2020年2月12日水曜日

Qui est-ce ?(キエス)というゲーム

病み上がりでまだ咳が出るユーゴ、学校を休んでいる間はずーっと家にいたので、暇つぶしにボードゲーム(フランス語では jeu de société)をよくやりました。

最近のお気に入りはこれ、
"Qui est-ce ?"(キエス?=それは誰?)

"Le célèbre jeu de déduction"(有名な消去型ゲーム)と書いてありますが、どういうゲームなんでしょう?

まず、これは2人で行う対戦型のゲームです。各自24人のイラストが描かれたパネル付きのボード(赤と青)を自分のほうに向けます。相手側のイラストはもちろん見えません。

24枚のカードから1枚を引きます。裏に人物のイラストが描いてあります。

イラストを自分のほうに向け、ボードの右下に差し込みます。

相手が引いたカードに描いてある人物の名前を先に当てた方が勝ちですが、そのために人物の身体的な特徴について「交互に1つずつ」質問をしていきます。しかも"Oui"か"Non"で答えられるシンプルな質問であることが条件です。

最初の質問として鉄板なのは、

"Est-ce que ton personnage est un homme/une femme ?"
(君の人物は男性 /女性?)

相手の返事を待ち、当てはまらないパネルをすべて前に倒します。

他にも

「眼鏡をかけているか」
Est-ce que ton personnage porte des lunettes ?

「帽子をかぶっているか」
Est-ce que ton personnage porte un chapeau ?

「髪の毛を結んでいるか」
Est-ce que ton personnage a des cheveux attachés ?

「目の色は青か」
Est-ce que ton personnage a des yeux bleus ?

といった細かい質問を投げかけ、消去法で相手の人物候補を絞り込んでいきます。最後のほうは質問内容が勝敗を大きく左右するので、慎重に考えなければならないシーンもあったりして、大人でもなかなか楽しめます。

ユーゴはゲーム中もオールフランス語で話しますが、私はここぞとばかりにオール日本語で質問します。理解しても返ってくる返事は「ノン!」「ウィ!」だけどね…もっと日本語使ってくれないかなぁ(- -;;めげないぞ。

さすが多人種の国フランス、人物の特徴はバラエティに富んでおります。

でもなぁ、イラストのクオリティがいまいちなのよね。日本と比べて人の顔が妙にリアルというか、可愛げがなくて癒されない。右下のSylvainなんて顎がしゃくれてるし目が飛び出そうになってて若干怖い…

イラストは大いに改善の余地ありですが、ゲーム自体はシンプルで楽しいです♩フランス語学習者も基礎知識があれば遊べるので、短いフレーズのやり取りやアウトプットのツールとしても役立ちそうですね(o^^o)

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