5月1日、ついに新元号「令和」がスタートしましたね。フランスのメディアでも前日、当日とこの話題が大きく取り上げられていましたよ。
初めて「れいわ」という言葉を耳にしたときは、音の響きがなんだかフワフワして頼りなく、だいぶ違和感を感じたものです。漢字の意味よりも「音」が気になってしまうというところが、職業病というやつなんでしょうかね。
それでも改元までの1ヶ月間で「れいわ」を聞いて話して書いて…と何度も繰り返しているうちに、だいぶ馴染んで愛着のようなものが湧いてきました。昨日から今日にかけて
平成もお世話になりました、令和もよろしく
っていう挨拶を同僚や家族友人との間で交わしたなぁ。平成という時代は長かったようであっという間に過ぎた気がします。平成の思い出は数え切れないほどありますが、日本では自然災害が多かったことも記憶に深く残っているので、令和の世はもう少し穏やかであればいいなと思います。
それこそ今日は新天皇さまが穏やかな笑顔で、皇居から赤坂御所へと向かう車から国民に手を振っていらっしゃった、東京。同じ日、地球の反対側にあるフランスではメーデーの祝日でした。Parisでは恒例の労働組合によるデモ行進が行われたのですが、昨年11月から続く「黄色いベスト運動」の過激派が混ざって機動隊と衝突し、催涙ガスの煙がモクモクと…平和な日本とのギャップに驚いた一日でした(- -;;
上皇さまがおっしゃるように、日本だけでなく世界の安寧も願ってやみません。フランス国内のゴタゴタはいつになったら収束するのやら。
大都市では荒れ模様の今日でしたが、西の端っこはいたって穏やかでした。
令和の時代はずっとここで暮らすのかしら、それとも別の場所に移住することもあるのかしら…?
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