2019年4月18日木曜日

【続】ノートルダムが…

Parisのシンボル、ノートルダム大聖堂で火災が発生して早3日。鎮火には15時間ほどもかかったようですが、「白い貴婦人」と呼ばれる正面の建物は幸い無事でした。

「カジモドが守ってくれたんですね」、と呟く優しい同僚のSちゃん。

このイラスト、SNSで広く拡散されましたよね。

もちろんカジモドは架空の人物だし、ノートルダムを実際に守ってくれたのは消防隊の皆さんなんですが…この特別な建物にはどうしてもカジモド的な、神秘的な何かが宿っているように思ってしまいます。

今回の火災では甚大な被害が出たとはいえ、犠牲者はゼロ、白い貴婦人は焼け残り、中の文化財もほとんどすべて無事に運び出されたので、不幸中の幸いだったといえるのでしょうか。でもいまだに、あの大聖堂が炎と煙に包まれたという事実は受け入れがたく、深い悲しみをおぼえます。

日本人にとって、ノートルダム大聖堂級に国民から愛されている建物、火災が起きたら胸が締めつけられる思いがする建物ってなんでしょうか。奈良の東大寺とか、京都の金閣寺かなぁ…でもフランス人がノートルダムに寄せる愛着や親しみとはちょっと違うような気がします。

熊本人にとってなら、ノートルダム級の建物はもちろん熊本城と断言できるけどね。

熊本地震の3日前に撮った熊本城。

どちらも修復には長い歳月がかかると思いますが、一日も早い再建を祈るばかりです。本当はもっといろいろ書きたいけれど、今週は特に仕事が忙しくて頭が回らない…詳しくはうちの学校が運営しているフランス情報サイトの関連記事をご覧ください。

「パリ ノートルダム大聖堂で大規模な火災 尖塔が崩落」
https://info.ensemblefr.com/news-388.html

「ノートルダム大聖堂「5年で再建」マクロン大統領が国民に向けメッセージ 」
https://info.ensemblefr.com/news-389.html

0 件のコメント:

コメントを投稿