2019年2月24日日曜日

まあまあのチェーン "DEL ARTE"

フランスのレストランチェーンはだいたい「不味い」です、しかも不味いうえに高い。日本の外食産業を見習え!って心底思います…

なのでバーガー以外のチェーン店には行きませんが、唯一2ヶ月に1回ぐらい行くのがイタリアンの"DEL ARTE"(デル・アルテ)。ピザが「まあまあ」美味しいので、無性にピザが食べたくなったらここに行きます。

我が家がひいきにしているのはGuipavas(ギパヴァ)店。IKEAがあるショッピングゾーンの中にあります。ここはBrest中心部のお店よりも美味しい(気がする)し、お店も明るく広々としているので気に入っています。店員さんも優しい♩

最近改装してちょっとオシャレになりました。中央には大きなオリーヴの木が鎮座。たぶんニセモノの木ですけど、オリーヴまわりの席はカップルにけっこう人気です。


こちらはメニュー。MANGEZ L'ITALIE(イタリアを食べなさい)、だそう。


最近よく食べるピザがこちら、Vesuvio(ヴェズュヴィオ)。

トマトソース、パプリカ、黒オリーヴ、メルゲズ、イタリアの辛いハム?、そして大好きな卵!とっても塩辛いので体に悪そうですが、たまーに食べると美味しいのです。

Guipavas店のピザは焼き加減が上手。カリッとふっくら、焦げすぎなし。ちなみにフランス人はピザをフォークとナイフで一口サイズに切ってお上品に食べます。手で食べたほうが断然美味しいと思うのですが、フランスのピザは生地が薄く、手で持ち上げると真ん中部分が具やソースの水分でベローンと垂れるので、ナイフとフォークのほうが食べやすいかと。こちらではパン生地っぽい厚めのピザはほとんど見かけません。

"DEL ARTE"はフランス全国にある(と思う)ので、どうしても他に適当なお店が見つからなければ入って良しですが、パスタだけは絶対注文しないほうがいいです。というのもほら、写真見てください。。。

一度だけ、どうしてもパスタが食べたくて、トマトソースのリングイネを注文したのですが、、、見るからに不味そうでしょ、麺が乾いてるでしょ。たぶん何時間も前に作ったのを温め直した感じです。ゆえにパスタの茹で加減はアルデンテをはるかに通り越して、もうのび放題。わかってはいたけど、やっぱり(T_T)

フランス人は基本的に「柔らかい食感」が大好きなのです。お肉も野菜も、麺類もしかり。パスタをアルデンテで提供しようものなら「生茹でだ!」と突っ返されることもあるらしいので、本場イタリア人シェフでもフランスでお店を開いたら泣く泣く「茹ですぎのパスタ」出すことになるのだとか。

それなのに、フランスの、しかもチェーン店のパスタがアルデンテなわけないか。。。血迷った。この日はどうしてもパスタの気分だったのですが、ピザにすればよかったと激しく後悔したのでした。最後に教訓↓

フランスのレストランではパスタを食べるべからず。

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