2019年1月30日水曜日

ガレット・デ・ロワ2019(3)総摂取カロリー

嗚呼、今年も1月が終わります。
ガレット・デ・ロワがスーパーやパン屋から消えました(T_T)

我が家ではこの1月、ルクレールの6人用ガレットをこれだけ消費しました。↓


4個…ではなく実際は5個。最初のガレットで見つけたフェーヴがあまりにどうでもよかったので、知らぬ間に捨てていたようです。

あとからアメリカ在住のCちゃんがおしえてくれたのですが、ルクレールが今年のガレット用にコラボした薄暗い感じのキャラクターは、ハリー・ポッターのJ・K・ローリングの作品だそうですね?映画にはジュード・ロウやジョニー・デップなどの大物俳優さんが出演しているのだとか、知らなかったー。

というわけで2個目以降はフェーヴを一応とっておいたのですが、こうやって並べてもやはりテンションは1㎜も上がらず。ま、知らないんだからしょうがない。

さて、3週間ちょっとの間に6人用のガレット5個を胃袋に収めた我が夫婦。息子のユーゴはあまりガレット好きではなくほとんど食べてくれなかったので、夫婦2人で消費しました。美味しいとはいえかなり胃にどっかりくるので、相当高カロリーなはず。

あまりにも気になって今日、ネットで禁断のキーワード検索をしてしまった…"Galette des rois"(ガレット・デ・ロワ)、"6 personnes"(6人)、 "calories"(カロリー)。出てきた数字は1個あたり…

3273 kcal !5個の総カロリーは16365 kcal !!

ひえー(◎_◎;)
一切れ(6分の1)でも545kcalあるそうです。やば、食後のデザートに一切れ 半は食べていたので、一日に必要なカロリーは大幅オーバーだなぁ…

急に不安になって、電池が切れて数ヶ月放置していたデジタル体重計を慌てて復活させ、おそるおそる乗ってみたところ…変化なし、むしろ自分で思っていた標準体重より500gも軽いではないか。なんなの私、ある意味ビョーキ?ホッとしたようで、かえってちょっと怖くもなりました(^^;;

体質的に、昔から食べても食べなくてもあまり体重が変化しないのですが、さすがに40歳を超えると女性は太りやすくなるとかなんとか。なので来年から1月の終わりには必ず体重をチェックして、変化の有無を確認しようと思います。

はー次の1月がもう今から待ち遠しい。笑

2019年1月28日月曜日

《続》NUXEのクレンジングオイル

メイク落としを拭き取りタイプからNUXEのクレンジングオイルに変えて5ヶ月が経ちました。まだ1本目を使い切っておりません、ほら。



この量だとあと1ヶ月は持つので、1本で半年使えるという計算です。ちなみに私は1回のメイク落としで2プッシュの量を使っています。こちらは1本13ユーロを切るぐらいなので、コスパはかなり良し!

肝心なのは使い心地ですが、もうね、手放せません。このメイク落としを使い始めてからというもの、肌がどんどん柔らかくツルツルになっています。洗い流してタオルで拭いたあと、顔を上げて鏡を見たら、おでこのあたりに「つや玉(byエリクシールの篠原涼子)」が出ます。笑

そしてニキビもほとんど無くなりました、これが一番嬉しい!たまーにできたとしても、悪化せずにすぐ消えます。あと、月のモノの前に起こる肌荒れも無くなりました。もう何を食べても何をしてもお肌に大きな影響は出ません。このストレスフリーがより功を奏しているといえるかも?

原因不明のニキビに悩んでいた2017年の夏ぐらいから1年ちょっとの間、ありとあらゆるニキビ解消法を試しては一喜一憂の毎日でした。思い出せるまま挙げてみますと…

脱カフェイン(1週間でリタイア)
美肌サプリメント(しかもけっこう高価、あまり効き目なし)
豆乳(ソイラテの味は気に入ったけど、美肌の効果は不明)
ナッツ類(効果不明)
「食前」のフルーツ(食後の果物は悪玉菌の餌になるとか?)
22時前就寝(夜型なので無理!)

どれも目立った効果は無く、去年の夏ぐらいはもう万策尽きて諦めかけていましたが、クレンジングを変えただけであっさりお悩み解決となりました(^^;; このままおばあちゃんになるまでこの調子が続きますように…

でもまあ、他にも肌の悩みはいろいろあります、シミそばかすにクマに小皺に…でもニキビや吹き出物が個人的にはやっぱり一番ダメージが大きかったので、この悩みから解放された今はもう天国です(大げさだけど、本当にそう思う)♩

効果には当然個人差はありますが、NUXEのクレンジングオイルは今や胸を張ってオススメできます!日本での正式名は「ジェントル ピュアネス クレンジングオイル」というみたいで、フランスでは大きめの薬局ならどこでも、日本ではこちらで買えるようです。

バラの香りにも癒されますよー(o^^o)

2019年1月26日土曜日

たまに行くBLACK STORE@Brest

Brest市の北部にKergaradec(ケルガラデック)という巨大な商業エリアがあります。ほとんどのお店は全国区のチェーンで巨大かつ駐車場つき。なのでこのエリアにある服飾関係のお店は、いかにも量販店っぽい正直あまり「そそられない店」が多いのですが、唯一たまに行くブティックがあります。その名も…

BLACK STORE。

店名だけ見ると微妙な感じですが、若者向けのカジュアルブランドを扱っているお店です。DIESELは高いけど高校の頃から好きで今でも(セールの時は)たまに買うし、ここに入っているONLYというメーカーはコスパが良いので何枚か持っています。アラフォーですが、服の好みは全く年齢に追いついていないというか、「エレガント」や「フェミン」とは無縁なカジュアル好きです(^^;;

はっ、そういえば以前住んでいたRennes(レンヌ)に同じような感じで"BLUE BOX"っていう名前のブティックがあったけれど、同じ系列なのかも…?

