2020年1月11日土曜日

やっと観れた「天気の子」

「君の名は。」で大ヒットした新海誠監督の次作「天気の子」がやっとフランスでも劇場公開されたので、さっそく観に行ってきました。

フランス語のタイトルは"Les Enfants du Temps"。

まんま直訳ですやーん、フランス人のエスプリでもう一工夫できなかったのでしょうかね(^^;;まあ日本語のタイトル「天気の子」を初めて耳にした時も「え?」と思ったので、おあいこですかね。

ちなみに英語版は"Weathering with you"、「君と一緒に困難を乗り越える」といった意味があるそうで、ステキ。フランス語には気象用語でそういった意味の動詞がなかったから、やむなく日本語タイトルの直訳になったのかしら?

さて、日本映画なのだからもちろん日本語で観たいと思って調べたところ、どの映画館も夜8時以降にたった1回の上映しかない(T_T) というのも、フランスの映画館では外国の映画でさえ「フランス語吹き替え版」が主流で、オリジナル音声で字幕付きは需要が少ないのです。フランス人は俳優の生声を聴きながら映画を観たいと思わないのかねぇ。

日本の映画は日本語で、日本人と観るのが一番でしょという意見なので、バンちゃんにお許しをもらってMお姉さまとKさんと行ってきました。このメンバーで夜お出かけするのは初めてだったので、新鮮で嬉しかったです♩

「天気の子」を観た感想は…ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、一言にまとめるならば「映画館の大スクリーンで観てよかった」。とにかく映像が緻密で鮮やかで、かつ透明感もあって、素晴らしいの一言。東京の混雑した街がこれでもかと細部まで再現されていて、徹底したリアリティの追求ぶりに圧倒されました。

話の内容は「君の名は。」よりシンプルでわかりやすいので、ユーゴも連れて行けたかもしれないなとちょっぴり後悔。とはいえ日本に古来から伝わる神話、慣習、現代の異常気象など様々な要素が絡んでいて、単なる高校生のラブストーリーではないという点で大人も色々考えさせられます。

話の流れや場面にマッチしたRADWIMPSの挿入歌も涙腺を緩ませますねぇ…「愛にできることはまだあるかい」は事前にDLして聴いていたのですが、劇中で挿入されている部分を観て「なるほど」と納得しました。

3人とも大満足で映画館を出た後、このまま帰るのも寂しいのでお茶しようということになり、そこから2時間ほどおしゃべり。映画の感想から懐かしのアニメ、好きな俳優やお笑い芸人まで思う存分話して笑って、良いリフレッシュになりました♩

たまには夜集まるのもいいねという話になったので、年に何回かは映画やごはんに行く機会を持てたらいいなと思います。ふだんそれぞれ仕事や家のことに追われているので、日本語でわーっと話すデトックスは大事(o^^o)

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