2022年1月23日日曜日

青いパン屋のショコラティエ"Archipel"

わが町Lannilis(ラニリス)の中心部に新しくショコラティエができたというので、散歩がてら足を運んでみました。場所は教会の広場を挟んだ向かい側の角です。

その名もArchipel(アルシペル=諸島)。


シックな外観です、店内もしかり。中を覗くとあれ、見たことがある店員さん。「青いパン屋」ことLa Maison du boulangerでよく見かける女性じゃないの!

これはもしや、、、と思って本人に尋ねてみたところ、やっぱり青いパン屋の会社が出したショコラティエだそう。だから大きい街のBrestではなく、地元の同じ町に一号店をオープンしたのね!納得。

フランスTOP10と噂されるだけあるとびきり美味しいパン屋が満を持して開いたショコラティエ、味もクオリティも期待できそうです。

まずは全種類入った詰め合わせをお持ち帰りしました。


ツヤツヤして素敵、、、フレーバーを判別するための模様もシンプルでわかりやすいです。早速いくつか食べてみましたが、ガナッシュもプラリネも香り高くて期待以上のお味。レモンバジルやピスタチオのプラリネも新鮮でした。

他にもパッションフルーツ、柚子マンダリン、磯の香りがする(らしい)ガナッシュなども楽しみです。マカロンも美味しそうだったので、次回はマカロンの詰め合わせを買うともう決まっています笑

BrestのHistoire de Chocolatと並ぶ人気ショコラティエになれるのか?いろいろ味見して気に入ったら、Mお姉さまをはじめ友人たちに宣伝しようと思います(o^^o)

2022年1月9日日曜日

ワクチン3回目接種とその後

1月7日(金)のお昼ごろ、夫婦揃って3回目のワクチン接種に行ってきました。今回の会場は近所の体育館で、家から車で3分ほどでした。

がらんとした広い体育館に椅子がポツポツと置かれています。

フランスでは昨年末から新規感染が爆発的に増加しているので、人口が少ないフランスの端っこでも人々は危機感をおぼえているのか、いつもは閑散としている体育館の駐車場が満杯で待合室にもけっこうな人がいました。

予約した時間の5分前に着いたのに、まだ15人ぐらいの人が順番待ちをしているなんて…寒々とした体育館の中で20分以上待たされたので、手足が冷えないよう小刻みに体を動かしていました(苦笑)

やっと案内された接種ブースで軽い問診を受け、そこで告げられたのが

今回はモデルナです。

え、聞いてない、、、RNAワクチンということだけはわかっていたけど、副反応が強いという噂で敬遠されがちなモデルナを受けることになるとは。でも2回ファイザー+3回目モデルナの組み合わせは最強、と聞いたおぼえがあります。ひろゆき氏が言っていたのかな?

担当してくれた女性いわく、今回のモデルナは半分の量を打つので副反応はさほど強く出ないはず、ファイザーと同じくらいだと思いますとのこと。はいわかりました、とおとなしく左腕を差し出し、無事3回目を注射してもらいました。


さて丸2日経った今日、私は今回も注射した場所の周辺が痛むのと、左腕を上げた時に軽い痛みを感じる程度で済んでいます。ただ、ファイザーの時と比べて痛みがなかなか引いてくれない印象です。

2回目を接種した日の夜と翌日に体じゅうの関節が痛んでけっこう苦しんだバンちゃん、3回目のモデルナ接種後は、当日の夜10時ごろまでピンピンしていたのですが、その後急激な悪寒に襲われ体の節々が痛み「インフルエンザにかかったみたい」な症状が出てしまいました。翌日も激しい頭痛と関節の痛みで起き上がれず、午後3時ぐらいまで寝込む羽目に。

女性のほうが副反応が出やすいとも聞きましたが、こればかりは本当に「人によりけり」なんでしょうね、、、というか、良い意味で私の体の「鈍感さ」に感謝せずにはいられない今日このごろです笑

さてコロナワクチンは3回で打ち止めなのか4回目以降もあるのか、今後の動向が気になる所ではありますが、せっかく3回も接種したのだからもっと行動範囲が広げられたらいいな…もちろん第5波のピークを過ぎてからということですが。

