2009年5月17日日曜日

ゆるーいオスロの旅 〜街中アート編〜

 ゆるーいオスロの旅日記、最後はこの街で見かけた可愛いもしくは「ツボ」なものを写真にてお届け。商品のパッケージに看板に、街の至る所に「なんだこれ、カワイイorウケる!」とデジカメを取り出さずにはいられないゆるゆるアートが溢れておりました^^

 まずは単純に可愛いと思ったものから。

 牛乳パックのデザイン

 乳脂肪の割合によってパッケージのデザインが違う、というもの。シンプルな草花のイラストが可愛い♪ちなみにノルウェーには牛乳を作るメーカーは国営の1社だけで、文字通り市場を独占してます。うーん、牛乳の自由競争は許されていないらしい^^;


 続きまして、スーパーで発見した瞬間にノルウェー人のアジアに対するイメージを疑ってしまったイラスト。

 インスタントラーメンでごわす。
 このメーカーの商品には「すべて」このイラストつき。売り場の雰囲気がここだけ怪しいし!吹き出しには一見ハングルのようで違う奇妙な文字が書かれ、国籍も判断できません。ゆる〜。誰かのおみやげに一個買おうかと思ったけど、かさばるのでやめました。


 さてスーパーから場所を移し、街中へ。オスロの街にはけっこうな数の彫刻が置いてあるのだけど、中でもりょうこちゃんのお気に入り(?)がコチラ。

駅前の虎さん。かなり大きい。

前から見ると勇ましい彼ですが、後ろに回るとアレ?

体薄っ!!

 突っ込みどころありすぎです、オスロの彫刻たち。

 
 続いては街で見かけた看板。

これは特に突っ込むところもないけど、
猫好きなんで撮りました^^

コーヒーと紅茶の専門店だそうです。

そして私のイチオシ、
エスキモニカちゃん♪
 彼女はアイスクリーム会社のメインキャラクターで、街の至る所にいます。この色だから目立つ目立つ!日本でいうところのペコちゃん的な存在かなあ、でもペコちゃんのような愛らしさに欠ける、微妙に。だってよく見ると、老け顔なんです(涙)今くるよに似てない?、年齢不詳なエスキモニカです、このへんの設定もゆる〜

 
 最後は道路標識。これは突っ込まずにはいられなかった。。。

子供に注意
 この2人、私には全然子供に見えないんですけど。一昔前のアメリカの高校生カップルみたくない??彼らなら自分で車に注意できるだろう。。。この写真は最終日に撮ったものだけど、最後の最後までゆるいな〜ノルウェー、ありがとうと言いたくなりました^^


 はーやっと終わりました、オスロリポート。本当に。
ゆるいどころか旅行記自体だらだらと長引いてしまったけど、暇つぶしに読んでくれれば嬉しいです。そしてこの旅行記を読んで、オスロに行ってみたいなと思ってもらえれば何より。

 ええとこのブログ、一応「レンヌでの生活」を綴るために作ったんだけど、最近レンヌのこと全然書いてないです^^;私が住んでいる街の魅力も、もっと探してあげないとなあ。努力しますので、これからもMiworld@Rennesをよろしく。

ゆるーいオスロの旅 〜グルメ編〜

 どこかを旅したら、その土地の食べ物について語らずにはいられない!というわけで、ゆるーいオスロの旅で食べた美味しいものたちを紹介しちゃいます。


 本題に入る前に、まず押さえておきたいのがノルウェーの物価。知っている人も多いと思うけど、ノルウェーは
世界一物価が高い国」と観光客に恐れられて(?)いるのです。お金にあまり縁がない私にとってはこの点が唯一の不安材料であり、軽くビクビクしながらノルウェーに上陸しました。

 で、実際に様々な物の値段を見てみると、物価の高さというのは「物による」といった印象を受けました。中でもこの国でべらぼうに高いと感じたものはズバリ、
外食とお酒」。いやー外食大好き、お酒大好きな日本人にはつらいですな(苦笑)。わかりやすい例を挙げると、
 
 マックのMセットが100K(ノルウェークローネ)前後。
 現在1Kは15円に相当するので、1500円!!
 ちろんマックには行ってませーん^^;

