」という流れになりやすいのです(^^; まあ我が家の男二人はステークアッシェ大好きなので、この提案はむしろ歓迎されて助かっております。

2018年4月14日土曜日

進化が止まらないLeclerc1号店

フランスの北西部を席巻しているスーパーマーケット、
Leclerc(ルクレール)。

一号店はなんとBrestにあるのですが、一号店ゆえ特別扱いされているのか、ルクレール全店舗で一番安いと言われ、売り上げもダントツの一位だそうです。

そしてこの一号店、かれこれ一年以上も前からあちこちで改装工事が行われており、訪れる度に新しい何かが出来上がっている、まさに日々進化しております。

巨大な立体駐車場(屋根つき、これ大事!)、最寄りのトラム駅から徒歩でアクセスできる新しい出入り口、フードコートにカフェスペースなどなど。売り場面積も広い〜!

ユーゴとお茶したカフェからの眺め。
左側がスーパー、右側は大きなガラス張りの窓。その向こうには巨大な立体駐車場がどーんと構えています。閉店後の夜も煌々と明かりが灯っているのですが、不要では…?

スーパーに寄ってちょっとした買い物をしましたが、食品ひとつひとつの売り場が大きくて種類が豊富!ドーナツなんて、他の店舗では見かけもしないのに12種類もあって、しかもセルフサービス!
最近甘いものの食べ過ぎなので、ここはグッとこらえて通り過ぎましたが、いつか味見してみよう…ミスドで2年間アルバイトしていただけあって、ドーナツの味にはうるさいのです(ってただの口実ですね ^^;)

チーズ売り場の前を通りかかったら、ありえない色が目に入ってびっくり!
ブルーチーズならぬ、青いチーズ!ラベンダー味らしいけど、なぜ紫ではなく青?

この写真をFBに載せたところ、友人から「乳製品と科学反応を起こして青くなるのかな?」といったコメントをもらったけど、そういうことってあるんでしょうか。ともあれ自然の色であってほしい…青ってただでさえ食欲をそそられないのに、着色料の青だとしたら激しくがっかり。美食の国フランスが着色料に頼るなんて、ダメ、絶対!

とーっても味が気になるところですが、乳製品嫌いの私はとてもじゃないけどこれを味見する勇気は出ないなぁ。ラベンダー風味というのもなんとも微妙。ちなみに後ろにちらっと見える濃いピンク色のチーズはトマトオリーヴ味らしいです。これならまだイケるかも?

…というわけで、こんな珍しい(怪しい?)チーズまで扱っているあたり、ルクレール1号店の品揃えは本当にハンパないです。ここ2週間ほど近所のルクレールから消えていたBonne Mamanのバニラヨーグルトを見つけて(過去記事はこちらより)、4パック(16個)もまとめ買いしてしまった…ああ、近くに住んでいたらなぁ。

まだまだ工事が終わっていない様子のルクレール1号店、これからも進化の様子を見に、近所で手に入らない品物を求めに、時々立ち寄ろうと思いまーす。

Leclerc Porte de Gouesnou
29850 Gouesnou
02 98 41 20 20

2018年4月13日金曜日

【My人生の教訓】プライベートは頑張りすぎない

今日(4月13日)から、幼稚園のスインミング授業が始まりました。先週末に渡された連絡帳には持ち物リストに加えて、こんな一言が:

一人で着替えできるようにしっかり指導してください。

ヤバい…ユーゴは私の前では自分のことを何一つ自分でやろうとしないので、気長に待てない私はいつも結局してあげてしまう。靴や服の着脱に、トイレにお風呂に…

着替えに関しては以前から自分でやるように促してはいたけれど、今回ばかりは本腰を入れて指導しないと、先生方や付き添いの保護者に迷惑がかかる。「人様に迷惑をかける」ことが本当に嫌いな私は、我が子にもそうあってほしいので、先週末から着替えを一人でさせることにしています。

