Brestの新しい名所としてじわじわ人気を集めている、"Les Ateliers des Capucins"(レ ザトリエ・デ・カピュサン)。外観はこのような感じです。
かつては海軍の船舶部品やモーターを製造する工場だったこの巨大な建物と敷地をBrest市が買い取り、市民の憩いの場として大規模な再開発を行いました。
Brestの中心街(市役所などがある側)とは川を挟んで対岸にあるため、カピュサンへはロープウェーに乗って行くのが一番早いです。
2016年11月より運行がスタートしたBrestのロープウェー、フランスで初の「公共交通機関としての」ロープウェーなのです。バスやトラムと同じチケットで乗れるばかりか、ちょっとしたアトラクション気分を味わえるので、乗り物好きな男児にはたまらない〜♩
だだっ広いアトリエの中央部分には1万㎡にもおよぶ公共スペースがあります。
こちらではイベントや見本市が行われるのですが、何もない時は市民の憩いの場として開放されています。木のテーブルやベンチが置いてあるので、週末にはピクニックを楽しむ家族連れがちらほら。
天井はガラス張りになっているため曇りや雨の日でも明るく、温度は常に14℃以上に保たれているので、とても過ごしやすい空間です。
床は滑らかな素材でできているので、三輪車やキックボード、ローラースケートなどを楽しむにはもってこいの場所。ユーゴもこの日キックボード持参で訪れました。
縦横無尽に駆け回り、とても楽しめた様子。床はツルツルだし幅は広いし、雨の日も思いっきり遊べるし、体を動かしたい子供にはまさに天国です。
公共スペースの周辺は、メディア図書館やコワーキングスペース、オフィスやカフェやレストランなど、少しずつ設備が増えてきています。中でも気になったのは、こちらのボルダリングクラブ。
ふだん運動しない私ですが、ボルダリングは唯一やってみたいと思うスポーツなので、しばらく中を覗き込んでしまいました。受付の横にはカフェもあって、明るく広々として楽しそうだなぁ …
2階は子供用でしょうか。壁についている突起がいろいろな形をしていて、カラフルで可愛らしいです。
どんどん進化を続けるカピュサンのアトリエ。近々映画館もできるそうで、Brest市民が集う場所として認知されること間違いなしです。公共スペースといい図書館といいボルダリングといい、家の近所にあったら最高だなぁ…近くに住みたい、というのは叶わぬ夢ですが、これからもちょこちょこ足を運びたいと思います。
Brestにお越しの際は、ぜひカピュサンへ!
観光客目線でも十分楽しめます(o^^o)
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