2018年1月31日水曜日

After Eightの冷たいデザート

この前久しぶりに食べたミントチョコAfter Eight、そのデザート版をスーパーで発見して気になっていたので、思い切って買ってみました。

※その時の記事はこちら


じゃーん、4個入りで1,7ユーロぐらいです。300円以下ってことだから安いね。

蓋のデザインはこんな感じ(左)で、蓋を開けるとこんな感じ(右)。
チョコレートとミントの層が半々ぐらいです。

見た目はとろーっとしていますが、スプーンを入れてみると意外にかため。下から掬うとこんな風に、ブリンっとして弾力がありそう。あまり好きじゃない食感かも。。。

恐る恐る口に入れたところ、幸いブリンブリン食感ではなく、口の中でゆっくり溶けていきます。味はもうAfter Eightそのまま(笑)チョコレートの風味も濃厚だし、悪くない。これは4個全部食べられそう(激マズだったら捨てるのも覚悟だったので ^^;)。

チョコミント好きならたぶん美味しいと感じると思うけれど、「チョコ>ミントクリーム」の割合がベストかも。これが逆だとミントの香りが強すぎてちょっとキツく感じます。だから製造側もチョコとミントの量を半々ぐらいにしたのかな。プリンとカラメルソースの割合(9:1とか?)と同じだったら多分、不味く感じたと思います。

というわけで、デザート版After Eight食べてみました!リピートするかどうかは…家にまだ元祖After Eightがいっぱい残っているので、今のところチョコミント味は間に合っていますが、1年に1回ぐらいは食べたくなるかも?冷たいデザートだしミントで口の中がスーッとするので、寒い冬より夏に食べるのがおすすめです。

2018年1月29日月曜日

雨の日の買い物と優しいFinistère県民

「Bretagneは雨が多い」というのは、外部の人が持っているブルターニュのイメージであって決めつけであって、決してそんなことはない!と声を大にして言いたいけれど、でも悔しいかな冬は雨が多いです。特に今期は雨に風に嵐に…丸一日晴れている日なんてあったかなと首を傾げてしまうほど。

こうも天気が悪いと、買い物に行くのも億劫です。こちらの人は日用品の買い物に行く時、だいたい1週間に1回大型スーパーで大量まとめ買いします。我が家も基本はそうで、しかもバンちゃんはスーパーが大嫌いなので、私一人で行くか、ユーゴを連れて行くかの二者択一です。

最寄りのスーパーはブルトン人御用達のLeclerc(ルクレール)ですが、Lannilis店は駐車場に屋根が無い!ほら!

そのせいで、買い物に行く予定の日に大雨が降っている場合、カートの中の商品と自分が雨に濡れるのが嫌で、少々遠くても駐車場に屋根がついているスーパーに行ってしまう今日この頃。こちらの人は雨に降られても気にしない人が多いですが、私みたいなタイプも少しはいるはず。雨が多い地方に(とついに自分で言ってしまっている)スーパーを建てるなら、屋根付き駐車場は必須ですよ、社長さん!

先日も、さーて買い物に行くかーと思ったら、外はどしゃ降りの雨(涙)ユーゴも連れて行く予定だったので一層雨に濡れたくなく、ルクレールを諦め、屋根付き駐車場がある車で15分ほどのスーパーに行きました。案の定、屋根下かつ入り口近くは車でいっぱい。私もなるべく入り口の近くに駐めたかったので、満車のレーンに入り、買い物を終えて荷物をトランクに積み込んでいる一家の後ろでウィンカーを出して待機していました。

すると、奥の方から一人の男性が私のほうへ手を上げながら歩いてきて、「この場所空いてるよ、こっちこっち!」という風に空いているスペースを指差し、軽く誘導までしてくれたんです。なんとまぁ、優しい〜!

でも、こんな風に親切にしてもらったのはこれが初めてではなく、かれこれ3回目ぐらい。最初は何か悪いことでもしたのかと思ってビクビクしましたが、空いている場所をおしえてくれているとわかって、なんと嬉しかったことか。以前住んでいたRennesはおろか、日本でもそんな親切を受けたことはなかったので、Finistèreフィニステール県民ってやっぱり優しいなぁとほっこりします(o^^o)

2018年1月26日金曜日

冬のセールでWAY by IKKS

1月10日からスタートした冬のSoldes(ソルド=セール)、最近のありえない悪天候のために「お店」へはまだ一度も足を運んでおりません。でもEshopなら家にいてもセール参戦できる〜♪というわけで、前から狙っていたIKKSを半額でGET!

パラパラ雨が多いBretagneでは必須のフードつき、かつカジュアルなものを探していたので、家にいながらいいお買い物ができたのは満足♪( ´▽`)

さてこのIKKSと書いて「イカカエス」と読むフランスのブランド、今年でなんと30周年らしいです(B'zと一緒だ!)。黒地に白でIKKSのシックな看板にシックなお店、なんとなーく入りづらくて、つい2年ほど前までノータッチのブランドでした。

が、2年前にAmazonで一目惚れして買ったユーゴの靴がたまたまIKKSだったことから気になり始め、今ではオフィシャルサイトをチェックしたりBrest店にも時々立ち寄ったり、最近は一番好きなブランドと言っても過言ではないくらい。

※ユーゴに買ったIKKSの靴についての記事はこちらをクリック。

ベースの色やデザインは渋いのですが、細部の装飾がいい感じに主張していて、とにかく「ツボ」なお洋服がたくさんなのです。ありますよね、ブランドと自分の好みの相性?みたいなものが。長年好きなところはいつ見に行ってもツボに入る服がある、という感じ。

でもねぇ、IKKSは定価が可愛くないのが玉に瑕。セール以外では手が出ません(涙)アウターは軽く400ユーロ近くするので、セールになったとしても試着ができないEshopでは気軽にポチできない…と迷っていたところで「WAY」というラインを発見。

WAY= We Are Young の略で(アラフォーには恥ずかしいメッセージ)、10〜18歳のティーンを対象にしているらしく、どれどれと思って見に行ったところ…さすが渋いIKKS、大人でも着れそうな服がちらほら!しかも定価がレディスと比べて安め!

