2022年2月28日月曜日

久しぶりのOFF日とC.Chocolatのスイーツ

今年の2月28日は息子のユーゴにとって待ち遠しい1日でした。初めての修学旅行、しかも5日間!コロナ禍で直前まで決行できるか心配でしたが無事に上からの許可が降り、今朝大型バスに乗って旅立って行きました…

朝4時に!

目的地がボルドーより先の「Périgord ペリゴール地方」ということで、遠いから早朝に出発すべきなのは理解できるけれど、集合時間が3時半って、なんて中途半端な時刻(涙)

ユーゴは無理やり寝かしつつ、私は最後の荷物チェックにバスの中で食べる朝食とランチの用意にいろいろやることがあったので、前夜から寝ずに準備しました。そのためユーゴを送ってから帰宅して就寝したのが4時過ぎ。これはさすがに仕事するのはしんどいと判断し、久しぶりのOFF日とすることに。平日に休みで、しかもユーゴがいないOFF日は何ヶ月ぶりだろう。

昼前に起きたものの家にいてはもったいなさすぎるので、Mお姉さまをランチに誘ってこれまた数ヶ月ぶりにBrestへひとっ走り行ってきました。向かったお店はやっぱり、

Thaï Phuket(タイ・プーケット)



今回は鶏のカシューナッツ炒めにしました。一度揚げてから炒めるという手間、家庭ではとてもできない…甘辛味でおいしゅうございました♩

デザートはお姉さまが「C.Chocolat(セー・ショコラ)」のスイーツをご馳走してくれました。生菓子があるとは知らなかった!


左上から時計回りに、蕎麦のタルト、レモンタルト(Tarte au citron)、パリ・ブレスト、チョコムースのタルト。綺麗で艶やかで、味のほうも期待できそうなビジュアルです。

C.Chocolatはブレストで生まれたショコラティエで、私のブログによく登場する Histoire de chocolatの良きライバル?店です。どちらのチョコがブレストで一番美味しいかという問いには、ブレスト市民で意見がパッカリと分かれますが、両方とも美味しいということで笑

写真にある4つのうち蕎麦のタルト以外を味見しましたが、見た目の期待を裏切らない繊細かつ濃厚なお味でした♩ショコラティエのスイーツだけあり、特にチョコレートムースがカカオの風味豊かで美味しかったです。レモンタルトのクリームは酸味控えめでまろやか、パリ・ブレストのプラリネクリームは滑らかで、中に潜んでいるプラリネペーストが香ばしくほんのりした苦味もあって気に入りました(o^^o)

素敵な和食器に移し替えてもらうとより一層美味しそうに見えますね〜

この後は一人で街ブラし、気になるお店に気ままに入って試着したり買い物したり。時間を気にせず飽きるまで居られるのはなんと気分の良いことか!ユーゴが中学生になったら学校の送り迎えは不要になるので、あと1年半の辛抱です。

そういえば修学旅行、事故やケガ無く、クラスターも発生せず、楽しい思い出をたくさん作って無事に帰って来れますように。

2022年2月14日月曜日

青いパン屋のバレンタインデニッシュ




















2月14日、バレンタインデー当日。

近所の「青いパン屋」ことLa Maison du boulanger(パン職人の家)にお昼のパンを買いに行ったバンちゃんが持ち帰ってきた、ハート型のデニッシュ。中にはフランボワーズのコンポートがたっぷり。

可愛らしいけど酸味が強そう、、、と思っていたのですが、口に運ぶとあらびっくり。予想以上にまろやかで優しい酸味。それもそのはず、コンポートの下に潜んでいたカスタードクリームが良い仕事をしていました♩デニッシュ生地は安定の香ばしさです。

一人一個は多いよね〜なんて言いながらひとつのハートを真っ二つにして(縁起悪っ!)半分ずつ食べたのですが、あまりの美味しさと食べやすさで速攻二つめも胃袋に収まったのでした笑 最初から一個ずつ食べたらよかったのにね、まあ半分ずつのほうが食べやすかったということで。

年中売ってくれたらいいのに〜と思うほどの美味しさでした(o^^o)

2022年2月13日日曜日

早めに近場でバレンタイン

久しぶりの更新です。昨年末から仕事が猛烈に忙しいのと、感染力が強いオミクロン株はフランスの端っこにも忍び寄ってきたので、家からなかなか出られず。

ユーゴは何度か濃厚接触者になったものの幸い陽性反応が出ることはなく、一家3人感染の心配から免れ無事ですが、なんせ周りの感染状況がすごいので、友達はおろか親戚に会いに行くことも気が引ける今日この頃ですよね。

仕事と学校の送り迎えと食料品の買い出ししかしていないここ数ヶ月、ブログのネタになるような出来事は起こるはずもなく(苦笑)前回の更新から3週間以上経ってしまい、気づけば2月も半ば…といえば、バレンタインデー。

前回の記事で、近所に「青いパン屋」プロデュースのショコラティエが開店したとお知らせしましたが、バレンタインといえば(日本人の私にとってはやっぱり)チョコレートなので、バンちゃんにお願いして当日を待たず買ってきてもらいました♩

すでに半分近く食べたので穴が目立ちますが (^^;


バレンタインデー直前ということで、ハート形のチョコ(フランボワーズ味)のおみやげがついてきました♥

こちらの紙に載っているフレーバーは全部味見しましたが、どれも美味しいです!バンちゃんが唯一顔をしかめたのは、ABER(アベール)という名前の「海藻入り」ガナッシュチョコ。(写真の左から2列め、下から2番め)。"Goüt iodé(グ・イオデ)"とあるのですが「磯の風味」といった意味です。海苔っぽい風味をほのかに、いやわりと強烈に感じるので、海藻大好きな私は平気ですが、慣れていないフランス人にとってはクセが強すぎるかもしれません。

ABER以外はどれもおすすめ、特にプラリネチョコにはどれも微量の塩が入っているのでより「ナッツ感」を楽しめます。ピーカンナッツとココナツのプラリネがお気に入りです♩ガナッシュでは一番右上のVIERGE(ヴィエルジュ)が好きで、レモンバジル、柚子マンダリン、フレッシュミント、パッションなどの酸味系、トンカやバニラ、キャラメルなどの優しいフレーバーも美味しいです。

今回は40個入りを買ったのに、バレンタインデー当日を待たず食べ終わってしまいそうな予感(苦笑)「ちょっと、食べすぎ!」とバンちゃんにたしなめられるのですが、いいじゃないの、欲しい時に食べるのが一番の喜びじゃないの〜