秋の一泊旅行、宿はサン・マロ(Saint Malo)の西隣にあるカジノや別荘地のイメージが強いディナール(Dinard)という街に取りました。
バンちゃんがテレビかなにかで街の様子を見て感じが良さそうだったのと、リッチなバカンス客たちが集まるところには「良い宿」があるだろう、という安易な考えで行き先をディナールに決めたのでした。
というのも今回の旅は「良い旅館に一泊温泉旅行」みたいな目的があって、ふだんは泊まらないようなちょっとグレードの高いホテルで非日常を味わってみたかったのです。
そこでオーシャンビューの、豪華な朝食つきの、3人部屋があるホテルを探した結果、とってもベタなリゾートホテルに落ち着いてしまいました(^^;;
Novotel Thalassa Dinard
(ノヴォテル・タラサ・ディナール)
ホテル、庭、そして海!という海の近さ。ディナールの街と、その奥にはサンマロの城壁都市も見渡せます。
ノヴォテル(Novotel)というのはフランスのホテルチェーンですが、こちらにはThalassa(タラサ)というワードが入っているだけあり、タラソテラピーや海水プール、スパつきという点でリゾート感アップです。宿泊客はプール、スパ、ジムなどの屋内施設を無料で利用することができ、部屋には水着の上から羽織れるバスローブやビーチサンダルが置いてあります。
そういうのにはまったく興味がないバンちゃんですが、私はスパぐらいは行ってみたいと密かに楽しみにしていました、、、が、なんとも運の悪いことに「あの日」が前倒しで来てしまい、しかも当日が「多い日」だったので、バスローブ姿で館内を闊歩する人たちを横目に泣く泣く諦めたのでした(T_T)綺麗に折りたたまれたままのバスローブ、このホテルに一体なにをしに行ったのでしょう(苦笑)
まあでも、私たちなりに施設を満喫したつもりです。ホテルの一角にビリヤードと卓球台が置いてある部屋があったので、貸切状態で遊びました♩(他のお客さんたちはプールやらスパやらで忙しいので笑)
他にも広い館内には寛げるおしゃれな空間がちらほらと。
きわめつけは視界いっぱいに広がる海を眺めながらの朝食ビュッフェ♩
瓶に入っているのはカットフルーツで、私はピンクグレープフルーツにしました。パンは種類が豊富でワッフルやパウンドケーキも美味しく、ジャムやヨーグルトは可能な限りブルターニュ産にこだわっていました。
フランス人はもっぱら朝食には「甘いもの」(パン、フルーツ、ヨーグルトなど)しか食べませんが、こちらのホテルは規模が大きく海外からの宿泊客も多いためか、ベーコンやスクランブルエッグ、チーズなど「塩系」もいろいろ置いてありました。イギリスの朝食に欠かせない?ベイクドビーンズ(大豆に似た白い豆のトマト煮)もあったので、懐かしくなって久しぶりにちょっと食べてみました。
ユーゴは好きなものだけを少しずつ、何回もおかわりしました笑
そしてこのホテルの朝食ビュッフェで一番驚いたのは、山積みにされた生牡蠣!いくら牡蠣の養殖がさかんな地域とはいえ、朝から生牡蠣はさすがに無理、、、と手を出しませんでしたが、けっこうな人気で減りが早かったです笑
一泊はあっという間だし、スパにも行けなかったし、せっかくのリゾートホテルを隅々まで満喫できなかったのは心残りでしたが、それでも非日常感はバッチリ味わえました。でもこういうところは女同士のほうが楽しめそうかな、、、いつかMお姉さまを誘ってみようかしら。
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