2021年の「抱負(les bonnes résolutions)」のメインとして、
外国人フランス語学習者も、読解力の強化にはル・モンドの記事を読むのが一番良いとよく言われます。なぜって、日常生活ではあまり見かけない単語がバンバン使われていてボキャブラリーが鍛われるからです。
そう、今年の目標は
毎朝ひとつ記事を読みながら、意味は推測できるけど正確な和訳や同義語を知りたいときは、単語や文を抜き出してGoogleドキュメントに書き溜めています。例えば、フランス滞在中にコロナウイルスに罹って入院したアイルランド人男性についての描写では、2つの短い文の中に3つも知らない単語があって焦りました。
Charles observe placidement les soignants qui s’affairent autour de lui.
Un peu engoncé dans sa blouse d’hôpital, cet Irlandais massif a ressenti les premiers symptômes il y a une dizaine de jours.
- placidement : calmement, paisiblement 穏やかに
- s’affairer : s’occuper activement 積極的に世話する、対応する
- engoncé : boudiné (serré dans un vêtement étroit) きつきつ、パンパン
あとは、もう何回も「inéluctable(避けられない)」という形容詞を見かけたのですが、「避けなれない」なら「inévitable」でいいじゃんと思ってしまう(苦笑)それでも、以前は知らなかった単語でも何度も目にしているうちに意味をおぼえてしまうものなので、これぞ求めていたトレーニング。ありがとうございます、ル・モンド様。
「まいあさル・モンド」を始めてまだ1ヶ月も経っていないですが、3日坊主はとうにクリアしているので、このまま3ヶ月、半年、1年と続けられたらいいなと思います。その頃にはコロナ関連の話題には詳しくなっているかも?
コロナ以外の明るいニュースがもっと増えてほしいものです(T_T)