BLACK STOREの店内は、とっても広い!

それもそのはず、KergaradecをはじめBrest郊外の商業エリアに出店できる「服飾関係の企業」は、売り場面積が(たしか)500㎡以上と決まっているのです。この条件を満たせない場合はBrest市の中心部に出店しなければならないので、郊外にオープンするお店はほぼ自動的に大型量販店となります。

逆に売り場面積が小さいブランド店やセレクトショップはBrest中心部に集まるので、市民に「高品質な服や靴を見たいならBrestの中心街に行くべし」という認識を持ってもらい、買い物客のドーナツ化現象を防ぐための市側の措置というわけです。…ってこれは通訳のお仕事中に聞きかじったのですが、近隣住民としてはこういう自治体の取り組みを知ることができて興味深いです(o^^o)

さて話をBLACK STOREに戻しまして、この日は冬のソルド期間中だったので掘り出し物を期待したのですが…何気にけっこう好きなHILFIGERはたったの25%引き、がっかり。


このブランド知ってます?Superdry !

「極度乾燥しなさい」という不自然な日本語のキャッチフレーズ?が特徴で、たしかイギリスのメーカーだったような。こちらではけっこう人気があって、バンちゃんの一番上のお兄さん夫婦もよく着ているのですが、なんせ書いてある日本語が突っ込みどころ満載(^^;; 「物のスポーツウェア」ってなに??日本人の私はとてもじゃないけどここの服を着る勇気はないなぁ…

お店の奥には靴売り場があります、スニーカー多めです。

7割引になっているものもあったので、じっくり掘り出し物探し。New Balanceのベージュのスニーカーが半額、しかも自分のサイズが残っていたので心が傾きかけたけれど、ここは我慢×2。安くなっているからって、必要でないものには安易に手を出すべからず。

うーむ、最近あまり物欲がないので、今期のソルドでは珍しく何も買わないかもしれない?でもそれはそれで、なんか損した気分になるのはなぜ。苦笑

2019年1月24日木曜日

小1の宿題@フランスの端っこ

ユーゴが小学校に入学して丸5ヶ月が経ちました。

毎日学校で何があってどんなことをしたか自発的には話してくれないのですが(ま、それが男子というものよね笑)、嫌がらずに登校しているので、マイペースな彼なりに学校生活を楽しんでいると思います。

フランスの小学校では1年生から「毎日」宿題が出ます。聞くところによると、1年生の時にしっかりと読み書きの基礎固めをするのが大事みたいです。まあ宿題の量は多くないし、ある程度パターン化しているのでだいぶ慣れてきました。

ユーゴのリュックの中には常時こんなものが入っています。

読み書きのプリントが入ったファイル、算数のテキスト、宿題の内容を書き込むための手帳(左下)、親への連絡帳"cahier de liaison"(カイエ・ドゥ・リエゾン=連絡ノート)。

これに絵本だの、図書館で借りた本だの、副教科のプリントが入ったファイルなどを合わせるとけっこうな重さになります(- -;; 軽く5kgはあるんじゃないかなぁ…小さい体と肩に背負わせるのはちょっと心配ですが、歩いて登下校するわけではないし、少しの距離を持って歩くぐらいならまあいいか。

さて、パターン化されている宿題はざっとこんな感じです:

《月》「指定の音」を含む単語を子ども自身が3個見つけ、手帳に書き込む。
例)"V"の音だったら、voiture(車)vélo(自転車)livre(本)など。

《火》「指定の音」についてのプリント音読、絵本1〜2ページ音読。

(毎週水曜は学校お休み)

《木》火曜とだいたい同じ内容。

《金》指定された2〜3個の単語を「お手本無し」で「筆記体」で書けるようになる。

フランス語の筆記体は、私が日本で習ったローマ字の筆記体とは若干違うようで、私がユーゴの宿題に付き合うと間違った書き方を教える危険性あり…というのを理由(いやむしろ言い訳)にして、「書き」の宿題はバンちゃんの担当ですv(^_^)v

そして、上記の「フランス語読み書き」の宿題に加えて最近増えてきたのが、1〜10までの足し算全パターンを丸暗記するという宿題。

例えば、足して3になる計算式には0+3、1+2、2+1、3+0の4パターンあるわけですが、全部暗記しないといけないんだって!えーそんなの日本でやったかなぁ…九九の暗唱は頑張った記憶があるけれど、足し算のほうは覚えていません。

特に10までの足し算は両手の指を使って算出することができるせいか、ユーゴは今のところ「暗記の必要性」がよくわかっていないみたいです。「3たす5は?」と聞いてもすぐに「8!」と返さず、目をキョロキョロさせて頭の中で数えている様子(^^;;

答えが合っているならどういう方法で算出してもいいじゃんねぇ?と内心思いつつ、バンちゃんパパはけっこうスパルタなので、こちらも任せています。家事も育児もノータッチに近い我が夫ですが、じわじわと「息子の宿題係」に定着させる つもりです(o^^o)v

