2021年8月18日水曜日

Auvergne紀行2021夏 ④おいしいもの

 今夏のプチバカンス@Auvergne(オーヴェルニュ)、最後のテーマは「おいしいもの」ということで、食べ物の写真を紹介します。

といっても、コロナ禍だしワクチンはまだ1回しか接種していない状況だったので、レストランで楽しく外食という気分にはなれず…オーヴェルニュの郷土料理はいっさい口にしておりません(涙)キッチンつきの宿を借りたので、夜は簡単に自炊するか近くのイタリアンでピザをお持ち帰りして済ませました。

それでも数枚は食べ(られる)物の写真を撮ったので並べますね。

まずはオーヴェルニュ産のチーズで全国的にも有名、そしてバンちゃんの大好物でもある、Saint Nectaire(サンネクテール)です!


ええと、乳製品嫌いな私は味のコメントがいっさいできないのですが、おそらくセミハードタイプ?でまろやかな味だと思われます。この写真はチーズ専門店で撮ったものですが、1kgあたり15ユーロぐらいでした。同じものが他のザ・観光客向けのお店では25ユーロもしたので、観光地はやっぱり恐ろしい、、、と思ったものです。

欲しいぶんだけカットしてもらう計り売りで、バンちゃんは宿で毎晩パンと一緒に食しておりました。本場のサンネクテールはやっぱり違う?と聞いたところ、期待したほどの違いは特に感じなかったそう(苦笑)

続きまして、チーズと並ぶオーヴェルニュの名物は、生ハム(Jambon cru)!

こちらはザ・観光地のハム屋さんの店頭。これでもかと生ハムが並んでいて、どれも大きな塊が真空パックで売られています。塊だからか、ひとつの値段がべらぼうに高いー!薄切りで買いたかったのに、しかもこんなに食べられないし。

地元民が通うお肉屋さんに行けばスライスで買えたかもしれませんが、残念ながら宿の近くにはそういったお店がなく、今回は泣く泣く諦めました。おまけにバンちゃん、オーヴェルニュの生ハムは塩気が強いからあんまり好きじゃないとか言うし〜

最後の3枚は、同じ果物というか木の実繋がりです。なんの実かわかりますか?


これはブルーベリー(Myrtilles ミルティーユ)です。山の高いところに自生していて、この写真はハイキングの途中で撮ったもの。野生のブルーベリー、実は初めて見た気がします。味見はしていないですが、ブルーベリーは個人的にはかなり好きです。

オーヴェルニュではたくさん採れるのか、パン屋さんに行くと必ずブルーベリーを使ったスイーツを見かけるので、いくつか味見しました。一番気に入ったのは、こちらのタルト。


つやつやして綺麗〜♩程よく酸味があって、カスタードクリームやアーモンド生地は重くなく甘すぎず、爽やかでペロッと食べられる美味しさでした。

そして別の日に食べたのが、Pompe(ポンプ)という名の郷土菓子?(写真左下)


ブルーベリーのペーストをパイ生地で包んだ平たい焼き菓子で、オーソドックスな「ポンプ」はリンゴのコンポート入りでした。写真で見てもわかるように、けっこうしっかりしたペーストで舌触りはちょっと重ため。それでも甘さは控えめでブルーベリーの酸味がしっかり感じられ、上にふりかけてある砂糖と合わさってちょうど良いぐらいの甘さでした。

ちなみに写真右上のお菓子は「Mystérieux」(ミステリユー不思議な)という名前が気になって買ったもの。焼きメレンゲの二段重ねをコーヒー風味のバタークリームで包み、スライスアーモンドでコーティングしてあります。香ばしくて美味しかったけれど、メレンゲが激甘でした(苦笑)ひとつを3人で分けましたが、3分の1で十分の量でした。

というわけで「食」に関してはかなり不満が残る今回の旅でしたが、まあ最初からわかっていたことなので仕方なし。コロナが終わっていつかまた訪れることができたら、現地で評判のレストランでお食事したいものです…

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