2018年2月15日木曜日

バレンタインデー裏話

今年のバレンタインデーは、病みつきショコラDélices de Béniguetをあげることに決めていたのですが、仕事が忙しく2月14日までに買いに行く時間がありませんでした(T_T)

とはいえ当日にチョコレート系のものが無いのは寂しいので、先日アメリカのCちゃんにもらったチョコレートの老舗メーカーGHIRARDELLIのブラウニーミックスのお世話になることに。作り方を見たら卵と水とオイルを加えて混ぜて焼くだけ、なんて簡単!

しかし油断は禁物。オーブンの温度やケーキ型のサイズや1カップの分量など、アメリカは日本ともフランスとも違うので、作り始める前に下調べが必要でした。それでも欲しい情報はインターネットでなんでも見つかるこのご時世。便利な世の中になったもんだ…

さて2月14日の朝、ユーゴを幼稚園に送り届け、バンちゃんを見送った後、仕事の開始前にさっそくブラウニー作り。生地を混ぜて型に流し込んでオーブンに入れるまで10分、焼き時間は165℃で30分!

仕事を始めてメールチェックなどしている間に30分経過。生地を爪楊枝で刺したら中のほうはまだドロっとしていたので、5分追加して仕事に戻り、キーボードをカタカタカタ…ふと嫌な予感がしてオーブンのほうへ行ったら予感的中、煙と共に真っ黒な物体が…あー焦がしてしまったー貴重なアメリカのブラウニーをー(涙)

今のオーブンとはイマイチ相性が悪くて、というか使いこなせていなくて、最初に設定した焼き時間が終わって数分追加する場合、なぜかグリル機能がONになるみたい。たったの数分で黒焦げなんて、ショックのあまり言葉も出ない。

幸い焦げたのは表面だけで、削ぎ落とせば問題なく食べられるようだったけど、うちのバンちゃんはとにかく「黒焦げ」が大嫌い。お肉でもお菓子でも、ほんの少しでも焼き色が黒寄りだと思ったらナイフで除去、徹底的に。そのくらいはセーフでしょう、と思える焼き色も彼にとってはNGなので、黒いブラウニーなんてもってのほか!

焦げを見たら最後、「黒い→苦そう→マズそう」というイメージが先行して、味見すらしてくれない可能性大。それだけは阻止しなければ…というわけで、こんな風に隠蔽しました(苦笑)↓ ↓ ↓

スティック状に切り分けたブラウニーの焦げた表面を包丁で切り落として、いかにも「最初からこんな風に盛り付けるつもりだったのよ」的な雰囲気を演出しました(^^;; Cちゃんにもこの写真をLINEで送って見てもらって「大丈夫!」とOKをいただいたので、なんとか切り抜けられるはず…!

気になるバンちゃんの反応は、、、まったく疑われず、大ー成ー功ー!「なんでスティックにしたの?」なんて聞かれませんでした。本場アメリカのブラウニー、しっかり甘くねっとり食感、濃厚で美味しかったです♡ほんのり塩気を感じるあたり、アメリカ人は甘じょっぱい味が好きなのでしょうか、ブルトン人と気が合いそう(笑)

というわけで、バレンタインデー裏話でした(^_^;A

ちなみにフランスでは「女性が男性にチョコレートを贈る日」ではなく、男性が女性にプレゼントを贈ったりその逆だったり、レストランでディナーを楽しんだりする「カップルの記念日」です。とはいえ私は日本人ゆえ、2月14日はどうしてもチョコレートをあげたく(食べたく)なるんですよねぇ。

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