ただここで問題なのがサイズ。WAYの表記は「10 歳、12歳、S、M、L」となっていて微妙にわかりにくい(ー ー;)ふだんレディスのXSを着ているチビッコの私、じゃあSの手前にある「12歳」がXSなんじゃないの?と思い、一か八かで12歳サイズを初めてポチしてみました!…というのが実は去年の12月。アウトレットで60%OFFになっていたWAYのチェスターコートを買ってみたのです。


届いたコートを着てみたらもう、笑えるほどピッタリで、これは12歳イケる!と味をしめ、冬のセールでポチしたフードつきコートもWAYの12歳用(笑)こちらもサイズピッタリで、またしても鏡の前で笑いました。中に取り外し可能な黒い薄手のダウンコートが入っていて、一枚でも着れる優れモノ!背中に「LOVE IS BACK」っていうモコモコのワッペンがついているのがちょっと恥ずかしいけど、遠目からじゃわからんわからん 。

というわけで、今期の冬に買ったコート2着はどちらも言ってみれば「子供服」なわけですが、大人でも着れるデザインでサイズが合えばいいのよ!と開き直ってます(´∀`; )中学1年生ぐらいから身長も体重もストップしているMiworld、160㎝の大台に乗れず悲しんだ時期もありましたが、かわいくてリーズナブルな子ども服が着れてお得?と思えば、チビッコ体型も捨てたもんじゃないですね。笑

2018年1月24日水曜日

ポケモンGETだぜ〜!

ピカチュウのフェーヴ(≧∇≦)❤︎

Leclerc(ルクレール)のガレット・デ・ロワ、
2個目に入ってました。

※ルクレールのガレットについての記事はこちらをクリック。

もうすぐ1月も終わりです、
ガレットあと1個食べようかどうか…

2018年1月22日月曜日

突然の別れと、後悔と、感謝

今朝仕事をしていたらメッセンジャーの着信音が鳴りました。誰かと思って見たら、Rennesでホームステイをさせてもらっていたご夫婦の次男(で友人)。ふだん滅多に連絡を取らないので何だろうと思ったら、

「知らせたいことがある」と。

その後10秒ぐらい間が空いたので、悪い予感がして身構えました。そうして固唾を飲んで待った次のメッセージに衝撃を受けました。

彼のお父さんで、私のホストファザーYves(イヴ)が突然亡くなったと。細菌性の特殊で進行が急激な病気で、倒れてからわずか48時間で亡くなったそうです。前日まで元気いっぱいで、特に悪いところも無かったそう。あまりに突然のことで奥さんのYvanna(イヴァナ)も家族も大きなショックを受け、しばらく立ち直れなかったと…

そういう状況だったので連絡が遅れてごめんね、と言われたものの、実はYvesが亡くなったのは2016年の11月20日。もう1年以上も前のことでした。こんなに時間が経ってしまったのは、他ならぬ私のせいです。

Rennesを離れてからというもの、新生活と子育てと仕事の忙しさにかまけて彼らへの連絡を怠っていたのです。次男のHとはFacebookで繋がっているから私の近況は見れるはずだし、「便りがないの元気な証拠」だし、いつでも連絡できるからと思っていたらあっという間に何年も経ってしまいました。そのせいで、こんな大事な知らせを受け取るのに1年以上もかかってしまった…

ホストファミリー不孝です、私。

Yvesは本当に優しくて大らかで愛らしくて、大好きな人でした。何千ピースっていう難易度の高いパズルが好きで、仕事から帰るとよくリンゴを丸かじりしながらパズルを楽しんでいました。オレンジの食べ方が不思議で、上の歯を使ってリンゴの皮を丸く剥くようにオレンジの皮を剥がしていました。TVでスポーツ観戦をするのが好きで、よく一緒にサッカーの試合を見たなぁ…

YvesとYvannaはおしどり夫婦で、二人とも心が広く優しくて、私利私欲とは無縁の人たち。ホームステイさせてほしいと頼んだ時、私が提示した月額をあっさり断って「食費と光熱費だけでいい」と月にたったの150ユーロで1年間住まわせてくれました。Miworld(一人暮らしをしたちっこいアパート)の賃貸保証人にもなってくれたし、いつも本当の家族のように接してくれて、感謝の気持ちは言葉では表し尽くせません。

それなのに、何年も連絡を怠っていた不義理な私、情けないです。定期的にやり取りをしていれば、Yvesのお葬式にも行けたかもしれないのに。自責と後悔の念と、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

Hのメッセージを受けてお母さんのYvannaに電話をかけ、数年ぶりに色々と話しました。お互いの近況やユーゴのことなど。気候が良くなったらユーゴを連れてRennesに会いに行く、時々メールで近況報告とユーゴの写真を送ると約束しました。

人生はいつどこで何が起こるかわかりません。だからこそ大切な人とは離れて暮らしていても連絡を取り続けていなければいけない、と強く思いました。ニカーっと口を大きく開けて笑う、朗らかなYvesにもう会えないなんて…今だに信じられません。

Yves、今まで本当にありがとう。Bretagneが好きになったのはあなたとYvannaのおかげです。そのうちあなたが暮らした思い出のマンションに、あなたの面影が残る場所に、あなたの愛するYvannaの元へ大きくなったユーゴを連れて行きます。

Repose en paix...

思い出のミントチョコAfter Eight

先日、アメリカのCちゃんとLINEで「チョコミントの魅力」についてやり取りしているうちに、久しぶりにあれが食べたくなって買いに行きました!

Nestlé(ネスレ)の After Eight(アフターエイト)

ネスレってなんとなく子ども向けのポップなチョコレート菓子を作っているイメージですが、このアフターエイトは別格。パッケージのデザインといい中身といい オ・ト・ナ、な感じを漂わせています。イギリス生まれらしいですね、誕生はなんと1962年だって!

ミント味の甘〜いクリームをビターチョコレートでコーティングしたもので、一枚ずつ黒くて渋い柄の袋に入っています。クリームはねっとりしているので歯にくっつきますが、このねっとり感とチョコミントの風味がクセになる美味しさ♡ブラックコーヒーとの相性もバッチリです。

このアフターエイト、フランス生活初期の頃によく食べていました。Rennes(レンヌ)で2年間一人暮らしをしたちっこいアパート(Miworldと友人に呼ばれていた場所です)でコーヒーのお供にアフターエイト、ちょっぴり優雅なひと時、思い出すなぁ…

※Miworldの写真を見てみたい方はこちらをクリック。

当時の友人たちにはアフターエイト好きをアピール(?)していたので、大学院1年のクリスマス前に、仲良くしていたドイツ人のSちゃんがアフターエイトのクリスマス限定デザインの箱をプレゼントしてくれたっけ。

この美味しさを日本の家族にも知ってほしいと、一度小包の中に入れて送ったことがあるけれど、父の感想は「歯磨き粉みたいな味がするな」だったような(苦笑)たしかに、チョコミントって好き嫌いが別れるよね…男性は嫌いな人が多いイメージ?

