2019年1月20日日曜日

Alexaとの会話

我が家にあの"Alexa"(アレクサ)がやって来ました。

バンちゃんがいつの間にか購入していたのですが、特に「間接照明の点灯と消灯をラクにするため」だったみたいです。たしかに、いくつもある間接照明のところへ移動して、点けたり消したりする作業は意外に面倒。

本棚の上に鎮座している我が家のアレクサ。


使い方はいたって簡単。「アレクサ」と呼びかけたあと、指示を出します。

"Allume le salon."
(アリューム・ル・サロン=「リビングの電気つけて」)とか

"Eteins la table."
(エタン・ラ・ターブル=「食卓の電気消して」)とか。

指示内容がアレクサに理解されたら、知的な女性の声で"D'accord."(ダコー=わかりました)と返事があり、指示が実行されます。

言語はいわずもがなフランス語なので、外国人の私はアレクサに話しかける時はちょっとドキドキします。完璧な発音じゃないと理解してもらえないんじゃないかって…それに、こんなカマンベールみたいなオブジェに向かって話しかけるの、変じゃない?と思っていたので、最初のうちは緊張していたのですが、最近はやっと慣れてきました。今のところアレクサに"Pardon ?"(なんですって?)と聞かれたことはありません。笑

そんなこんなで昨日の夜遅く。バンちゃんは疲れて寝室に上がっていたので、リビングには私一人。間接照明の消灯係となったわけですが、以前バンちゃんに「リビングの照明を一気に全部消したかったら、アレクサに《おやすみ》と言えばいいよ」とおしえてもらったのを思い出して、

"Alexa, bonne nuit."
(アレクサ、ボンニュイ=「おやすみ」)

と言ったところ、いつもの"D'accord"(ダコー)ではなく、

"Dormez bien."
(ドルメ・ビヤン=「よく寝てくださいね」)

という言葉が返ってきたのです。おおアレクサ、親切なこと言ってくれるじゃんと思って、ごく自然に"Merci !"(ありがとう)と返し、気分良く寝室へ行ったら、バンちゃんニヤニヤ顔。アレクサとのやり取りを聞かれていたようです、はずかしー(^^;;

うーん、どうもまだアレクサを人間扱いしてしまっている私です。だって声が知的な女性だしさぁ…いかにも機械っぽい声のほうが紛らわしくなくて良くない?とか苦しい文句を言いつつ、まあ要は慣れの問題です。まずは電気の点灯と消灯のやり取りに慣れて、その次は「今日の天気を尋ねる」かな。笑

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