しかし、生まれてから今までママは着替えを手伝ってくれていたのに、なんで?となるのは当然のことで、まったくやる気を出してくれない。なだめてもすかしても「お着替えできなかったらプールに行けないよ」と半ば脅しても効果が無く、ついには鼻歌を歌い出して渡されたシャツを投げ捨てたもんだから、ブチッ、怒鳴ってしまった(涙)

そんな状況が毎日のように繰り返され、ユーゴが言うことを聞いてくれないことへの苛立ちと、迫り来るプール教室への心配と焦りと、怒鳴ってしまう自分への呵責の念と、ネガティヴな気持ちが色々混ざり混ざって、今週は寝つきが悪い夜が続いて心身ともにヘトヘトでした(T_T)

大した成長ぶりも見れないまま迎えた当日。仕事をしていてもどこかうわの空で、ユーゴがプールに行っているであろう時間帯はソワソワしてしまい、同じ歳の子供を持つ同僚のYちゃんにSkypeチャットで助けを求める始末。不安な気持ちをバーっと書いたら、こんな返事が帰ってきました。

「ミワっち(と呼ばれている)は頑張りすぎなんだと思うよ。頑張りすぎてイライラするより、適当にやって笑顔でいられるほうが幸せじゃない?」

ほう…Yちゃんのご主人はそういう考え方の人らしく、彼女はその意見に同調してなるべくストレスを溜めない生活を心がけているんだとか。そうか、確かにそうだよなぁ。

仕事で「適当にやる」ことは許されないから頑張るのは当たり前、だからこそプライベートでは頑張りすぎないことで心のバランスを取る。じゃないと四六時中気持ちが張り詰めてしまってイライラが募り、怒りの矛先が愛しいはずの我が子に…最悪。そうだよね、家にいても怒ってばっかりのお母さんだったらいないほうがいい、自分が子どもだったらそれぐらい思ってしまいそう。なのにこんな私を見捨てないでくれるユーゴ、怒りすぎたことを後悔して泣いている私の頭を撫でてくれるユーゴ、私よりよっぽど大人だわ(涙)

でもこのまますぐカッとなるようではユーゴの心の発育にきっと悪影響を及ぼすと思うから、私が変わらなくては。プライベートで頑張りすぎない、思い通りにいかなくても「ま、いっか。死ぬわけじゃないし」と自分に言い聞かせてやり過ごす。この「死ぬわけじゃないし」というのは極端な言い方だけど、事実は事実。死ぬことの辛さや悲しさに比べれば、その他のありとあらゆる人生の悩みなんて大したことじゃない、なんとかなる。もっと広い視野で物事を見渡して、ゆったり構えないとね…

さてさて、肝心のプール初日はどうだったかというと「着替えに問題あり」だったらしいです、、、やっぱり。更衣室で転がっただのなんだの、迷惑かけてる〜!でも先生にも「そのうちできるようになるわよ」と言われ、またしても心配性で器が小さい自分を反省。なんとかなる、なんとかなる。

というわけで今週の経験から得たMy人生の教訓:


プライベートは頑張りすぎない
適当でも笑顔でいる



そうだよね、家事にしたってそう。来客の予定でもない限り家にいるのは3人だけなんだから、多少散らかってたって洗濯物が溜まってたって、野菜なしの食事があったって、問題なく生きていける。なんとかなる、わかってるんだけどね…

最後は性格の問題だな、こりゃ(苦笑)

2018年4月11日水曜日

菜の花畑、満開?

春の訪れを感じさせてくれる、菜の花畑。

先日見に行った時は七分咲きといった感じだったので、今日も同じ場所に寄ってみました。(過去記事はこちらより)さてこれは、満開と呼んでいいのかしら?
遠くから見ると黄色で埋め尽くされているように見えるけれど、近づくとそうでもないのよね…でも、空の青と菜の花の黄色、コントラストがいいね、好き!