そんなわけでうちのバンちゃんもチョコミントは好きじゃないだろうなと思いつつ、アフターエイトって知ってる?と聞いてみたところ、子どもの頃好きでよく食べていたそう!おお〜彼にとっても思い出の チョコなのか、意外、でもなんか嬉しい。

じゃあ我が息子のユーゴはどうかな?と思って一口食べさせてみたところ、「dentifrice(ダンティフリス=歯磨き粉)の味がするねぇ」とうちの父みたいな感想を述べつつ、もっとちょうだい、だって。好きなのか嫌いなのか、どっち?好きだとしたら、歯磨き粉の味が好きだってことなのか?(笑)

まあいいや、我が家はみんな「チョコミン党」とわかっただけ嬉しい。てっきり私だけかと思っていたので…今年の夏はチョコミントアイスを見つけたら買おうかな。

最後に、スーパーのデザートコーナーでアフターエイトの Crème dessert(クレーム ・デセール=フランスではポピュラーなデザートで、冷たいカスタードクリームみたいなもの)を発見してしまった。気になる…でも4個売り、美味しくなかったら困るなぁ。味見したいだけのときは1個から買えたらいいのに(ー ー;)


食べたことがある方、どうでした?


2018年1月19日金曜日

退屈だけど平和な1月

ここ最近、Bretagneは天気が悪いです。悪いのを通り越してもう、荒れている(苦笑)夜に風がビュービュー吹き荒れるのはしょっちゅうだし、大きめの嵐も何度か通過して、家庭ごみ収集用のコンテナ(けっこう大きめ↓↓)が強風で倒れたことも一度や二度じゃありません。


※後ろに見える白い物体は薪ストーブ用の薪です。
ガレージに入りきらなくて、外に置かれているという(苦笑)

天気は悪いし寒いし、友人たちも季節柄か体調を崩している人が多いし、お茶やランチに誘ってくれるMお姉さまは目下里帰り中なのでBrestに行く機会も無いし、家に閉じこもっていることが多い今日この頃。外に出るのは幼稚園の送り迎えかスーパーへの買い物ぐらい。先週から冬のセールが始まったというのに、まだどこのお店も行ってないなぁ。

そんなわけで退屈な毎日を過ごしているMiworldですが、相変わらずこの冬はまだ風邪知らずでピンピンしています。朝ヨーグルト、サプリ、海の水鼻スプレーが効いているのか、今期はもうウィルスに脅かされることなど無いという気さえします(笑)体調が良いだけに、最近の閉じこもりがちな生活をよけい退屈に感じるのかも。そして時間を持て余しているのでブログの更新が頻繁です、しかも長文(^^;;

まあ「退屈」を連呼してはいるものの、相変わらずフランス語学校の仕事はしています。12月は色々あって荒れ模様でしたが、年が明けてからはわりと平和です。ま、今のうちだけかもしれないけどね。先月から週一回担当させてもらうことになったグループレッスンも少しずつ慣れてきて、新しい生徒さんとの出会いは刺激があって楽しいです。仕事の内容は色々あれど、私はやっぱりフランス語を教えている時が一番幸せだなぁと感じます。そう思える時間が一週間に1時間でもあるおかげで、仕事のモチベーションがなんとかうまい具合に保たれている気がします。

他にも担当している業務のひとつに「新人講師のデビュー前研修レッスンサポート」というのがあるのですが、目下研修中の日本人マダムと最近Skypeで初めてコールした際、彼女がこんなことを言ってくれました。

「私がおたくに講師として応募したのは、そちらのオリジナル教材がとても良く出来ていて、しっかりフランス語教育に取り組んでいる学校だと思ったからです。」

う、う、嬉しい!彼女は私が教材作成リーダーであることを知っており、文法テキストを解説したビデオ講座も視聴してくれたそう。今回Skypeコールで話す前から私の声を何度も聞いていたことから、初めて会うのに初めてのような気がしないと言われました(o^^o)

嬉しいなぁ…モグラみたいに閉じこもってパソコンと睨めっこしながら地味な仕事をしている私ですが、見てくれている人、評価してくれている人がいるんだと思うとジーンときます。山あり谷ありですが、必要とされる限りこの場所で頑張ろうという気持ちになりました。早いもので、語学学校の仕事を始めてもうすぐ丸7年です…

最後に下の画像、学校オリジナルのフランス語文法テキスト(全70課)の一部です。本文はもちろん、イラストまでオリジナル。色んな苦労があったなぁ(しみじみ)、でもこうやって形に残り、たくさんの講師や生徒様に使っていただけるのは嬉しいです。ユーゴの誕生からほどなくして作り始めたので、ユーゴと一緒に成長した自分の子どもみたいに思い入れがあります。かわいいやつ…♡




ちなみに、学校のオリジナルテキストはすべて、生徒様は無料で閲覧&ダウンロードできるので、フランス語学習に興味がある方はぜひこちらをご覧ください、ってちょっと学校の宣伝になっちゃった(^◇^;)

2018年1月17日水曜日

B'zの歌詞に見る時代別の女性像

先日、ブログでB'z好きを公言して以来、
B'zの良さについてやたら語りたいMiworldです(笑)

※その時のブログ記事はこちらより。

さてここ半年ほど、マイカーではB'zしか聴いていない私でして、その日の気分によって初期〜2000年代半ばまでの曲をランダムに聴いているのですが、恋愛ソングで歌われている「相手の女性」が、当時の女性像を表しているなぁ、とよく思うわけです。

わかりやすい例を挙げると、
1990年にリリースされたアルバム
「Risky」に収録されている

「GIMME YOUR LOVE〜不屈のLOVE DRIVER〜」

という歌の冒頭はこんな感じ↓

「オマエは高くつく女 贅沢に成長してる
湯水のように出費して とてもついていけそうにない
外車に乗れダイヤをくれって僕にもうるさい
惚れた弱みかな それでも今度毛皮買う」

ね、バブリーでしょ(笑)

ところが2000年に大ヒットした、
キムタク&常盤貴子主演のドラマ
「Beautiful Life〜ふたりでいた日々〜」の主題歌、
「今夜月の見える丘に」で歌われている女性は…

「たとえばどうにかして 君の中ああ入っていって
その目から僕を覗いたら 色んなことちょっとはわかるだろう
愛すれば愛するほど 霧の中迷い込んで

君の気持ち知るまで 今夜僕は寝ないよ

はじけるような笑顔の向こう側を見たいよ」

我慢強く本心を言わない、裏を返せば何を考えているかわからない、オトコを不安にさせる笑顔の癒し系or気丈な女性って感じです。まあこれは私が勝手にそう解釈しているだけなので、反論したい方はコメントください(笑)むしろ語り合いたいですね。


最後に、私が好きな恋愛ソング2曲から特に好きな箇所を抜粋します。

1曲めは1994年にリリースされた2枚組みアルバム、「7th Blues (Disc1)」に収録されている「MY SAD LOVE」。この歌は、元彼を引きずっている彼女に色々不満はあるものの、最後の最後に漏れ出た本心が胸キュンです(笑)

「なんだけど
本当はそんなこと どうでもいいくらいに
君に惚れてる揺るぎない事実が俺の弱みなのよ
My sad love」

「俺の弱みなのよ」って、かわいい!
そんなこと(稲葉さんに)言われる女性が羨ましいです♡

そして2曲めは、1995年にリリースされたシングル
「ねがい」のカップリング曲「YOU&I」!

