2018年2月12日月曜日

餃子づくり@フランスの端っこ

我が家の男2人の大好物は、餃子です。
特にユーゴは餃子と小龍包が大大大好きで、日本で何回食べたことか…

日本では手軽に作れる、手に入る餃子ですが、フランスの端っこでは材料を手に入れることさえ一苦労。そのため、我が家では「餃子=すき焼き並みのご馳走」です(笑)

ジャパニーズスタイルの餃子で一番重要なのは、皮!限りなく薄いあの皮は手作りではどうにも再現できないので、最近はこちらにお世話になっています。↓

IMPERIAL DRAGON
冷凍の皮で、アメリカ産です。Brestのアジア食品店"Lien-Phat"(Géantの近く)に置いてあります。ざっと50枚ぐらい入って5ユーロ前後かな。はっきり言って高いですが、これで家族3人が幸せに浸れるなら、迷ってなどいられません。毎回4パックはまとめ買いします(苦笑)

その次は、 皮の中に入れるタネ。我が家はシンプルに豚ひき肉、ねぎ、キャベツ、すりおろし生姜と胡椒だけですが、フランスでは豚ひき肉というものが一般に存在しないのです(涙)なので、私はこれで代用しています。↓

Hénaff(エナフ)の生ソーセージ



エナフはブルターニュの豚肉加工メーカーで、パテもソーセージもなかなか美味しい!しかも、プレーンの生ソーセージは塩味しかついていないので、皮を剥がして中身を取り出し、豚ひき肉代わりに使っています。でもソーセージは塩気が強いので、さらに塩を加えることはしません。

そしてキャベツ。フランスで年中手に入るChou Blanc(シュー・ブラン=白いキャベツ)は一見日本のキャベツのように見えますが、葉がかたくてボール紙みたい(涙)フライパンでさっと火を通してキャベツ炒め♪なーんてとてもじゃないけどできません(T_T)

なので餃子に入れるときは茎以外のなるべく柔らかい部分を下茹でして、まるで雑巾のように水気をギューっと絞ってからみじん切りにしています。ね、材料調達からタネ作りまで、なかなか手間がかかるでしょ(苦笑)

皮とタネが揃ったら、一個一個包んでいきます。
我が実家の包み方は、左右のヒダ2つを中央に向かってつけます。右から左へ、左から右へというヒダのつけかたもあるんですよね?とにかく皮が破れないように、肉汁が外へ漏れ出さないようにしっかり閉じることがポイント。

焼き上がりはこんな感じでーす♪

多めの油でしっかり焼き色をつけて、コップ半分の水を入れて蓋をして蒸し焼き→水気が無くなりパチパチという音がしてきたら焼き上がりです。個人的にはもう少し黒くてもいいですが、バンちゃんが異常なほど「焦げ」に抵抗があるので、若干控えめにしてます。

餃子が食卓に並ぶ日は餃子が主役、メイン!餃子だけでお腹いっぱいになる勢いなので、副菜などなく餃子と白ご飯だけです(笑)ふだんわりと少食のユーゴも餃子だけは何回もお代わりします(*^^*)

本当は週1回餃子でもいいくらいですが、それだと皮のストックがすぐ無くなってしまうので、月1回ぐらいのペースに抑えています。さて次はいつにしよう。

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