2015年5月30日土曜日

5月の小旅行、3日め帰路

前回の投稿からだいぶ空きましたが、ノルマンディー小旅行の3日目は宿泊したAvranches(アヴランシュ)という街からゆっくりブレストを目指しました。

アヴランシュは、あのモンサンミッシェルからもっとも近い街で、中心街は小高い丘のようなところにあるので、見晴らしのいい場所からは遠くにモンサンミッシェルが見えます。残念ながら写真は撮っていませんが…

ロータリーのど真ん中にイギリスの戦車が!
アヴランシュもノルマンディー上陸作戦によって解放された
のでしょうね、戦車の右には巨大な記念塔が建っています。

戦車を前から見た図。
バンちゃんがいっぱい写真を撮っていました。

記念塔の足元に見つけた、タイムカプセル。
上に1944、下に1994、??いつ開けるんだ?

アヴランシュを出た後は、西へ西へとひた走り、
この日の目的地に着きました。

La côte de Granit Rose
ピンク色の花崗岩に覆われた海岸☆

Lannionラニオンという街の北側にある海岸で、写真ではピンクに見えないけど岩の色がサーモンピンクがかっていて、思わず「おお〜」と声が出てしまう綺麗さ。空や海の青とのコントラストもいい感じです。

同じ岩で作られた灯台あり、チャペルあり。

写真奥には小さいお城?要塞?あり。

干潮時だったので、(バンちゃん曰く)写真に収めるにはあまりいいコンディションではなかったそうですが、それでも前からずーっと行きたかった場所だったので満足^^次は満潮のときを狙ってゆっくり訪れたいです。ブレストからは車で1時間半くらいなので、日帰りできるしね〜

…というわけで、レンヌを出発してから3日間、車で少しずつ移動しながら北部ノルマンディーの名所を巡りました。こういう旅行の仕方もいいですね、ホテルは毎日変わるけれど、1回の移動距離を1〜2時間に抑えられるので、幼児と一緒のときは気が楽です。

車大好きなユーゴは文句のひとつも言わず、チャイルドシートの中で寝たりぼーっとしたり独り言をブツブツ言ったり…退屈しているような時は、お気に入りのCDをかけてあげると目を輝かせてノリノリ、曲の終わりには拍手で喜びます ♪ちなみに、童謡やアニメソングではなく、アメリカのジャズグループが好きという、渋い子です笑

車での長旅も平気とわかったので、次はロワールのお城巡りとかしたいなぁ^^

2015年5月11日月曜日

5月の小旅行@北部ノルマンディー(2)

旅行2日目は、宿泊したLe Havre(ル・アーヴル)を後にし、セーヌ川河口にかかる巨大なLe pont de Normandie(ノルマンディー橋)を渡り、Honfleur(オンフルール)という港町に行きました。

船着場に沿ってびっしり並ぶ家々がとても可愛らしく、
平日だというのにたくさんの観光客で賑わっています。

木造のヨットもレトロで可愛いものがたくさん♪

ノルマンディーといえばカルバドス(林檎の蒸留酒)!
老舗っぽいお店を発見、まるで高級ブランデーみたい。
お酒は20歳になってからよ、ユーゴくん。

この可愛らしい景色を眺めながら朝のエスプレッソ☆…
とかっこよく書いてみたけど、トイレ目当てです^^;

上の写真の反対側に、こんな古い教会が!

市街地には中世の木組みの家が多く残っています。
お土産屋さん以外にも画廊が多かったのが印象的。

オンフルールを出た後は、海沿いの道を西へゆっくり向かいました。次の目的地は…

Dauvilleドーヴィル!
ドーヴィルといえばこの曲、ターラーラー、タララララ、
タララララ、ターラーリー、タララララ、タラララ♪…

このわかりにくいカタカナの羅列でメロディーを思い出すことができた人はツウ!そうです、世界的に有名なフランス映画「男と女 un homme et une femme」の舞台となった場所。

この広い広い砂のビーチで、主人公の2人が戯れるシーンを思い出します…ジャンルイ・トランティニアンかっこよかったなぁ♡同じように走り回ろうかと迷ったけど、バンちゃんが白けること間違いなしなので、やめときました笑

テレビでもよく取り上げられる超老舗ホテル、Normandy。
ドーヴィル映画祭の際には数々のスターが宿泊するそう。
圧巻の佇まいです、まるでテーマパークのセットみたい。

ドーヴィルの街中もちょっと散策しました。
ほとんどのお店はこういう「古き良きノルマンディー」
を思わせる建物に収まっています、高級ブランドまで!