2019年1月22日火曜日

うすーいOREO"CRISPY&THIN"

いつの頃からかオレオが好きでして、高校ぐらいからかなぁ。フランス留学中に母から小包が届くと、頼んでいないのにいつもオレオが入っていたのを思い出します。母の中で私は「オレオ好きな娘」だということね(^^;;

日本のオレオは1種類だけですが、フランスにはいろいろバラエティに富んだオレオがあります。それでも本場アメリカには足元にも及びませんけどねー。

※アメリカのオレオを見てみたい方は過去記事をクリック。

で、久しぶりに食べてみて「やっぱりこれが一番好きかも!」と個人的に納得したのが、タイトルにも書いてあるこちら。
↓ ↓ ↓
OREO CRISPY&THIN

薄いオレオなんです、とにかく薄ーいのです。

普通のオレオと比較してみました。3分の1ぐらいの薄さ!


この薄いオレオ、何が良いかって、丸ごと一口でラクラク食べられちゃうところ。私は口が小さく奥行きもあまりない(と思われる)ので、普通サイズのオレオを丸ごと口に入れるとうまく噛めないのです(苦笑)

そしてこの薄いオレオは半分に噛んでも、下と上のビスケットの割れ具合が一緒なところも優秀。普通のオレオはどうしても割れ方がバラバラで、キーッとなること多し。

薄いオレオはポテチみたいにパクパク食べられちゃうので、一度食べ始めると手が止まらなくなります。オレオ好きは要注意(笑)他にもカカオクリームがあります♩

「アメリカンなもの」を毛嫌いしがちな我が夫のバンちゃんも、この薄ーいオレオだけは気に入ったようで、「また買ってきて♩」だって。ところが近所のスーパー2件には売っておらず、Brestまで行かなきゃ…3箱ぐらい大人買いしとくか。笑

薄ーいオレオ、食べてみたいという方はお土産に持って行くので遠慮なくリクエストしてくださいねー。オレオはむしろ中の白いクリームが好きなんだ!という方には、クリーム2倍"Double"(分厚いオレオ)もありますよ。笑

2019年1月20日日曜日

Alexaとの会話

我が家にあの"Alexa"(アレクサ)がやって来ました。

バンちゃんがいつの間にか購入していたのですが、特に「間接照明の点灯と消灯をラクにするため」だったみたいです。たしかに、いくつもある間接照明のところへ移動して、点けたり消したりする作業は意外に面倒。

本棚の上に鎮座している我が家のアレクサ。


使い方はいたって簡単。「アレクサ」と呼びかけたあと、指示を出します。

"Allume le salon."
(アリューム・ル・サロン=「リビングの電気つけて」)とか

"Eteins la table."
(エタン・ラ・ターブル=「食卓の電気消して」)とか。

指示内容がアレクサに理解されたら、知的な女性の声で"D'accord."(ダコー=わかりました)と返事があり、指示が実行されます。

言語はいわずもがなフランス語なので、外国人の私はアレクサに話しかける時はちょっとドキドキします。完璧な発音じゃないと理解してもらえないんじゃないかって…それに、こんなカマンベールみたいなオブジェに向かって話しかけるの、変じゃない?と思っていたので、最初のうちは緊張していたのですが、最近はやっと慣れてきました。今のところアレクサに"Pardon ?"(なんですって?)と聞かれたことはありません。笑

そんなこんなで昨日の夜遅く。バンちゃんは疲れて寝室に上がっていたので、リビングには私一人。間接照明の消灯係となったわけですが、以前バンちゃんに「リビングの照明を一気に全部消したかったら、アレクサに《おやすみ》と言えばいいよ」とおしえてもらったのを思い出して、

"Alexa, bonne nuit."
(アレクサ、ボンニュイ=「おやすみ」)

と言ったところ、いつもの"D'accord"(ダコー)ではなく、

"Dormez bien."
(ドルメ・ビヤン=「よく寝てくださいね」)

という言葉が返ってきたのです。おおアレクサ、親切なこと言ってくれるじゃんと思って、ごく自然に"Merci !"(ありがとう)と返し、気分良く寝室へ行ったら、バンちゃんニヤニヤ顔。アレクサとのやり取りを聞かれていたようです、はずかしー(^^;;

うーん、どうもまだアレクサを人間扱いしてしまっている私です。だって声が知的な女性だしさぁ…いかにも機械っぽい声のほうが紛らわしくなくて良くない?とか苦しい文句を言いつつ、まあ要は慣れの問題です。まずは電気の点灯と消灯のやり取りに慣れて、その次は「今日の天気を尋ねる」かな。笑

2019年1月19日土曜日

《続》お坊さんみたいな名前

先日「お坊さんみたいな名前」という(失礼な)タイトルのもと絶賛したミュージシャンの、米津玄師さん。

あれからも気に入った10曲をひたすら聴いています、ユーゴも巻き添えにして(^^;; 我が息子にはアニメ音楽はいっさい聴かせず(リクエストもされないしねー)、親の好きなミュージシャンの歌を一緒に聴いています。おかげでユーゴは「B'zの90年代ナンバー」にとても詳しいです。笑