 そしてお酒!ノルウェーではアルコールに対する規制がとても厳しく、スーパーで買えるお酒はビールのみ!しかも夜8時まで!8時を過ぎると売り場にはシートが張られ、無理矢理レジへ持って行っても売ってくれません(涙)この点に関してはノルウェー全っ然ゆるくない!!ちなみに価格は500mlの缶ビールで30K(450円)前後といったところ。フランスでは1ユーロ前後で買えるのにい〜まあどうせ弱いからいいけど〜
 ビール以外のお酒だってもちろん存在していますが、「専売公社」なる国営の専門店でしか買えないそうで、値段もやたら高いとか。専売公社って、、、言葉の響きからして厳しそう!お酒が好きな人にはキツいですね↓こうなったらお酒でストレス発散は諦めて、アウトドアに走るのをお勧めします(自然はいっぱいあるし^^)。



 前置きが長くなりましたが、外食とお酒が高いという点をふまえて、私がこの旅で食べたものを(覚えている限り)値段つきで見てみましょ〜

まずは2日目のランチ。「ノルウェー民族博物館」にて。

 ノルウェーではポピュラーなスモークサーモンのオープンサンド。サーモンの下には拳大のオムレツが潜んでいます。お値段、たしか62K(930円)!!これじゃお腹いっぱいにならん><と思い、慌ててレジ横にあったブルーベリーマフィン(300円!)を追加。コーヒーはアメリカンが主流で、平均価格は22K(330円)。合計1560円なーりー。うわあ。。。こんなに高かったんだ、とブログを書きながら真っ青↓
 お味のほうは、、、うーん普通。あ、でもひとつだけ。このオープンサンドには薄くバターが塗ってあって、乳製品が嫌いな私には生き地獄のはずが、問題なくいただけました^^というのもノルウェーの乳製品は味が薄いとか。。。バターにうるさいブルターニュ人には物足りないかも?でも私には嬉しいお味。この国でなら悩まずにサンドイッチが食べられる♪


お次は3日目のランチ。カール•ヨハンス通りにある
美味しいパン屋さんのカフェスペースにて。 
 左は茄子とパプリカのマリネ入りサンドイッチ。表面に散らしてある岩塩の塩気が心地よくてパンはふかふか、マリネもいいお味でした^^実はクリームチーズも入っていたらしいけど、ここでも味が薄かったようで問題無し(笑)真ん中は北欧名物のシナモンロール♪ここのはさっぱりしていてペロっといけました!値段は全部で75Kだったような、、、1125円かあ。でもノルウェーでは、100K以下で外食できれば安いらしい!それにここのパンは美味しかったし、よしとしよう^^


 そして3日目の夕食がコチラ。りょうこちゃんお勧めのバー&
レストランにて。お客さんの大半はお洒落で若い女性でした

 写真はノルウェー産生ビールと、ノルウェーといえばの
サーモン!評判のお店だけあって、サーモンも付け合わせのジャガイモもびっくりするほど美味しかった^^自家製と思われるズッキーニのピクルスもちょうどいい酸味で口直しにぴったり。ソースはヨーグルトベースらしいけど、ここでも薄味だったので(笑)私でも美味しくいただけました。生ビール53K(795円)、サーモンプレート138K(2070円)の、計2865円なーりー。いや、でもここは本当に雰囲気も良くて美味しかったので、悔いはないどころか大満足☆それに実際その場にいると、値段の感覚が麻痺してどうでもよくなってくる(苦笑)

 というわけで、外で安く食べるのはほぼ不可能なノルウェー。でも私の場合りょうこちゃんのお家に泊めてもらったこともあり、毎食外で食べていたわけではないので、金銭的にはとても助かりました^^;おまけにりょうこちゃんがオスロをよく知っているので、リーズナブルで美味しいごはんに直行できて、食の面では本当にラッキーでした。りょうこはんおおきに!



 最後はスーパーで見つけた珍しいものを紹介。外国に行くと必ずスーパーマーケットに入り、その土地ならではの商品を発掘するのが好きなんですわ。


 こちら、トナカイの薫製!