市役所もザ・ノルマンディーな感じ。お花で飾られて、
とても行政機関とは思えない可愛らしさです。いいな〜

ドーヴィルはパリジャンに人気の避暑地だそうです、というのもパリから2時間で来れるから。週末ともなればパリナンバー(75)やその周辺ナンバーの車が押し寄せ、「男と女」&ドーヴィル映画祭の知名度もあってか、国内外のセレブが集まってきます。だから妙に高級ブティックが多いのね?まあリッチな人は、リゾート地でもショッピングタイムが必要なんでしょうか^^;

一般人には居心地があまり良くないと感じますが(物価が高すぎるので)、さすが高級リゾート地だけあって、街中は綺麗に整備されているし、ウィンドウショッピングが好きな私はそれなりに楽しめました♪
最後に、おまけの写真。
サンドイッチを買ったパン屋さんで発見!
バナナのエクレア☆味見すればよかった〜

2015年5月7日木曜日

5月の小旅行@北部ノルマンディー(1)

早いものでもう5月!4月は仕事のほうで何かと忙しく、ブログの下書きに入れておいた写真が放置されっぱなし(汗)そのうちアップします〜

今回はですね、5月最初の週末3連休と、バンちゃんの有給を併せた5日間の休みを利用して、前からずっと行ってみたかった北部ノルマンディーを小旅行してきました!なので、まずはその時に撮った写真を載せまーす。

1日目はEtretatエトルタの崖!!夫婦ともども、
前から行きたかった場所にようやく来れました!
エトルタの町のビーチから見える三角アーチの眺め。

ビーチから三角アーチの上まで歩いて登れるのですが、
中腹から反対側を見たところ。頂上まで行けなかった…
写真奥の崖の上には車で登れ、教会があります!!

干潮時に訪れたので、三角アーチまで歩いて行けました。
ユーゴと一緒だったので、こちらも途中で断念しました…
足元はでこぼこの岩で、海藻や水たまりもちらほら。
アーチまで到達するにはトレッキングシューズ必須!

ユーゴとバンちゃんをお留守番させてアーチの近くへ。
こんな巨大な穴があって、梯子を伝って中へ行けます。
こちらも時間の関係で断念したけど、いつか行ってみたい!

エトルタの町もちょっと散策しました。
こんな感じの、ノルマンディー様式の家々がたくさん。

これは…お土産屋さんだったかな?かわいい。

シードルボウル(写真中央)に惹かれてパチリ。
ブルターニュのと違い、赤にリンゴの柄が可愛い♡

夕ご飯を食べたあと、夕暮れの崖を見に再び海岸へ。
うーん、なんともいえない美しさ。午後9時頃でした。

ユーゴは階段を上り降りしたくてウズウズ。
ママ、降りるの手伝って〜♡

教会がある崖の上にも上りました!いい眺め〜。
三角アーチの向こう側から見える景色も素敵みたい。
ユーゴがもう少し大きくなったら、また来たいな〜☆

エトルタは、「ルパン三世」の元になった「アルセーヌ・ルパン」という小説の舞台になっていて、ロマン・デュリスRomain Duris主演で映画化されたときも、ばっちり登場した場所だけあり、前から気になっていたのです。

この週末は悪天候の予報にもかかわらず、思い切って行ってよかった!エトルタに近づけば近づくほど雲が晴れて、滞在中は青空に恵まれてラッキー。自称晴れ女のパワーは今だに健在のようです笑