米津さんの歌でユーゴのお気に入りは、今のところ「フローライト」だそう。MVに出てくる目がないムックみたいな赤いモンスター(?)と軽快なメロディがお好きなようです。歌詞もピュアな感じで、心が優しくなれる曲です♩

さて、最初のうちはYouTubeで聴ければいいやと思っていたのですが、ハマっていくにつれてやはり「音源を入手したい欲」がどうしても抑えられなくなり…

初めてAmazonのデジタルミュージックを利用しました。


歌手名を選択すると曲名がずらーっと出てくるので、欲しいものだけにチェックを入れてカートに入れて、支払いを済ませたらあっという間にダウンロード開始!ふぁー、便利だ、便利すぎる。なんで今まで利用しなかったんだろう、、、

曲の単価は160〜250円。お気に入りだけを集めて「捨て曲なし」(ミュージシャンの方には失礼ですが、1枚のアルバムにつき「飛ばしてしまう曲」って2〜3曲はありますよね…)の完璧な「Myベストアルバム」が作れるというのは嬉しい♩CDプレイヤーしかないマイカーの中でも聴きたいので、ウン年ぶりにCDROMを買ってきて「焼き」ました。笑


レコード風のCDROM、レトロな感じがお気に入り。とはいえ真っ黒だから曲名を書き込めないと後で気づいた…

いやー、Amazonのデジタルミュージック、初めて利用したけど良いですね♩購入不可になっている(?)ミュージシャンもいるようですが(B'zとミスチルは検索できなかった涙)、それでもかなりの登録数!

「BEST OF 米津玄師」を聴きまくって全曲完璧に覚えてしまったら、次は星野源さんのMyベストアルバムを作る予定にしております。もう選曲済み(o^^o)v

2019年1月17日木曜日

シードル"Kerné"のおしゃれ直売店

シードル(cidre = リンゴの発泡酒)の生産が盛んなブルターニュですが、個人的に一番美味しいと思っている銘柄は"Kerné"(ケルネ)といいます。クレープ屋さんでケルネのシードルを見かけると「お、ここはやるな」と一気に評価が上がります。笑

ケルネの産地はフィニステール県南西部にある町、Pouldreuzic(プルドゥルズィック)という日本人にはとっても発音しにくい名前です(^^;; そちらにお洒落で広々とした直売店があるので寄ってみました。

ケルネの特大ラベルがお出迎えです。


ちなみにPouldreuzicの場所はこちら↓Brestから1時間ぐらいでしょうか。


お店の中は天井が高く、陽光が差し込む明るくて気持ちのいい空間です。


中央にはリンゴの木のオブジェがどーんと構えています。


これです、ケルネのシードル!オレンジのラベルが特徴です。

緑の縁はさっぱりしたBrut(ブリュッ トゥ=ドライ)、赤い縁は甘みのあるDoux(ドゥ=マイルド)です。シードルの味はだいたいこの2つに分かれます。

こちらでは箱買いもできます、カートを貸してもらえるのでご安心を。


お店の奥には素敵な暖炉と、シードルの瓶でできたクリスマスツリー☆
(来店したのは1月3日です)


ツリーの反対側にはカウンターがあり、シードルを試飲することができます。この日は「口あたりフルーティ」な新作を味見させてもらいました。車の運転があったのでほんの一口でしたが、美味しかったです♩

広々とした店内にはシードルだけでなく、Pouldreuzic やその周辺で製造されているブルターニュの郷土菓子やチョコレート、蜂蜜、海産物の加工品など美味しそうなものがいっぱい並んでいます。シードルを買いに行ったつもりが誘惑に負けて他のものもいろいろ買ってしまいそうです(^^;;

最後に、Pouldreuzicは「あの企業」で有名です。この写真を見てわかるでしょうか?給水塔をよく見てください…


拡大してみますと…そう、あのPâté Hénaff(パテ・エナフ)!笑

Pouldreuzicはエナフの本拠地で、こちらも直売店やミュージアムまであります。我が家はエナフ製品にとってもお世話になっているので、ぜひ安定経営を続けてほしいですね(※過去記事はこちらより)。

ケルネといい、エナフといい、チョコレートのPatrick Robinet(パトリック・ロビネ)といい、Pouldreuzicは食品加工業のレベルが高いです。車がないとアクセスが難しいですが、ドライブとブルターニュの美味しいお土産調達を兼ねて、ケルネとエナフの直売店に連れて行ってあげますよ(o^^o)


Cidrerie Kerné
Mesmeur 29710 Pouldreuzic
02 98 54 41 86

2019年1月15日火曜日

冬の朝焼け@フランスの端っこ

冬は朝焼けが特に綺麗だなぁと感じます。思わず見とれてしまう…ので立ち止まって写真に収めることが多いです。他の雑多な写真に埋もれてしまう前に、Blogにアップしておきます。

ユーゴを小学校に送りに行く8時半〜9時ごろが朝焼けタイムです。こちらの冬は日の出が遅いのです(^^;


これはユーゴの小学校近くで撮った一枚。


パープルがかった朝焼けもなかなか素敵。


一番気に入っているのは、今のところこれかなぁ。


この日はとても寒くて、雲まで凍てついたように動かず、輪郭も寒さで研ぎ澄まされたようにハッキリと浮き立って見えました。ゴッホの油絵みたいに見えなくもない…?

そういえば、朝焼けってフランス語でなんて言うんだろうと思って調べてみたらなんと、

Aurore(オロール)ですって!