※画像はAmazonよりお借りしました。稲葉さん、かーっこいいー♡

B'zはカップリングに名曲が多いことで知られております、
BLOWIN' (1992)の 「Time」、
ZERO(1992)の「恋心 (KOI-GOKORO)」などなど。
ちなみにB'zのシングル2曲目は「カップリング」ではなく「2nd Beat(セカンドビート)」と呼ばれておりますので悪しからず。

さて「YOU&I」に登場する「僕」は好きな女性にペースを狂わされ、自然に振舞えない自分が嫌いなので、もういっそのこと離れたほうが楽になるのではと思うのですが、最後のサビで…

「いなくなってしまえ 憂鬱と一緒に
あなたがいなけりゃ あとは寂しさに耐えればいい
つまらない毎日を送ればいい
もう何もない 意味さえない Yes, just you and I
きっとよかったんだろう 僕たちは巡り会えて」

「あとは寂しさに耐えればいい」って!(稲葉さんの)心にこれほどの喪失感を与える女性、どんな人なんでしょうか。勝手に小悪魔なイメージです♪あと、最後の「きっとよかったんだろう、僕たちは巡り会えて」という締めの一言もいいですね。色々あっても出会えたのは奇跡で素敵なこと、みたいなね。なんせ人生は一期一会ですから…

MY SAD LOVE も YOU&Iも、歌詞はもちろんのことメロディも素晴らしいです、ノリノリでシャウトできます(笑)B'zの曲は稲葉さんの類稀な美声のおかげでキーが高いので、女性でも思いっきり声をあげて歌うことができるのがもうサイコー!

おばあちゃんになっても歌い続けるわよ♪( ´θ`)ノ

2018年1月15日月曜日

Pierre Herméと巨神兵

先月末にParisに日帰りした際、お土産にPierre Hermé(ピエール・エルメ)のマカロンを買って帰りました。極寒の中閉店間際に駆け込んで、鼻の頭は真っ赤だったと思われます(苦笑)

※Paris日帰りについての記事はこちらをクリック。

まずは食べる前にしっかり記念撮影。
手提げ袋の葉っぱ型パンチングといい、鮮やかな赤といい、センス良すぎ。

上から時計回りに、
・Ispahan(イスパハン=ライチ、木苺、ローズ)
・Black Lemon(黒レモン!?)
・Praliné(プラリネ)
・Chocolat(チョコレート)
・Caramel beurre salé(塩キャラメル)

イスパハンはピエールエルメの代表作で、ライチ・木苺・ローズのバランスが絶妙!バンちゃんの反応が楽しみだったのですが、、、苦手だそうです(涙)

ローズ(薔薇)という、そもそも食べ物ではないフレーバーに違和感が…香りもきつすぎるとのこと、そうかなぁ。でも女性向きな味ではありますね。

そして今回、私もバンちゃんも食べて「???」となったのは、Black Lemonという黒と黄色のマカロン。黒いのは最初、例の最近流行りの「食用の炭」かと思ったんです。ビストロMétropolitainのアミューズにも出たし。

※ビストロについての記事はこちらをクリック。

で、食べてみたらたしかに炭っぽい(?)燻したような香りが口に広がり、レモンの風味と酸味もしっかりあって、まあ美味しいといえば美味しい。でも不思議な味!

気になってBlack Lemon (Citron noir)をネットで調べてみたら、なんと本当に真っ黒なレモンでした!でもそういう品種があるわけではなく、レモンを(煮た後に)天日干しにして、真っ黒になるまで乾かした後に調味料として使われるのだそうです。イランが発祥とかなんとか。

へー、そんなものがあるなんて知らなかった!しかもそれをマカロンにしてしまうなんて、さすがピエール・エルメ!チョコレートやキャラメルなど、王道のフレーバーもいいけれど、イスパハンやブラックレモンのように独創的な味を発見 、楽しませてくれる点で、世界的に有名なパティシエのマカロンは一度は食べてみる価値がありますね。


最後に、ピエール・エルメにまつわる思い出について。この方の名前を聞くたびに、Sébastien(セバスチャン)という人を思い出します。

彼は私が最初に「フランス語会話の練習相手」としてお世話になった人で、Paris出身、195㎝、金髪碧眼という「ザ・(日本人がイメージする)フランス男」。ワーキングホリデーで熊本に滞在中で、私がアルバイトをしていたフレンチレストランの下にあったビストロで皿洗いとして働いていたのです。

顔立ちも整っていて超イケメンでしたが、なんせ巨神兵ばりの背の高さ!熊本では目立ちすぎて一緒に歩くのが恥ずかしい!しかもなんというか、性格が皮肉というかあまのじゃくというか、フクザツ。見た目のインパクトと難しい性格が、当時ハタチの私にはかなりのプレッシャーで、セバスチャンを相手に会話練習するのは毎回勇気が要ったものですが、おかげでかなり度胸がつきました(苦笑)

そんなParis出身のセバスチャン、なかなかのブランド志向。一時帰国した後にもらったフランス土産はCHANELの石鹸(臭いきつめ)と、ピエールエルメのクッキーでした(とっても美味しかったです)。

そもそもセバスチャンからお土産なんぞもらえたことに驚きでしたが、その時彼は珍しく熱っぽく、ピエールエルメがいかに優秀なパティシエか、言葉に力を込めて語ってくれたのをおぼえています。具体的になんて言われたかはすっかり忘れましたが(当時のフランス語力ではね 、苦笑)

そんなセバスチャンとはすっかり連絡も途絶え、今どこで何をしているのやら。もしいつかどこかでばったり会えたら、当時はありがとうとお礼を言いたいです。たぶん根はいい人なんだろうと思います。笑