菜の花畑というのはたいてい道路沿いに見かけることが多くて、時速90kmで走る車の窓から「いいな〜、車停めて写真撮りたいな〜」と思いつつ、今まで一度も実行に移したことはありませんでした。ハイスピードの車がびゅんびゅん通る道路脇に停車するのも危険だしね…

なので今回、静かな場所に偶然菜の花畑を見つけ、長年の夢?を叶えることができて満足です(*^^*)田舎暮らしも捨てたもんじゃないね。

2018年4月8日日曜日

春を感じる風景と焼きそば

今日は昨日よりさらに良いお天気で、アウター要らずでした!

車で(田舎道を)走っている時、写真のこれ↓↓が目に飛び込んで来ると「ああ、春だなぁ〜」って思います。大好きな風景です。

菜の花畑が織りなす黄色の絨毯。
まだ満開ではないですね、七部咲き?桜か(笑)もう少し待って真っ黄色になったらまた撮りに行こうと思います。家から車で3分ほどのところに見つけた菜の花畑です。わざわざ車を停めて写真を撮っているのなんて、私ぐらいだな。かなりアヤシイ(^^;

夕飯は久しぶりの、ソース焼きそば。うま〜!
本日の具はネギ、人参、ズッキーニ、細切りベーコン。あと少ししたら柔らかくて美味しい春キャベツが出始めるので、より日本っぽい焼きそばを作りたいな。エビとかイカとか入れて、ね。ともあれ野菜たっぷりを心がけております。

焼きそば用に使っている麺はこちらの「麺だけ」。
その名の通り、 インスタントラーメンの麺だけが4つ入ったものです。フライ麺ではなく、なんだっけ、茹でたものを乾かしたような麺なので、細いわりになかなかコシがあります。1袋1,5ユーロぐらいでタイ産。ここ数年見かけなかったのですが、先日Guipavas(ギパヴァ)のアジア食料品店Asie d'Or(アジドール)で久々に見つけたので、「そうだ、焼きそばにしよう!」と思い大人買いしました。

ちなみにソースは「おたふく焼きそばソース」で、こちらでも手に入ります(めっちゃ高いけど)。お好み焼きといい焼きそばといい、ソースものが好きな我が家です。本当は薄味を心がけないといけないんだけどね…

2018年4月7日土曜日

フランスで「春のケーキ」といえば

今日は雨予報だったにもかかわらず、昼過ぎから晴れてポカポカ陽気に恵まれました。やっと、やっと春を感じることができて嬉しい!

いつものパン屋さんに行ったら「春を思い出させるケーキ」が並んでいたので、ひとつお持ち帰りしました。それは…

Fraisier(フレジエ)
そう、春が旬の苺を使ったケーキです♡見た目はショートケーキっぽいですが、クリームが全然違います。ホイップクリームではなく、Crème Mousseline(クレーム・ムスリンヌ)という名前で、カスタードクリームとバタークリームを合わせたもの。

なのでクリーム自体はかなり重めですが、苺と一緒に食べると甘さと酸味のハーモニーがとっても美味しいです。行きつけのパン屋さん(Maison du Boulanger)のフレジエは初めて食べたのですが、ジェノワーズ(スポンジケーキ)もクリームも美味しいし、苺も大きいのがゴロッと入っていて、大満足!また買おう〜っと。

午後はBrestに行く予定だったのですが、天気が良かったので重い腰を上げて庭の芝刈りをすることに。冬のあいだ伸び放題だった芝生を家族3人総出でお手入れしました!