「オーロラ」という意味で知ってはいたけれど、「朝焼け」のことでもあったとは。でもオーロラと朝焼けって色も時間帯もだいぶ違うと思うのですが、よく調べるとオーロラの正式名は

Aurore polaire(オロール・ポレール=「北極圏のオーロラ」)

らしいです。へぇー、ひとつ勉強になった。ちなみに「夕焼け」を表すフランス語は男性名詞の"crépuscule"(クレピュスキュル)、「朝焼け」の"aurore"は女性名詞だから、 夕と朝、男性と女性、対になっていてカップルみたい…と妄想が膨らんだのでした。笑

2019年1月13日日曜日

きんぴらSALSIFI

ウン年ぶりに「きんぴらごぼうっぽいもの」を作りました。

ごま油で炒めて、ごまをたっぷり絡めて、ちょっと甘めの味付けが好きです。「きんぴらごぼうっぽいもの」と書いたのは、主役の牛蒡が入っていないから。そもそもフランスには日本の牛蒡はありませぬ。Parisの日本食材店に行けばきっとあるんでしょうけど、西の端っこでは見かけないですね(^^;;

じゃあ何のきんぴらかといいますと、フランスで「牛蒡に近いもの」とみなされている根菜の…

Salsifi(サルシフィ)です。

近所のスーパーで初めて「生のサルシフィ」を見かけたので、「牛蒡に近いっていうんだったら好物のきんぴらにしよう!」と思い買ってみました。

実は、フランスで一般的によく見かけるサルシフィは「水煮の缶詰」なのです。

一度だけ食べたことがあるけれど、柔らかくてちょっと酸味?があって、とにかく牛蒡とは程遠い味と食感。フランスではサラダにしたりソテーにしたり、はたまたホワイトソースとチーズをかけてオーブンで焼き、グラタンにして食べるそうです。

ここまではまったく牛蒡に近い感じがしないサルシフィですが、生で皮付きの状態はもっと牛蒡っぽいです。ほらね…

でも、ウネウネしている、、、牛蒡はまっすぐなので、見た目もだいぶ違いますね。こちらは長さも太さもバラバラです。

皮を剥くとこうなります。

牛蒡よりだいぶ白いです。そして皮を剥いて1分もすると白からオレンジ色に変色し始めます。酸化のスピード早すぎ!

急いで笹掻きにして冷水に晒しました。これで正解よね?

いやー笹掻きもウン年ぶりにやったので、最初のほうは感覚が戻らずに分厚いのが何枚もできてしまった、、、後から取り出して細く分割しました(苦笑)これに人参を加えて、フライパンにごま油をひいて炒めて、粉末だし・しょうゆ・酒・砂糖で味付けして…

あっという間にできあがり♩(1枚目と同じ写真だけど)

さて「きんぴらサルシフィ」を食べてみた感想は…味は残念ながら牛蒡ではないです。あの独特の「土臭さ」がほとんど無くてちょっと残念。でも食感はかなり近い!シャキシャキの歯ごたえが心地よく、きんぴらの味付けにもよく合っていました♩

こういう得体の知れない野菜にアレルギー反応を示す我が夫のバンちゃんも、食感と味付けが気に入ったようで何度もおかわりしました(o^^o)反対にユーゴには不評でした、歯ごたえがありすぎるらしいです(苦笑)

最後に、牛蒡の美味しい食べ方といえば、九州人にとって外せない「天ぷら」があります。「ごぼう天うどん」なんて北部九州人のソウルフード(のひとつ)と言っても過言じゃありません。 笑

次にサルシフィを見かけたら天ぷらにしてみよう♩

2019年1月12日土曜日

お坊さんみたいな名前

「お坊さんみたいな名前、しかもなんて読むの?」と思ったミュージシャン、

米津玄師(よねづけんし)さん

写真はこちらよりお借りしました。

先日の紅白歌合戦で「生歌が上手すぎる」とあちこちで話題になっていたので(というか生歌が上手くなくても歌手になれるのは世界中で日本だけな気がする^^;)、気になってYouTubeで検索したら、まぁー、"Lemon"良い歌ですね!

日本の音楽にはもうかなり疎くなっているし、世代からして自分よりずっと若いミュージシャンの曲には共感できないと思っていましたが、人を惹きつける才能に世代も年齢も関係ないですね。

それからというものYouTubeで視聴できるMVを片っ端から聴いているのですが、名曲多すぎる!アップテンポの曲が多いのにリズムが細くて複雑で正確、歌詞も深い、声もセクシー、聴き惚れてしまう…なんちゅう才能。毎日毎日、仕事中も流れ作業的なことをしている時は気に入った曲を延々と聴いています。今のところハマっているのは…

※「:」の右に書いてあるのは曲に関する個人的な印象です。

Lemon :鉄板
アンビリーバーズ :夜の高速を走りながら聴きたい、光と希望
LOSER :思わず体が動く、軽快なテンポ
アイネクライネ :切なすぎる、女心がわかっていてすごい
Flamingo :気怠い、ノリが良い、ユルい、民謡っぽい
春雷 :コズミック(?)、クール
orion :ベースは明るい、サビがドラマチック
灰色と青 :菅田将暉(歌うまっ!)との美しいバラード
フローライト :気持ちが軽くなる、ふわふわ、明るくなる
Flowerwall :大自然を思わせるメロディとコーラス