2018年1月14日日曜日

BlogとFacebook

Blogを再開して早1ヶ月、今のところ2〜3日に一回というハイペースで更新しています。が、年末年始の休み中ヒマだった時に記事を書き溜めて「下書き」にいくつか入れているからであって、そのうちペースダウンすると思います(苦笑)

あと、働いているフランス語学校のBlogもこちらのBloggerで、よく記事の編集をしたり時々自分でも記事やコラムを書くので、使い方に慣れているというかね。なので以前より写真のアップロードも文章作成も手際よくなっている気がします。

さて、2016年の11月ぐらいから1年以上にわたって放置していたこのBlog、一時期はもう本当に閉めてしまおうかと思っていました。理由は簡単で、同時に使用しているFacebookと比べて、投稿の作業に一手間も二手間もかかるので、面倒臭くなったのです。基本面倒臭がりな性格なので(とはいえ言葉で表現するのは好きなのでBlogとかやっちゃってますが)、BlogとFacebookの機能面を比較した際、どうしても手軽なほうに偏ってしまったんですよね。

あとは「誰に向けて発信しているか」「誰に見てほしいか」というのも重要で、Blogの更新を頑張っていたのはFacebookをやっていない日本の家族への近況報告という部分が大きかったのです。ところが去年ぐらいからうちの父、仲が良い母方の叔母、妹がFacebookを始め、ついにはうちの母までアカウント取得!いとこ達ともFBで繋がっているし、ああもうこれは近況報告をFacebook一本に絞ってもいいかなーなんて思っていたのが2017年。おかげで私のタイムラインには父からのコメントがあったりして、ばりばり身内のやり取りが繰り広げられたりしています(笑)

ところが、新たな問題が発生(ってそんなに深刻でもないですが)。特に去年の後半から親交が深まった人たちはFacebookをやっていないため、今度は彼女達への近況報告が難しくなってきたのです。

Brestでお世話になっているMお姉さま、アメリカ在住のCちゃん、去年仕事で仲良くなった横須賀のKさん、大学の親友でFacebookからフェードアウトした福岡のMなどなど。Brest情報や近況報告をお届けしたい人に限ってFBをやっていないとなると、メールやLINEなど個人的なやり取りだけでは厳しいな…と思い始めていました。

そこで思い出したのが、この忘れ去れらつつあったBlogの存在。不特定多数の人に見られるものだから書けることには限りがあるけれど、Facebookと違って「見たい人が見たい時に見に来る」タイプのBlogは一部の友人たちに、そして今の私にも合っているのではないかなーと思います。

Facebookだと「友達」になっている人全員のタイムラインに私の投稿が表示されるわけですが、彼らは受動的に私の投稿を見せられているわけであって、中には煩わしく思う人もいるかもしれない、いやいるはず。なんせ頻繁に投稿するのでね…それに、内容によってはよっぽど親しい人以外には正直読んでもらわなくてもいいな、というのもあったりするので、私自身FBに一種の不便さを感じてはいました。

で、今後はどうしたいかというと、基本的に発信の場はこのBlogにして、Facebookの人たちに見てもらってもいいなというものだけタイムラインにURLを貼るようにしようかなと。今回の記事みたいな、個人的なつぶやきや第三者にとってなんの有益な情報も無いものはFBでシェアせず、読みたい人だけに読んでもらえればいいかなと。もちろん、FBだけで発信することもありますが、内容といい文章量といい、以前よりもっと手軽なものに絞られてくると思います。

まあこんなことをつらつら書いたところで、だからなんだよ?という感じですが、ここ数年BlogとFacebookの間を彷徨ってブレまくりの私でしたが、やっと自分の理想に一番近い発信法を見つけたような気がします。Blogはいいね、見に来るのを決めるのは相手であって、こちらからの押し付けではないから。それにやっぱり、10年も続けているとフランス生活の良い思い出記録になって、時々昔の記事をランダムに読み返すのが楽しいです。

あの時は「ですます調」じゃなくて言い切りの形で書いてたのね、とか、文字の色やサイズを変えていた時期もあったね、とか。その時々の自分の迷走ぶりが垣間みえて恥ずかしいやら面白いやら。グダグダのBlogですが、それでも愛着はありますね(o^^o)

というわけで、これからはBlog中心に発言してまいりますので、気長にお付き合いいただければ嬉しいです。誰に読まれているかコメントが無い限り特定できないというのも、色々考えなくて済む(?)ところがいいですね。笑

2018年1月12日金曜日

Parisの穴場フードコートLa Cour Bleue@BHV Marais L'Homme

Parisのマレ地区を散策中、休憩したくなったら、
最近はよくこの場所へ行きます。

パリ市民に親しまれているデパート、BHV(ベーアッシュヴェー)の
BHV l'Homme(オム =メンズ) 館の入り口?にある、

La Cour Bleue(ラ・クール・ブルー=青い中庭)
※写真はBHVのサイトよりお借りしました。


フランスの、特にParisのような街では珍しいフードコート!ソファーとテーブルの周りに写真のようなお店が6 軒ほどあります。クレープ屋に、ハンバーガー屋に、あとはよく覚えていないけれど、カフェもあるので、がっつり食べたい人もお茶だけ飲みたい人も楽しめます。

マレ地区は観光地でとっても人が多いので、スタバなどのカフェチェーン店はいつも長蛇の列…ゆっくり座れる場所なんてありゃしません。その点このクールブルーは観光客にあまり知られていないのか、いつ行っても数席は空いているので、どうしても座りたい時はここに立ち寄ります。

長椅子もあって、足を伸ばしてのんびりすることもできまーす。この写真を撮ったのは2015年の9月だったかな。

今回は、先月末に親友のまりちゃんと「マレぶら」した際、どこのカフェもいっぱいだったのでこちらへご案内しました!!

アラブ系(レバノン人?)フランス人男性2人が営んでいる、カフェスタンドでカフェラテと洋梨入りチョコパウンドケーキを注文。

ぶっきらぼうな感じのお兄さんがコーヒーを淹れてくれましたが、慣れた手つきで葉っぱのラテアート?を作ってくれました。

もう一人は奥でフルーツをせっせとカットしてお皿に並べていて、誰かがフルーツパンケーキでも注文したのかな?と思っていたのですが、なんと私たちが頼んだケーキの付け合わせでした!すごーい、優しいし綺麗!