バンちゃん→芝刈り係
私→刈られた芝を熊手で集める係
ユーゴ→集められた芝をゴミ袋に入れる係

刈った芝はゴミ処理場で捨てることができるのですが、18時には閉まり、日曜は開いていません(涙)そのため、春から秋にかけての土曜日というのはこの芝刈りのためなかなか忙しいです。あ〜またこの季節が始まったか…正直面倒臭いけど、外で庭いじりをするのはそれなりに楽しいので、良しとしますか。ユーゴもたくさんお手伝いしてくれて(遊び半分だったけど)嬉しいぞ(o^^o)

その後夕方に寄ったスーパーで、鮮やかな赤に引き寄せられ、カートに入れてしまった…のはやっぱり苺。
ブルターニュの苺といえばPlougastel(プルガステル)産、品種はla gariguette(ラ・ガリゲット)。綺麗な赤色、細っそりした形、ほど良い甘みと酸味が魅力です。ただ、日本のブランド苺よりは酸っぱいので、我が家では洗ってカットした苺に砂糖をティースプーン1杯加えて混ぜ、冷蔵庫で少し寝かせてから食べます。今年初苺、甘酸っぱくて美味しかった〜、あっという間に無くなりました。

特に外出したわけでもないのにバタバタでしたが、いいお天気に心地良い気温に苺に、春を満喫できた一日でした(^^)

2018年4月5日木曜日

なんちゃってラーメン屋@Brest

「Brestにラーメン屋さんができた、物足りない味だけど食べられなくはない」という噂を聞きつけ、Mお姉さま(すでに常連?)とHちゃんとランチに行ってきました。

MANDOO(マンドー?マンドゥー?)
という店名で、日本人経営ではないそう。
だろうね…

ラーメン以外にもカレーや丼もの、お寿司などもありますが、どれも本場の味にはほど遠いちょっぴり残念な仕上がりだそう。でも食べられなくはない、そして量が多いらしいので、お腹いっぱいにはなれるみたいです。

Mお姉さまのおすすめは「キムチラーメン」、なぜって「一番味が濃い」から(苦笑)他のラーメンはどんだけスープの味が薄いのかしら…そんな不安もありつつ私がチャレンジしたのはこちら↓

ちゃんぽんラーメン
ちゃんぽん風ラーメンってこと?スープは塩味と書いてありましたが、うん、見るからに味が薄そう…一口すすって、うん、まったく深みなし。何ベースかもわからない、市販の鶏ガラスープがちょっと入っているぐらい?テーブルに置いてあった黒胡椒と醤油をめっちゃ足して味を濃くしました、もはや塩味のスープではない(苦笑)

野菜炒めはボリュームたっぷりで、白菜、人参、パプリカ、もやし、豚肉、イカ、キクラゲが入っていました。こちらも薄味ですが、野菜をたっぷり食べたい人には嬉しいかも。家庭ではこんなに具だくさんの野菜炒めって作らないからね〜

で、麺のほうはといいますと。。。
うう、極細 (T_T)「ちゃんぽんラーメン」だけに、太めのちゃんぽん麺を期待してはいけなかった。見るからに市販の麺と思われ、食べ始めからすでに伸び気味…でも量は多い!食べても食べても減らず、残しました(苦笑)

あーじーのうすーさをー、めんのりょうーでカーバー♬
(B'zの「おでかけしましょ」を知っている人はきっと歌えます。笑)

全体的に味が物足りないとはいえ、ラーメンは手作りが難しいものだし、なんちゃってラーメンでもお腹いっぱい食べたい人にはおすすめ?かな。値段は7,5〜9,5ユーロ、Paris価格(15ユーロ前後)よりはだいぶ良心的です。

ちなみに餃子も一皿頼んでみました。見た目はフツー。
でも一口食べたら、すぐに冷凍モノだとわかりました。私の手作り餃子のほうが何倍も美味しいわ(過去記事はこちら)、もう外で食べるのはやーめた。

ランチの後はMお姉さまがお茶に呼んでくれたのですが、一緒に出されたお茶菓子に感動しました!お姉さま手作りのカヌレCanelé!大好き!!
外は香ばしくカリッと、中はしっとり。ラム酒の風味と甘さが控えめでちょうど良く、とーっても美味しかったです♡この日食べたものの中で心から「美味しい」と思えたのは、唯一このカヌレでしたね(笑)

2018年4月3日火曜日

イースターの卵探しとランチ

雨天のため翌日に延期となったエッグハント(卵型のチョコレート探し)、曇り空ではあったものの雨こそ降らなかったので、決行できました!