とりあえずこれらをエンドレスで聴いて覚えてしまおうと思っております♩他にも良い曲山ほどあるんだろうけど、少しずつ増やしていこう。MVは今のところYouTubeで視聴できるので、米津玄師さんをご存知ない方で気になる人はぜひ聴いてみてください…って今や知らない人はいないか、私が乗り遅れすぎの「にわか」すぎか(苦笑)

ふだん聴いているのは「My青春時代」の90年代〜2000年代前半の歌ばかり(特にB'z )で、この先新しいミュージシャンを好きになることは無いだろうなぁと思っていただけに、久々に好きな歌が一気に増えたのは嬉しいです(o^^o)

アルバム買おうかな…
あー、カラオケ行きたい。笑

2019年1月9日水曜日

ソルド初日とParisからの電話

2019年1月9日(水)、東京では「パティスリーホソコシ」の開店日でしたが、フランスでは冬のソルド開始日でした。

「ソルド (Soldes)」というのはフランス語で 「セール」「バーゲン」という意味です。ソルド期間は年に2回と法律で決まっていて、夏は6月最終水曜、冬は1月2週目の水曜スタート。まあ最近では「顧客セール(Ventes privées ヴァントゥプリヴェ)」だの「ブラックフライデー」だの新手のセールがどんどん増えてきて、年2回のソルドのありがたみは段々薄れつつありますが…

とはいえショッピング好きには大イベントなので、毎年ソルド初日はテンションが上がります♩が、今年の冬は特に狙っていたものは無し。おまけに今週は語学学校の事務が人手不足で、ふだんはノータッチの業務をあれこれ引き受けているために朝から夕方までアタフタして余裕ゼロ(T_T)

そんなこんなで今日も朝から黙々と働いていたところ、携帯にMお姉さまから電話が。日本に1ヶ月帰省すると聞いていたから「しばしのお別れの挨拶」かなーと思いきや、Parisの老舗デパート「ギャラリーラファイエット(Galeries Lafayette)」にいるとのこと!ソルド初日にParisとは、羨ましい…

なんでも夜9時の便で東京へ発つそうで、早めにParis入りしてソルドを見てから空港へ向かうのだとか。それは良い案!この後マレ地区にも行くと聞いたので、大好きなアクセサリーショップ"Pierre Caron"(ピエール・カロン)をお勧めしました♩
↓ ↓ ↓

黒い外観が特徴。ショップカードも黒、シンプルかつシック。

電話を切った後、1時間ほどしてまたお姉さまからコールがあったのですが、なんとそのアクセサリー店にいるそう!「なんか欲しいものない?」と聞かれたので、以前見かけて気になっていたピアスのことを話したら、それらしきものを写真に撮って「これかな?」と送ってくれました。お姉さま優しい…♡

"Pierre Caron"のアクセサリーはParisのお店でしか手に入らないので、お言葉に甘えて代理購入してもらいました♩セール品ではなかったけれど、フランスの端っこにいながら大好きなParisのお店で欲しかったピアスをGETできて、今年のソルド初日はなんとも不思議な感じで気分が上がりました(笑)お姉さま、ありがとう(o^^o)

シンプルなデザイン、高品質、しかもリーズナブルな価格が魅力、"Pierre Caron"のアクセサリーは飽きが来ず長く使えます。Parisへお立ち寄りの女子はぜひ足を運んでください、手ぶらではお店を出られなくなるはず。笑


Pierre Caron
54 Rue des Archives 75004 Paris
01 48 87 31 28

本日OPEN "パティスリーHosokoshi"@東京

2019年1月9日、本日東京の西荻南にフランス菓子のお店(パティスリー = pâtisserie)がオープンしました!その名も…

Pâtisserie Hosokoshi(パティスリーホソコシ)

お店のオーナーでシェフパティシエであるMくんの名字が店名になっています。Mくんはレンヌ(Rennes)留学中の2004年に知り合った友人で、当時から確かな技術と才能を持っていた凄腕のパティシエさんです!

その彼が長年抱いていた「独立」という夢を叶えるべく努力を重ね、ついに今日「パティスリーホソコシ」の開店に至りました。

ご覧ください、Mくんが生み出すパティスリーの数々…
(写真はお店のウェブサイトよりお借りしました)

↑ヴェリンヌ(Verrine = 小さいグラスに入ったデザート)に、↓マカロンにフィナンシェ(Financier = アーモンドプードルとバターたっぷりの焼き菓子)。


写真はごくごく一部です。ケーキもムースも焼き菓子もチョコレートも、Mくんに作れないお菓子は無いと思います、精巧な飴細工まで出来るんですよ!レンヌ修行時代は「フレーバーを《番号のプリント》で表すボンボンショコラ」で有名な"Durand"(デュラン)、MOF(フランス国家最優秀職人章)を持つパティスリー"LE DANIEL"(ル・ダニエル)といった名店で腕を磨き、数々のコンクールにも挑戦しております。チョコレートの大会ではなんと優勝!その時に出品した「チョコレートの仮面」は今でもよく覚えています。

そして最も記憶に鮮やかなのは、ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)の名作「海底2万マイル」をテーマにした飴細工のコンクールに出した作品。魚やタコ、クラゲなどの海の生物、ジュール・ヴェルヌが設計した潜水艦などを忠実に飴細工で再現し、カラフルで繊細な一つのオブジェに完成した写真を見せてもらった時、あまりの美しさに深く感動したのを昨日のことのように思い出します。ああ、写真が手元に無いのが残念…