お一人様パリしたいなぁ、
かれこれ2年以上行けていないです(T_T)

2022年1月6日木曜日

ガレット・デ・ロワあるある

フランスの1月といえば忘れちゃいけないこのお菓子、

Galette des rois(ガレット・デ・ロワ)


近所の「青いパン屋」こと La maison du boulangerのガレット、今年もまずはこれからスタートしました。写真ではわかりにくいですが、パイ生地が見事に膨らんでとんでもない数の層とぶ厚さ、さすがです。

バンちゃんが昼食用のバゲットと一緒に買ってきたのですが、夜まで待てず、ユーゴ抜きの夫婦二人でお昼のデザートに食べちゃいました笑

ナイフを入れる時に気をつけたいこと、というか願うことは「どうか最初の入刀からフェーヴ(fève = 小さい陶器のオブジェ)に当たりませんように」、ではないでしょうか。

本来は6等分だの8等分に切り分けられたガレットの「中に」フェーヴが潜んでいて、フェーヴ入りの一切れを当てた人が王様になって王冠をかぶる!これぞガレット・デ・ロワを食べる時の楽しみです。

なのに最初に入れたナイフが「ガリッ!」とフェーヴに触れてしまったら、はい終了〜という残念なことになるのですが、これはけっこう「あるある」だと思います。

で、その「残念あるある」が今年も起こってしまいました(涙)


フェーヴのぶんフランジパン(アーモンドクリーム)の量が減ってしまうので、バンちゃんはフェーヴ要らない派です。よって自動的に私の元へ…ちなみにこの日のフェーヴはマリン柄のトートバッグ?でした。

フェーヴを当てる楽しみがなくなったのはちょっと残念でしたが、さすが青いパン屋、ガレット・デ・ロワも風味といい食感といい抜群ですよ。バターも砂糖もたっぷりでかなり重たいお菓子ですが、アーモンドの爽やかな香りのせいか、二切れぐらいペロッと食べられてしまうのが不思議…これも「あるある」かもしれないですね。消化が追いつかずに後でちょっと後悔する羽目になるのですが ^^;;

次はチョコ入りを買ってきてもらおうかな〜(懲りない笑)

2022年1月3日月曜日

アウトレットのアウトレット@Cotélac

渡仏後まもなく出会い、今でもずっと好きで少しずつ数を増やしている

Cotélac(コテラック)のお洋服。

今は無きtsumori chisatoのフランス版といった感じで、その年の流行を取り入れているようでそうでもない、「Cotélacらしい」独自の形やデザインを貫いている姿勢に好感が持てます。

購入後何年経っても「古びる」ことなく「Cotélacらしさ」を保っているため、長く着ることができるという点も魅力のひとつです。ゆったりめの大人カジュアルがお好きな人におすすめ♩

なんといっても素材良し、デザイン良し、縫製良し!
ただし、お値段が悪し…ではなく高し(T_T)

そのため本場フランスのCotélac購入層は、30歳オーバーの(裕福な)マダムが多い印象です。大学院時代にお世話になったシルバーブロンドのマダム教授がCotélacを愛用していたっけ、、、似合っておられました。

年々価格が上昇しているようにも感じるCotélacのお洋服、セール以外ではとても手が出ないばかりか、ここ数年はOutlet(アウトレット)ページで半額以下になっている服の中から気に入ったものを探してたまにポチっとするだけで、ちょっと寂しいです。

レンヌに住んでいた時は、年に2回のセール初日に開店時からお店に足を運んで、お目当ての服や掘り出し物を見つけるのが楽しかったのになぁ〜


さて、しばらく前からOutletページで気になるジャケットがあり、定価の半額にはなっていたもののそれでもお高いので、どうしようかと悩んでいるうちに3ヶ月ほど経ったつい先日。あのジャケットはまだあるかなーと見に行ったところ、なんと、なんと、



アウトレットページの冬物が最大50%OFF、
アウトレットのアウトレット!?

しかもお目当てのジャケットがアウトレット価格の半額〜!これはもう迷わずポチしました。他にもうひとつ気になっていたトップスも半額の半額だったので、ああもう買うしかない。ついでに30ユーロになっていた黒いパンツもカートに入れました笑

この時点で興奮冷めやらぬ状態なわけですが、今日、フランスの端っこに届いた3点を手に取って試着したら、あまりに嬉しくてさらにテンション爆上がりしました!期待を超える肌触りの良さとデザインの良さと着心地の良さ、いやぁさすがCotélac。

7割引きにまで価格を下げられるということは、原価はそれ以下なのであり、私はアパレル業界の戦略にまんまと乗せられているのでしょうけど、メーカー側は商品を廃棄せずに済むし私は良いものを安く買えて満足だし、WinWinの関係ならば良いじゃありませんか。

Cotélacに限らずアウトレットのセールはアツいですね、
雨続きでどんよりした気分がにわかに上がりました↑↑

だからショッピングは楽しい…

2022年1月1日土曜日

明けました2022

Bonne année à toutes et à tous !



















明けましておめでとうございます☆
今年もどうぞよろしくお願いします。

大晦日は家族3人まったり家で過ごしましたが、いつも以上にやる気がなく、特別感があるディナーも年越し蕎麦もない「ふつう+α」な過ごし方でした。唯一年越し感を味わえたのは、日本の家族にLINEコールして両親や妹夫婦、かわいい姪っ子ちゃんたちの顔を見て話ができたことです。家族みんなが元気に新年を迎えられる、それだけでも嬉しいものですね。

2021年の大晦日ディナーはこちら。


ここ数ヶ月ハマってしょっちゅう作っているチャーシュー(と煮卵)丼です笑 ブルターニュは養豚がさかんなせいか、スーパーで肩ローストの塊肉がけっこうな頻度で安売りされているんですよねぇ。

これまでいろいろなレシピを試しましたが、1時間煮るだけという一番シンプルな「大勝軒のチャーシューレシピ」に落ち着きました。煮込み終わってすぐに食べるのではなく、冷蔵庫で一晩寝かせて冷やし固めたものを薄くスライスして熱々のごはんに乗せると、トロトロしっとりでより美味しく食べられます♩半熟ゆで卵をチャーシューの煮汁に浸けておくと煮卵ができるし、煮汁を温めて水溶き片栗粉でとろみをつければチャーシュー丼のタレに早変わり、なんとも優れモノです。

ちなみに、大晦日と元旦の午後は天気がいまいちだったので、家族3人でファミリー映画を観て過ごしました。何をチョイスしたかというと、

Maman, j'ai raté l'avion !
(ママン、飛行機に乗り遅れちゃったよ!)

これはフランス語のタイトルですが、原題は

Home Alone(ホームアローン)です笑

私たちの世代はもう何度も観ていますが、ユーゴは知らなかったのと、主人公のケヴィンがちょうどユーゴと同じくらいの歳なので面白いかな〜と。マコーレー・カルキン君は今や私と同じ歳のアラフォーなんですけどね(苦笑)ホームアローン時のマコーレーくん、久しぶりに見たけれど愛嬌たっぷりでなんてかわいいの…

薪ストーブに火を入れ、ワイン片手にフォアグラのカナッペをつまみながら、ぬくぬくのんびりホームアローン1&2を楽しんだ2日間でした。ユーゴはドジな泥棒2人組がケヴィンの仕掛けに次々と引っかかる様を見て大笑いしてました(^^;


さて、新学期と仕事始めはともに1月3日(月)からですが、待ち構えている仕事の多さに早くも気分が沈みがちです。一人で抱え込みすぎると焦りやストレスも募って心身ともに良くないし、家族にもつらくあたってしまいかねません。時間で区切ってスパっと切り上げるなり、手伝ってもらえそうな仕事はヘルプを頼むなりして、

自分を追い込まない

長期的かつ前向きに続けられる働き方を心がけようと思います。好きな仕事をずっと好きでい続けるためにも…新年の抱負としてはちょっと逃げ腰な感じですが、もっと自分や家族を労わる1年にしたいと思う2022年の初日です。

皆さんにとって健やかで笑顔あふれる1年となりますように(o^^o)