パウンドケーキは甘すぎずどっかりしない味が食べやすかったし、このお店はオーガニックの食材を多く使っていて、俄然親しみが湧きました。でも安定経営はなかなか厳しいと常連さんにこぼしていたので、外国人観光客も含めもっとたくさんの人に足を運んでもらえればなぁと思います。

あんまり賑わっちゃうと座れる場所がなくなるから、それも困るけど…でもフードコート自体が無くなってしまったらとても悲しいので、出店している飲食店の経営は軌道に乗ってほしいものですね。



BHV Marais L'Homme
14 Rue du Temple 75004 Paris


2018年1月10日水曜日

(続)ガレット・デ・ロワ by Michel Izard

今年2つ目に食べたガレット・デ・ロワは、大型スーパーLeclercルクレールの格安ガレットではなく、私が今住んでいる町 Lannilis(ラニリス)のとっても美味しいパン屋さん、

La Maison du Boulanger
(ラ・メゾン・デュ・ブーランジェ=パン職人の家)のもの。

※ルクレールのガレットの記事はこちらをクリック。

パン職人 Michel Izard(ミシェル・イザール)氏が営むこのお店は、現代では珍しく炭火のオーブンでパンを焼いているそう!火のコンディションが均一ではないせいか、日によってパンの焼き色が違ったり、パンオショコラの大きさが違ったりします(苦笑)でも味は、ピカイチ!パンもサンドイッチもパティスリーも全部美味しい♡

なんでもこのお店は「フランスTOP10のパン屋」にランクインしているそうで、土日はもちろん平日も時間帯によってはお店の外まで列ができるほどの人気店!Brestの常設市場 Les Halls Saint Louis(レ・アル・サン・ルイ)にも店舗があります。

先日あるお宅でディナーにお呼ばれしたので、デザートを持って行きます!と宣言し、このパン屋さんに行ったところ、ピカピカに輝くガレット・デ・ロワを見てしまい…これはもう、これしかないというわけで、これにしました。笑

ルクレールのガレットとはもう、艶が違う!パイ生地も見るからにサクサクで美味しそうです♡ちなみに、ガレット・デ・ロワはよくこんな風に手提げの紙袋に入れて渡されます。縦に持つのはなんとなく不安なので、左手を添えて水平に運んでしまいます(^^;;
ディナーのお宅まではパイ生地を壊さないように大事に大事に運びました、喜んでもらえてよかった!このお店のBrest店でよくパンを買うそうで、ガレットを食べてみたかったらしいので、まさにナイスタイミング♪

さて、待ちに待った実食!
うーん、アーモンドの香り高さがルクレールとは段違い(そりゃそうだよね)。パイ生地も予想通りの美味しさだし、やっぱりスーパーのガレットで満足してちゃいかんわ(苦笑)これは1月中に、我が家用にもう1個買わなくては。

さてこの日フェーヴを当てたのは私、やったー♪ユーゴが欲しがったので、お持ち帰りさせてもらいました。ブルターニュらしく、Bécassine(ベカスィンヌ=ブルターニュの民族衣装を着たブルトン女性が主人公の漫画、フランスではけっこう有名なキャラクター)のフェーヴでした。左手にエッフェル塔持ってる(笑)

1月も残すところ3週間、あとどれだけ食べられるかな、ガレット・デ・ロワ…クリスマスから1月いっぱい、フランスでダイエットするのは諦めたほうがいいと思います(´∀`; )

2018年1月7日日曜日

Bye-byeママのセルフカット

かれこれ数ヶ月前からユーゴに「美容室に行きたい」と言われていました。たぶん幼稚園のお友達から聞いていたのでしょう。ママのカットじゃ不服?…ってそうだよね、だってガタガタですもん(苦笑)

というわけで、ママとパパがお世話になっている美容師さんのところへ連れて行きました!下の写真は Before の状態。前回切ったのは私ではなく、里帰り中に熊本の美容室にて。かれこれ2ヶ月ちょっと前です。だいぶ伸びたね〜

我が家の美容師さんは40代後半ぐらいの男性、私は勝手に「ダンディ」と呼んでいます。笑 待っている時間を利用してダンディを隠し撮り。

さーフランスでは初めてのプロによるカット、ユーゴはもう楽しみで仕方なかったらしく、切られている間ずっとニヤニヤしてました。バリカンで耳の横やうなじの毛を揃えているときは、くすぐったがってキャッキャ笑っていましたが、あとは終始ダンディのハサミさばきに興味津々で鏡の中をガン見してました(笑)


After、出来上がりはこんな感じ〜、どう?サイドもかなり短くなってスッキリしました!ジェルで前髪を立ててもらったので、雰囲気がガラっと変わってサッカー少年みたい☆

写真を撮った場所は、例のクイニーアマンスティック(Sacristain)が美味しいお店、Terre d'Embrunsです。お昼を食べていなかったので、美味しいサンドイッチとサクリスタンを求めて行ったのですが…食事系は見事に完売、冷蔵庫すっからかん(涙)

※Terre d'Embrunsについての記事はこちらをクリック。

私はどうしても塩気のあるものが食べたかったので、ミニクイニーアマンにドライトマトとオリーヴペーストが入ったものを頼んでみました。あとはもちろんサクリスタン、そしてフルーツサラダ。

塩味の具入りクイニーアマンは、生地の甘みが思ったより強く、塩味が甘さに負けていました…ちょっと残念。サクリスタンはもう、安定の美味しさ!サクサクという軽快な音が耳に心地よく、香ばしいバターの風味がたまらない!病みつき!

土曜の午後なのに、辺鄙な場所にあるせいで空いていました。子連れでのんびりお茶するにはとっても良い場所です(キッズスペースもあるしね)♪店員さんたちも皆優しいです、ってフィニステールに不親切な人はあまりいないけどね(*^^*)

2018年1月6日土曜日

ガレット・デ・ロワ Galette des rois by某スーパー

1月のフランスといえば、ガレット・デ・ロワ Galette des rois !

伝統的にはEpiphanie(エピファニー=公現祭)の日、1月6日に食べますが、
今やクリスマス後から1月末までずーっと売られています。笑

※エピファニーについてはこちらをクリックね。

Frangipane(フランジパンヌ=アーモンドプードルとバターを練ったクリーム)を
パイ生地で包んで焼いただけのとってもシンプルなお菓子ですが、
私もバンちゃんも大好き!!

