我が息子のユーゴは現在小学2年生ですが、1年生の時同様に毎日宿題があります。
(※小1の宿題についてはこちらをクリック)
基本的にはこんな内容です。
・本の音読(1〜2ページ)
・ポエムの暗記(不定期)
・単語の書き取り(5〜6個)
・算数の復習
去年は私が宿題に付き合うこともあったのですが、今年は学校の仕事が忙しく、ユーゴを迎えに行って帰宅した後も夕飯の支度ギリギリまで残業することが多いので、今や宿題は9割以上パパの担当です(^^;;
私は夕飯の支度や後片付けをしながら二人の様子に耳を傾けているのですが、先日の宿題は「ついに来たか!」という内容でした。それは…
動詞とはなんぞや。
おおお、ついに「文法」を習い始めているのね。ネイティヴの子供たちは幼少の頃から文法を意識せずに使っているので、「動詞」やら「活用」やらの概念をどう捉えて理解するのか、非ネイティヴのフランス語講師としては興味津々で耳がダンボです笑
この日は「フレーズの中にある動詞をどうやって見分けるか?」という問いに対し、クラスで習ったことをユーゴがパパに話していました。それによると、同じフレーズを「他の時制」で言い換えた時、変化する言葉が動詞だというのです。例えば、
Je finis mes devoirs.
(宿題を終わらせる)
という現在形のフレーズを未来形(単純未来)に書き換えると、
Je finirai mes devoirs.
となり、現在形の文における"finis"だけが未来形では"finirai"に変化しています。だから動詞は"finis"または"finirai"ということになるんだそう。ほほ〜
「動詞がどれかを知るには時制を変えてみればいい」なんて、非ネイティヴにはとてもできない芸当です。基本動詞の現在形から活用を少しずつ覚えて、過去、未来へと使える時制の数を増やして…と学んで行くので、ネイティヴの子たちとは辿る道が真逆で面白い!
かくいう私は言わずもがな日本語ネイティヴですが、小学1〜2年生の頃にどうやって日本語の文法を学んだのだろう?そもそも、動詞や名詞といった文法用語に出会ったのはもっと後のような気がします。
これからも「文法教育@フランスの小学校」を垣間見れるのが楽しみです♩
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