 トナカイの肉はノルウェーではよく食べられているみたいです。でもクセがあるので、シチューなどの煮込み料理にするのがポピュラーな食べ方なんだとか。この薫製、実は1袋買って帰りました^^今度友達とアペロをするときに出す予定。どんな味がするんでしょう??


 恒例の自分へのお土産(の一部)。ベリーのジャムと蜂蜜。
ノルウェー人はみんなこの蜂蜜を食べているそう。ハチさんの
イラストが可愛くない?味もシンプルまろやかで言うことなし。

 ノルウェーは美食の国とはいえないみたいだけど、いいレストランやお店を知っていれば美味しい物に巡り会えるというもの。ってそれはどこの国でも一緒か?まあ私は美食家でもなんでもなくただの好奇心旺盛な食いしん坊なので、ここオスロでも例外無く満足でしたよ^^

 さあ、オスロリポートはいよいよフィナーレへ。
 最後までしっかりゆるーいのでお楽しみに〜

ゆるーいオスロの旅(3)


オスロ観光3日目の朝はものすごい雨と強風に見舞われました。雨が降るとさすがに寒い、やっぱりここは北欧なんだと痛感。天気が悪いなら屋内観光!というわけで、まずはナショナルギャラリー(国立美術館ですな)へ向かいました。

ギャラリーを出る頃には雨もすっかり上がり、
結局この日もいいお天気に恵まれました〜

 
 ここの美術館は残念ながらゆるくなかった。。。写真撮影禁止だったから。それだけなんだけど。でも撮れないなら撮れないで、そのぶん絵画を鑑賞することに集中できたのでよかったかもしれない。北欧美術はこれまた(私的に)突っ込みどころいっぱいで楽しめました^^

ノルウェー出身の画家で一番有名な人といえば、
あの「叫び」のムンクですよ!!
 ルーブル美術館の「モナリザ」みたく、この絵だけガラス張りでしっかり保護されていました。ノルウェー美術に精通しているりょうこちゃんの解説によりますと、この「叫び」は2パターンあって、上の画像は最初のもの。その後数十年経ってこの絵をムンク自身がコピーしたのが2枚目だそう。そっちはムンク美術館にあるらしいけど、この日は改装中だとかで行けませんでした〜。ちなみにこの絵、叫んでいるのはメインの彼ではなく、聞こえてくる恐ろしい叫びに彼が耳を塞いでいる図、らしい。知らんかった!!


 ランチの後は、メトロ兼電車に揺られ、とある線の終点にあるカフェへ行きました。終点は小高い丘(というより山?)の上にあるので、街中では地下鉄だった電車が最後には登山電車みたいにゆっくり斜面を登って行く。。。乗っているだけでいろんな景色が楽しめます。

カフェの外観。伝統的なノルウェー家屋と見られる。
外観はシックだけれど、カフェはセルフサービス。
そのへんがまたゆるくていいんだけどね〜^^



カフェ側から見えるオスロの景色。街の中心から
30分ほどでこんなに高くて遠いところまで来れる。
 カフェを出た後はまたオスロの中心へ戻り、午後はショッピングタイムとなりました〜。さすが北欧の国だけあって、あの「H&M」がたくさんある!100メートルに1軒はありそうな勢いでした(笑)品揃えが微妙に違うのか?中に入ってみたけど、うん、明らかにレンヌのH&Mよりは充実していたかな^^


 そして最終日の4日目。え、もう?いやー、実は最初の2日で写真を撮りすぎてしまい、3日目からはもうデジカメのバッテリーがほとんど無い状態でして。。。充電器を持って来なかったおバカさんです。ともあれ帰りの飛行機はこの日の15時45分だったので、街にはもう行かず、午前中はりょうこちゃんが住む寮の近くをお散歩し、お昼を食べてゆっくり空港へと向かいました。

 寮から徒歩5分のところにこんなに素敵な湖が!
周囲は3kmほどあってジョギングやお散歩に最適。

湖を過ぎてしばらくするとお馬さんが!

は〜、マイナスイオン出てる〜
 他にもテニスコートありグラウンドありで、寮生活って普通は不便で窮屈そうだけど、ここでなら楽しそう!と、りょうこちