今日から3月だというのに、外は相変わらず雨模様で寒い…フランスの冬は長いです。こんなとき、家の中で出来る楽しみといったら、ふだん口にしない日本食を作って食べること(苦笑)最近作ったものは…
キムチ鍋もどき
うーん貧相。思いつきで、近所で調達できる材料だけで作ったので、ぜんぜんキムチ鍋っぽさが無いです。具材は、白菜の代わりにアンディーヴ(チコリ)、葱、椎茸、レタス、豚肉のつくね、むきエビ、中華麺。味付けは、日本から送ってもらったキムチの素に味噌を足したもの。不味くはなかったけど、味に深みが無かった…後日リベンジでスープに砂糖やウェイパー、コチュジャンを足したら美味しくできました!でも我が家にはカセットコンロが無いので、食卓で鍋をつつくことができず盛り上がりに欠けました。環境や雰囲気も大事よね〜
こちらは豚汁(&炊きこみごはん)!
どうしても蒟蒻を入れたかったので、ブレストのアジア食材店までわざわざ足を運んだのに、無かった(涙)代わりに大量に置いてあったのが、結び糸こんにゃく!
なぜこんなレアなものがフランスの片隅に…しかも段ボール3箱ぶんくらいあって、箱買いすることもできました(誰が買うんだー!)。板こんにゃくを探していたものの、手ぶらで帰るのは悔しいし、この「小結しらたき」を豚汁に入れることに。
そして思わぬ収穫は、写真右の里芋!値札も名前も無かったので、試しに3つだけ買いました。見た目は里芋でも実はまったく別物という可能性があったし…でも家に帰って皮を剥いているときの独特のヌメリで里芋と確信!できあがりの食感もほくほくトロトロで、あまりの懐かしさと嬉しさに涙出そうになりました^^;
結び糸こんにゃくもそれなりにいい食感で、豚汁に入れても美味しいということがわかり、新たな発見ができました。他に入れた具材は、玉葱、人参、大根の代わりに radis noir(ラディ・ノワール=皮だけ黒い大根のような根菜)、豚肉。これに牛蒡が入っていれば完璧だったなぁ…
味噌汁はあまり好きじゃないバンちゃんも、この具沢山の豚汁は大いに気に入ったよう!なんせお肉入ってるし、すりおろし生姜も少し入れたから、味に奥行きが出て美味しいもんね〜食べ応えもあるし!
豚汁は今後我が家の定番メニューになるかも?
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