期間限定で売られるお菓子のため、この1ヶ月間に3〜4ホールは買います。
バター&砂糖たっぷりでボディラインと胃には大敵ですが、やめられない…

これまでに色んなお店のガレットを食べ比べてきまして、
もちろん人気パティスリーのガレット・デ・ロワはとても美味しいですが、
巡り巡って私たち夫婦が好きなガレットはなんと、

Leclerc(ルクレール=Brest発祥の大型スーパー)のもの。

6人用のホールで6ユーロ(800円)ぐらいですが、よく特売しているので
安い時は半額で買えたりします。有名店の5分の1以下の安さ!
(まあ材料の質とかは色々違うのでしょうが、要はコスパですかね笑)

しかもね、味も悪くないんです。いやむしろ美味しい。
パイ生地はサクサクだし、フランジパンヌもぎっしり詰まっているし。

今年もさっそくルクレールのガレットを買ってみました。
2018年のキャラクターはなんとポケモンです、去年はSTARWARSでした。


ポケモン、おお〜!と思ったところでピカチュウ以外まったく知らないので、
フェーヴについては「お願い、ピカチュウが入っていますように〜!」
と祈ったものの、出てきたのはこの子。
わ、わからない(苦笑)
まあいいや、肝心なのはガレットの味ですから。

食べた感想は、うーん、今年も期待を裏切らない美味しさ。
去年より今年のほうが美味しいかも?これから1週間に1個は買うな。笑

さて我が息子のユーゴ、
ガレット・デ・ロワ好きの夫婦から生まれたにもかかわらず、
なぜか好きじゃないそうで、食べようとしません。王冠は喜んで被るけどね。

あなたが食べてくれないと、ママとパパが食べ過ぎちゃうから、
手伝ってほしいんだけどね〜(^^;;

2018年1月4日木曜日

隠れ家的?人気ビストロMétropolitain@Paris

この前Parisに日帰りした際(その時のブログ記事はこちら)、
ランチしたビストロがとっても雰囲気が良くて美味しかったのでお知らせしまーす。

リヴォリ通りRue de Rivoli、サンポールSaint Paul 駅の裏手ぐらいにある
Métropolitain(メトロポリタン)。

真っ赤な入り口がポイントです、電話番号がどーんと書いてあります笑



入り口の赤に反し、店内のメインカラーは淡いブルーとベージュ。
壁に貼ってあるのは古い本のページを開いたもの。
そこに絵を描いて一枚の絵のようになっている部分があって、
独創的で温かみのある内装です。

レトロな広告も店内の雰囲気に合っています、かわいい。


これなんかもっとかわいい♡
まりちゃんの愛娘、レアちゃんに似てるかも。

日替わりメニュー+デザートで19ユーロのセットを注文しました。
単品だと前菜10ユーロ前後、メイン20前後、デザート10前後といった感じ。


アミューズ・ブーシュ(一口サイズのおつまみ)が運ばれてきました。
く、黒い!
こちらはブーダン・ノワール(boudin noir=豚の血液入りソーセージ)の
クロメスキー(球形のミニコロッケ)だそう。表面の黒いものは、今流行りの(?)
食べられる木炭!料理番組で見たことがあったので、これか!と思いました。

お味のほうは、炭っぽい臭いや苦さ(?)など一切無く美味しかった!
ブーダン・ノワールはあまり好きではないのですが、別の食材と混ぜてあるのか
ザラザラとした食感が無く食べやすかったです。むしろ好きな味でした♡
アミューズが美味しいと、続きが期待できるね〜♫

メインは豚肉のコンフィ(低温の油でじっくり火を通したもの)、
付け合わせはジャガイモを粗く潰してネギと混ぜたものとサラダです。

お肉がサラダに隠れて見えませんが(苦笑)、
しっかり火が通ってて味付けもしっかりしていて美味しかったです。
私が食べた部位は脂身が少なくて、ちょっとパサパサ感が気になりましたが、
なめらかなジャガイモと一緒に食べると平気でした。

お待ちかねのデザートは、
Café trop gourmand(カフェ・トロ・グルマン=食いしん坊すぎるコーヒー)
カフェ・グルマンはミニデザート3〜4個+コーヒーというデザートですが、
ここのは"trop"(英語のtoo)がついて、食いしん坊「すぎる」というわけなのね笑

左上から、
・パッションフルーツのクレームブリュレ
・ブラウニー焼きメレンゲ乗せ
・ヘーゼルナッツのシュークリーム

どれも美味しかった♡
クレームブリュレはふだん苦手で食べないのですが、
これはパッションフルーツの風味と酸味でさっぱりしていて
美味しく食べられました♫

どのお料理も丁寧に作り込んでいるなぁという印象で、
平日のランチセットはリーズナブルだし、ぜひリピートしたいお店です。

まりちゃん情報によると、近くに住む映画監督
フランソワ・オゾンFrançois Ozon氏がお気に入りでよく来られるそう。
店内には観光客の姿がほとんど無く、常連のフランス人で賑わっていました。

メトロポリタンっていう名前も覚えやすいし、
場所もマレ地区から近いし、お勧めのビストロです。


Métropolitain

8 rue de Jouy 75004 Paris
09 81 20 37 38

2018年1月3日水曜日

初めての腰痛&Finistère県民の大らかさ

去年同様、今年の一番の目標は「健康第一」。
しかし年明け2日目にして医者のところへ行く羽目になりました(涙)

風邪とかではなく、腰の痛みで…
1週間ほど前から腰回りに痛みというか、痺れを感じていたのですが、
違和感を覚える範囲がお尻から太もも全体へどんどん広がって痛みも増し、
2日前からは痛み止め無しでは夜も眠れないほどの事態に発展。

今まで腰にこれほど強い痛みを感じたことがなかったので恐ろしくなり、
冬休み中のユーゴを引っ張って診療所へと駆け込みました。

ドクターに症状を話していろいろ質問に答え、腰を診てもらった結果、
長時間座った姿勢でのデスクワークや運動不足、腰への負担、寒さが重なり、
腰回りの神経が炎症を起こしているのでは、とのこと。

炎症止めの薬を処方してもらいました、効きますように!

はっきりした病名や疾患名は言われなかったのですが、
「座骨神経痛」というものが一番自分の症状に近い気がします。

椎間板ヘルニアなど重篤なものではないようなので一安心ですが、
再発しないようにはどうしたらいいかと尋ねたところ、

・仕事中は1時間ごとに立ち上がってしばらく歩く
・快適なデスクチェアに替えて姿勢良く仕事をする(猫背なもんで…)
・ストレッチ
・水泳

を勧められました。水泳は着替えや移動が面倒なので多分しませんが、
上3つは実行したいと思います。もう二度とこんな痛い目に遭いたくない〜!!!


