2019年1月9日水曜日

本日OPEN "パティスリーHosokoshi"@東京

2019年1月9日、本日東京の西荻南にフランス菓子のお店(パティスリー = pâtisserie)がオープンしました!その名も…

Pâtisserie Hosokoshi(パティスリーホソコシ)

お店のオーナーでシェフパティシエであるMくんの名字が店名になっています。Mくんはレンヌ(Rennes)留学中の2004年に知り合った友人で、当時から確かな技術と才能を持っていた凄腕のパティシエさんです!

その彼が長年抱いていた「独立」という夢を叶えるべく努力を重ね、ついに今日「パティスリーホソコシ」の開店に至りました。

ご覧ください、Mくんが生み出すパティスリーの数々…
(写真はお店のウェブサイトよりお借りしました)

↑ヴェリンヌ(Verrine = 小さいグラスに入ったデザート)に、↓マカロンにフィナンシェ(Financier = アーモンドプードルとバターたっぷりの焼き菓子)。


写真はごくごく一部です。ケーキもムースも焼き菓子もチョコレートも、Mくんに作れないお菓子は無いと思います、精巧な飴細工まで出来るんですよ!レンヌ修行時代は「フレーバーを《番号のプリント》で表すボンボンショコラ」で有名な"Durand"(デュラン)、MOF(フランス国家最優秀職人章)を持つパティスリー"LE DANIEL"(ル・ダニエル)といった名店で腕を磨き、数々のコンクールにも挑戦しております。チョコレートの大会ではなんと優勝!その時に出品した「チョコレートの仮面」は今でもよく覚えています。

そして最も記憶に鮮やかなのは、ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)の名作「海底2万マイル」をテーマにした飴細工のコンクールに出した作品。魚やタコ、クラゲなどの海の生物、ジュール・ヴェルヌが設計した潜水艦などを忠実に飴細工で再現し、カラフルで繊細な一つのオブジェに完成した写真を見せてもらった時、あまりの美しさに深く感動したのを昨日のことのように思い出します。ああ、写真が手元に無いのが残念…

Mくんのパティスリーは見た目の美しさはもちろん、味も素晴らしいです。言葉ではうまく表現できませんが、彼のスイーツを口に運ぶと、ふんわりとした優しさに包まれたような幸せに浸れます。でもそれだけでなく、奥深いところに繊細さと香り高さを感じるのです。Mくんの一見ソフトだけれど内に秘めた高いプロ意識と追求心がお菓子の味に現れていると言いますか。人柄や性格はその人の仕事に必ず反映されるものですよね。

そんな才能あふれるMくんですが、彼は私にとって友人かつ「フランスで初めてフランス語を教えた生徒第一号」でもあります♩レッスン代はもちろんスイーツでした、私の希望で(笑)いろいろなお菓子を味見させてもらって、ラッキーだったなぁ…

さて話を「パティスリーホソコシ」に戻しまして、下の写真は缶入りのクッキーだと思われます。シンプルなデザインに優しい色合い、素敵ですね。
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もしこの缶の側面や中に入っている紙に「フランス語のフレーズ」が書いてあったら、その作成をお手伝いさせてもらったのは私です(o^^o)v というのも、フランス語の家庭教師をさせてもらっていたせいか、Mくんはパティスリーにまつわる「フランス語の相談」をいつも私にしてくれます。日本から遥か離れたフランスの端っこにいるにもかかわらず、こうして夢の実現に少しでも貢献させてもらえるのはとても嬉しいです。

これはなんでしょう、ギモーヴ(guimauve = マシュマロ)かなぁ。見るからにフワフワして美味しそう…♡


ああ、開店日に駆けつけられないのがとても残念です。今年はまだ帰省できるかさえもわからない(涙)なのでこの記事を読んでくれた方で関東(周辺に)お住まいの方は、ぜひ「パティスリーホソコシ」に足を運んでくださいね!贔屓目でなく胸を張っておすすめできるパティスリーです 。

Mくんといい行列のできるカヌレ屋さんを営むYちゃんといい、個性と才能豊かな「自慢の友人」が何人もいて、彼らに良い刺激と勇気をもらっていることに幸せを感じる今日この頃。私も誰かにとってそういう存在になれたらなぁ…と思っているうちはまだまだ小者ですね(^^;;

ともあれ、
Venez nombreux chez "Pâtisserie Hosokoshi" !
(「パティスリーホソコシ」に大勢お越しくださいね!)


Pâtisserie Hosokoshi
〒167-0053
東京都杉並区西荻南1-16-19
TEL/FAX 03-5344-9782
営業時間/11:00-19:00

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