2020年4月11日土曜日

お店のコロナ対策@フランスの端っこ

引きこもり生活中、週に1回だけ日用品と食料の買い出しにスーパーへ行きます。金曜の昼休憩後と決めていて、コロナ前は土曜に行っていたのですが、今の時期は人が少なそうな平日の午後早い時間がいいかなと。

フランスの西の端っこ、人口密度の低い小さな田舎町なので、スーパーなど商店のコロナ対策は大都市よりはだいぶ緩いです。まず、入場制限が無いのは嬉しいところ。

店内で商品の補充をしている人も、レジ員も、マスク装着率は半分以下です。半ば諦めているのかさほど気にしていないのか、店員同士大きな声でおしゃべりしながら仕事していたりして、むしろ客の方が肩身狭く無言でせかせかと動いている感じです。

レジには一応、客とレジ員を仕切るアクリル板が設置され、客同士は最低1メートルの間隔を空けて列に並ばないといけません。

日本では「ソーシャルディスタンス」なんてかっこいい(けど子供とお年寄りにはわかりにくい)名前で呼ばれていますが、フランス語では

La distance de sécurité 

といいます。ラ・ディスタンス・ドゥ・セキュリテと読み、「安全距離」という意味ですね。以前から「車間距離」を表す言葉として使われていますが、今や気をつけるべきは「人間間距離」なのよね…

さて、今日久しぶりに立ち寄ったBIO(オーガニック)の食料品店では、レジ前の床に1m間隔でガムテが貼ってありました。

ただ、前のマダムがテープの上に立っていなかったので、後ろの私は微妙に距離が取りづらかったんですけどね…こちらのお店のアクリル板はスーパーのより大きくて頑丈でした。レジのムッシューはマスク姿でしたが、蒸れたり痒くなったりするのか、時々片耳を外してました(意味なーい^^;;)

このお店では「生」という字がでかでかとプリントされたビールが安くなっていたので、味見がてら買ってみました。オランダの業者が作っているそうで、生と書いて「イキ」と読ませています。緑茶ベースのビールで生姜と柚子風味、楽しみ〜♩

最近夏並みに気温が高く天気も良いので、引きこもり中とはいえ冷たくシュワシュワした飲み物が欲しくなりますね。さっそく柚子のほうを味見してみたのですが…何度口に含んでも柚子の風味はほとんど感じられず、緑茶の気配もゼロに等しく…残念。

柚子も緑茶も感じなかったので、結果ほぼ普通のビールだった「生」(iki)ですが、口当たりさっぱりなおかげで餃子との相性は良かったのでした笑


冷凍餃子の皮は残りあと1パック。お店はBrestにあって当分買いに行けそうにないから、次の餃子は1ヶ月ぐらいは待たないといけないかな…アジア食材の消費ペースは今の時期慎重になりますね。

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