ユーゴの気を逸らしている隙にマミーが庭のあちこちにチョコレートを隠し、エッグハントスタート!パピーマミーの家の庭はとてつもなく広いので、全部見つけられるかな…?

あった〜♬

大きい卵ゲット!

さ、次!ダッシュ!

どこにあるの〜?
↑このヘラヘラ顏が示すとおり、ユーゴは真剣に探す気がほとんど無く、いとこのお兄ちゃんやらパピーマミーやらにヒントを出してもらいながらのエッグハントでした(苦笑)

しかしマミーも張り切って隠したな…
けっこう見つかりにくいのもありましたよ(^^;

頑張って探した甲斐あって、
バスケットに入りきれないほどのチョコレートを拾ったよ〜!
リンツLindtのイースター用チョコレート、定番のウサギに加えて今年はヒヨコ(アヒル?)が仲間入り。写真左の、日本では「ロシェ」という名で知られているフェレロ・ロシェFERRERO ROCCHERですが、フランスでは「フェレロ」と呼ばれます。

コカ・コーラは「コカ」、Winnie-the-Pooh(プーさん)は「ウィニー」と呼ぶフランス人。ことごとく日本とは違うほうの部分を呼び名に採用しています(苦笑)偶然?それとも相性悪い?

エッグハントの後は、家族8人でランチ 。
前菜は今が旬のホワイトアスパラガスでした♡
茹でて冷ましたものにドレッシングをかけて食べます。独特の甘みとエグみ?があるため、好き嫌いが別れる野菜です。私は好きだけど、バンちゃんは苦手。さてユーゴは?と一口味見させたところ、目がパーっと輝いて、もっともっと!

えー気に入ったの?けっこう繊維質だし、ドレッシングは酸味が強いし、嫌がるかと思ったのに、意外…自分の子なのに味の好みがよくわからんです、でもまあいいっか。野菜を美味しく食べてくれるなら、親としては嬉しい限りですよ。

メインはイースターの定番料理(らしい)、仔羊のロースト。
2kg近い塊を180℃のオーブンで1時間、ハーブと一緒にじっくり焼いたそう。柔らかくてジューシーで美味しかったです。ユーゴもお肉ばっかりパクパク食べてました、付け合せのお豆も食べてよね…

前日の日曜といい月曜といい、食べてばかりの2日間でした、胃が重い…でも義両親は本当に料理が上手なので、美味しいもので胃もたれするなら本望だわ。今週は野菜中心であっさりした食事を心がけようと思いつつ、どっさり持ち帰ったチョコレートはどうしよう…少ーしずつ食べることにします(^^;

2018年4月1日日曜日

エッグハントは雨天延期

4月1日、イースターの日曜日。

晴れますようにとの願いも虚しく、天気予報どおり雨が降ってしまいました。悪い予報は当たるのね、しかも一日中雨…おまけに寒い…
これじゃあお庭でエッグハントは無理だねということで、あっさり延期となりました。明日も同じ天気だったら、もう屋内エッグハントだなぁ…せめて降りませんよう!

パピーがパン屋さんで、ユーゴのためにこんなものを買ってきてくれました♩
チョコレートクリーム入りのブリオッシュ、かわいい(o^^o)

おいしい 〜♡
チョコレートクリームはもしや…と 思ってペロッと舐めてみたら、案の定ニュテラNutellaでした(苦笑)久しぶりに食べたけど、やっぱおいしいわ。(過去記事はこちらより)

子供のエッグハントは延期になったものの、大人は我慢できずにチョコ開封。笑

あああ、やっぱり美味しい。Histoire de chocolatのプラリネチョコレート…3つも食べちゃった(- -;; お昼ご飯でお腹いっぱいになったはずなのに、チョコレートは別腹。

この調子で食べ続けたら間違いなく太るなぁ。どうか明日は雨が降りませんように、食後のエッグハントとお散歩でカロリー消費しなくては。