Mくんのパティスリーは見た目の美しさはもちろん、味も素晴らしいです。言葉ではうまく表現できませんが、彼のスイーツを口に運ぶと、ふんわりとした優しさに包まれたような幸せに浸れます。でもそれだけでなく、奥深いところに繊細さと香り高さを感じるのです。Mくんの一見ソフトだけれど内に秘めた高いプロ意識と追求心がお菓子の味に現れていると言いますか。人柄や性格はその人の仕事に必ず反映されるものですよね。

そんな才能あふれるMくんですが、彼は私にとって友人かつ「フランスで初めてフランス語を教えた生徒第一号」でもあります♩レッスン代はもちろんスイーツでした、私の希望で(笑)いろいろなお菓子を味見させてもらって、ラッキーだったなぁ…

さて話を「パティスリーホソコシ」に戻しまして、下の写真は缶入りのクッキーだと思われます。シンプルなデザインに優しい色合い、素敵ですね。
s
もしこの缶の側面や中に入っている紙に「フランス語のフレーズ」が書いてあったら、その作成をお手伝いさせてもらったのは私です(o^^o)v というのも、フランス語の家庭教師をさせてもらっていたせいか、Mくんはパティスリーにまつわる「フランス語の相談」をいつも私にしてくれます。日本から遥か離れたフランスの端っこにいるにもかかわらず、こうして夢の実現に少しでも貢献させてもらえるのはとても嬉しいです。

これはなんでしょう、ギモーヴ(guimauve = マシュマロ)かなぁ。見るからにフワフワして美味しそう…♡


ああ、開店日に駆けつけられないのがとても残念です。今年はまだ帰省できるかさえもわからない(涙)なのでこの記事を読んでくれた方で関東(周辺に)お住まいの方は、ぜひ「パティスリーホソコシ」に足を運んでくださいね!贔屓目でなく胸を張っておすすめできるパティスリーです 。

Mくんといい行列のできるカヌレ屋さんを営むYちゃんといい、個性と才能豊かな「自慢の友人」が何人もいて、彼らに良い刺激と勇気をもらっていることに幸せを感じる今日この頃。私も誰かにとってそういう存在になれたらなぁ…と思っているうちはまだまだ小者ですね(^^;;

ともあれ、
Venez nombreux chez "Pâtisserie Hosokoshi" !
(「パティスリーホソコシ」に大勢お越しくださいね!)


Pâtisserie Hosokoshi
〒167-0053
東京都杉並区西荻南1-16-19
TEL/FAX 03-5344-9782
営業時間/11:00-19:00

2019年1月7日月曜日

ガレット・デ・ロワ2019(2)"Penn Ar Bread"

1月にフランスで食べられるパイ菓子、ガレット・デ・ロワ。今回は「Brest近辺で一番美味しい(と勝手に思っている)ガレット」をご紹介します♩

じゃーん、こちら!

Brest空港が位置するGuipavas(ギパヴァ)という町にあるパン屋さん"Penn Ar Bread"(ペンナルブレッドゥ)のガレット・デ・ロワです。お友達Mさんのお家にランチでお呼ばれしたので、食後のデザートに持って行きました。

熱々のコーヒーと一緒に♩

写真だとわかりにくいかもしれませんが、このガレットは中身のフランジパンヌ(Frangipane = アーモンドプードル・バター・砂糖を練ったフィリング)が茶色がかっていて濃いのが特徴です。アーモンドを皮つきで挽いた粉を使っているからだと思われますが、そのせいか香ばしさUPなのです♩

Mさんのご主人は「こんなに美味しいガレットは食べたことがない!」、Mさんの長女Yちゃんは「昨日食べたガレットよりずっと美味しい!」と嬉しい反応(o^^o)遠回りして買いに行った甲斐があったわー。

私自身も久しぶりに食べたけれど、やっぱり納得の味。フランジパンヌはもちろん、パイ生地がとびきり美味しい!オーブンで温めると表面がカリカリになって、ブルターニュの郷土菓子「クイニーアマン(kouign amann)」を思わせる味と食感。あまりに美味しくて子どもたちが遊びに行った後、大人はこっそりお代わりしました。笑

フェーヴを当てたは、このワタシ♩

ミニオンのフェーヴです、可愛いらしいわぁ。ルクレールのとは大違い(苦笑)とはいえ集めているわけではないので、Mさんの娘ちゃん達にあげました。

最後に、パン屋さんの名前"Penn Ar Bread"ですが、ちょっとしたジョークなのです。Brestが位置する県"Finistère"(フィニステール = 地の果て)のブルトン語名が"Pen Ar Bed"(ペンナルベッドゥ)なんですが、"Bed"を英語の"Bread"に替えて

Penn Ar Bread

となっているわけですねー。ってこう長々と言葉で説明すると面白さが半減してしまうなぁ…こちらに長く住んでいると名前を見ただけでわかるローカルジョークです。笑


Boulangerie Penn Ar Bread
5 Rue Amiral Troude
29490 Guipavas
02 98 84 79 15

2019年1月5日土曜日

ガレット・デ・ロワ2019(1)いつものLeclerc

1月に入ったので「あのお菓子」を解禁!