さて診療所を出た後、処方された薬をもらいに薬局に行きました。
初めて行く薬局だったので、

「ミュチュエル(共済保険)入ってる?」と聞かれました。

フランスの医療費は国が7割、国民が3割負担なのですが、
このミュチュエルに加入しておくと、残り3割をカバーしてくれます。

我が家はバンちゃんの会社が加入しているミュチュエルに入っているので、
証明カードを取り出したのですが、有効期限が2017年12月31日、期限切れ…
そのことを告げ、

「カードは毎年更新されるし、番号は同じ」とすがってみたところ、
「そうなのね、じゃあ登録しとくわね」とあっさり承諾。

期限切れのカードに記載された番号を入力後、会計は0ユーロでした。
や、優しい!

Rennesでも同じ状況になったことがあったけれど、
その時は「期限内のカードじゃないとダメ」と言われて3割払ったのになぁ。

同じブルターニュでも、西へ行けば行くほど(首都から遠ざかれば遠ざかるほど)
人々の大らかさというか、相手を信用するスタンスが強いと思います。

もっと驚いたのは数日前、夫婦で300ユーロほどの買い物をした時のこと。
個人経営であるそのお店はなんとカード払いを受け付けておらず、小切手のみ!
ふだん小切手を持ち歩かない私たちが唖然としていると、

「じゃあ請求書を送るから、住所おしえて」との回答が。
しかも商品は持って帰っていいとのこと!

これにはバンちゃんもびっくりして、
「僕たちを信用してくれてありがとうございます」と感謝したほど。
だって、そんな提案を聞いたら嘘の住所を書く人だって十分存在するはず!

あまりに大らかすぎるので逆に私たちが心配になってしまい、
翌日たまたま近くを通る用事があったので、小切手を直接持って行きました。

Finistère(フィニステール=「地の終わり」)県民のこういう大らかさ、
懐の深さがなんとも好きです。だからフランスではもう他の土地には住めない!

この、人の良さ、治安の良さがずっと続いてほしいなぁと願うばかり。
詐欺に狙われやすい、という点ではある意味危険だけど(^^;;


最後に下の写真は、診療所の待合室にて
「点を繋いでイラストを完成させる遊び」に興じるユーゴ。

いい子にしててくれて、ありがとう♪


2018年1月2日火曜日

おすすめアクセサリーPierre Caron@Paris

Parisでマレ地区に行ったら、必ず立ち寄るアクセサリーショップがあります。

Rue des Archives(リュ・デ・ザルシヴ=公文書通り)に佇む
Pierre Caron(ピエール・カロン)
↓ ↓ ↓

写真を撮った時は開店前だったので真っ暗ですが、
開店時はガラス窓の向こうに作品がびっしり展示されていて、
外から眺めるだけでも心が躍ります♡

このお店、店主のご夫婦(60代半ばぐらい)が切り盛りしているようですが、
Parisのど真ん中にあるのにアクセサリーの値段がとても良心的!

素材はちゃんとしたシルバー、ゴールド版も金メッキとはいえ、
数年使っても剥がれない高品質なので、Parisに行く度に立ち寄ります。

デザインはシンプルだけど長く使えそうなものばかりで、
私が長く身につけているアクセサリーのほとんどはPierre Caronです。

良心的な値段の秘密は、お店の裏にアトリエがあって少人数で作成しているとか?
コストを抑えてそのぶん価格をリーズナブルに設定しているのでしょうか。
シルバーのピアスでも小さいものは10ユーロ代があって、驚き!

一度ご主人に、
「私はBrestというとても遠い場所に住んでいてしょっちゅう来れないから、
インターネットで販売してくれたら嬉しいんだけど。」と言ってみたら、
「そのつもりはない、Parisに来たら毎回寄ってね。」
ときっぱりフラれました(苦笑)

店主のピエールさんはとーっても優しい人で、パリジャンにしては珍しい(爆)!
快く試着させてくれるし、購入前にはアルコールで丁寧に拭いてくれるし、
複数買ってプレゼント包装を頼んだら

「これは○○のピアスだからね、ペンで印つける?」

と提案してくれる気の細やかさがあって、
アクセサリーショップなのに居心地が良くて長居しちゃいます笑

というわけで、この前ゲットしたのはこちらの右2つ。
↓ ↓ ↓
しずく型のピアスと、シンプルな 丸いモチーフのピアス。
どちらも長く使えそう、嬉しい!

ちなみに左にあるのはセレクトショップMerci(メルスィ)で買った
ショップオリジナルで期間限定のブレスレット。まりちゃんと色違いでお揃い♫

最後に、Pierre Caronは上記のとおりご夫婦がマイペースに営業しているので、
8月には長期のバカンスで数週間閉店します(前回それでフラれました)。
HPも無いので、夏に行く方は電話で問い合わせたほうがいいかも(^^;;

シンプルで長く使えるアクセサリーがお好きな方、
Pierre Caronはオススメです☆

2018年1月1日月曜日

新年のご挨拶

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

2018年は戌年なんですね。
母が年末の小包にお正月飾りと犬の置物を入れてくれました。


Amazonで注文購入したサトウの鏡餅と一緒に飾りました。
鏡餅「型」の容器には丸餅がいくつか入っているので、久しぶりのお餅、
大好きなお餅を食べるのが楽しみです♫

大晦日は友人カップルを自宅に招いてお祝いしました。
久しぶりに料理頑張りました。。。疲れた。

Endive アンディーヴの葉っぱを容れ物にしたおつまみ。

ちらし寿司ケーキ。

あとは写真撮り忘れましたが、
・フォアグラ
・野菜の天ぷら
・豚肉だんごの甘酢あんかけ 
です、重い!笑

デザートはMaison du Boulanger(近所のとびきり美味しいパン屋さん)の
チョコレートムースケーキ!

おなかいっぱい食べました!

さて今年の抱負ですが、ブログに関して言えば
「頻繁じゃなくてもいいので、定期的にバランス良く更新する」でしょうか。
しばらく投稿を続けてまた1年放置、なーんてことにならないよう、
とはいえ自分への負担にもならないよう楽しんで頑張ります。

ちなみにこのMiworld@Rennes→Brestというブログ、
今年の9月2日にどうやら開設10周年を迎えるみたいなんです☆

途中で数ヶ月、半年、1年と放置していた時期を差し引けば
投稿した情報量はとても10年に満たないのですが、それでもめでたい!
10周年の日を「更新を続けながらの末に迎える」ことができるよう、
2018年は気合入れて発信していきます(笑)

というわけで、今年も細々とBrest(とその周辺)やParisなど
フランス各地の情報、日々の暮らしで感じることなど綴って参りますので、
Miworldをどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまにとっても健やかで幸多き1年となりますよう。

2018年元旦