それは言わずもがな、ガレット・デ・ロワ(Galette des rois)♩伝統的には1月6日の「公現祭(Epiphanie エピファニー)」に食べられるパイ菓子ですが、最近は年が明ける前からスーパーに並び始めます。大大大好きなだけに見かけると手を伸ばしたくなるのですが、1月に入るまではダメ!と自分に言い聞かせて我慢です。

今年は年明けの2日に胸を張って(?)買いに行ってきました@いつものルクレール(Leclerc = Brest発祥の青い大型スーパー)♩

今年のコラボキャラクターは、知らない…何なんでしょう。映画??可愛くないし色も暗いし、テンション上がりませんなぁ。去年はポケモン、その前はスターウォーズという「誰でも知っている大物」だったせいか、今年のキャラクターは知名度の低さと地味さがなんとも残念。

まあでも、私たち夫婦はフェーヴ(Fève = ガレットの中に入っている陶器の小さいオブジェ)目当てではないので、キャラクターは正直何でもいいんだけどね。むしろフェーヴが当たると「あーあ」となります。だって、フェーヴの分だけガレットの量が減るんだもん。笑

さて、さっそく夕食後のデザートに食べました♩

ルクレールのガレット・デ・ロワ、大型スーパーの大量生産品といえどなかなか美味しいのです。原材料にも添加物はほぼ入っておらず、サクサクのパイ生地にはフレッシュバターがなんと33%も使われております!値段も良心的で、写真の6人用サイズは4,9ユーロ。特売の時は2,9ユーロまで安くなります(ガレット好きには危険)。

中に入っているフィリングですが、ダントツ人気は写真にも映っているオーソドックスな"Frangipane"(フランジパンヌ)。アーモンドプードル、バター、砂糖を練ったものにほんの少しラム酒を加えた香り豊かで優しい甘さが魅力のフィリングです。他にもリンゴ、洋梨&チョコ、フランボワーズなどがありますが、我が家はフランジパンヌ以外には目もくれません。笑

ものすごく高カロリーだとは思いますが、1月の間だけしか食べられない貴重な(?)お菓子なので、ちょっとぐらい太ったって気にしません。むしろ消化が追いつかなくて悲鳴を上げるアラフォーの胃のほうが心配です(^^;;

最後に、このガレットのフェーヴを当てたのは(残念ながら)私ですが、映画の登場人物と思われる女性の顔がプリントされていました。でも「誰これ…知らん…」という呟きしか出ず、写真にも撮っておりません。

ま、ガレット自体は今年も安定の美味しさなので良し(o^^o)


※下記は1月5日の夜に加筆。

ルクレールに行ったらガレット・デ・ロワが特売でした、2,95ユーロ!迷わずお買い上げですよね。笑


フェーヴを当てたのは、ユーゴ♩

当てた人は「王様」になれるので、ガレットと一緒についてくる王冠を被ります。ユーゴは念願の王様になれてご満悦♩この後も寝る時間までずーっと王冠を被っていました。フェーヴにプリントされていたのはまたしても「誰、これ?」なオジさんで、パッと見スターリンです(^^;;

2019年1月3日木曜日

また地震(T_T)@熊本

今日は仕事を休んで(2日から働いております!)、義両親の家にユーゴを迎えに行きました。その道中、車のダッシュボードに置いていたスマホが何度もポロンポロンと鳴るのでチラッと画面を見たところ、関東に住んでいる友人から

熊本で震度6だって、ご家族は大丈夫?

とのメッセージが!2年半前に経験した震度6強の恐ろしさが一瞬で蘇り(私はたまたまユーゴと帰省中で被災しました)視界がふっと揺らぎましたが、その時は高速道路を走行中。いけない、運転に集中しなければとハンドルを握りしめ、義両親の家近くにあるスーパーの駐車場に車を停めて深呼吸した後、メッセージやLINEに目を通しました。

家族のLINEグループで安否確認が盛んにやり取りされていましたが、全員無事とのこと。ホッ。両親が住む熊本市中央区は震度4で「大したことない、大丈夫」だそうで。震度4ってだいぶ強いほうだけど、熊本地震の後は震度4クラスの余震がしょっちゅうあったらしいので、熊本市民はもうだいぶ免疫がついている?みたいです。

とはいえ震度6の場所があったのだし、これから余震ならぬ「まさかの本震」が来ないことを 切に願います。このまま鎮まってくれますように。あの震災からまだ3年も経っていないのに、また熊本で地震なんて酷すぎる(T_T)

日本はもういつどこでどんな規模の地震が起こってもおかしくないので、日本にお住まいの方は気をつけてくださいね。とにかく水が無くなったらキツいので、お風呂の水はすぐ抜かずに次の日まで溜めておくようにしましょう。

家族の安否を心配してフランスにいる私にメッセージをくれた友人たちに感謝します、みんなありがとう!これ以上揺れないように祈っていてくれると嬉しいです。

最後に心配なのは、修復工事中の熊本城です。

熊本市役所14階からの眺め(2018年10月末撮影)

やっと天守閣の最上階が顔を出し、街のあちこちからその姿を見れるようになって嬉しかったので、今回の揺れでまたどこかが崩れたりしていませんように。

路地の奥にチラッと見える熊本城も好きです。ハッとするし、ホッとします。

震災前の姿に戻すには20年以上かかると言われていますが、一日も早い復旧を祈ります。そのためにも、地震はもう来ないでほしいけれど…こればかりはどうしようもないですね…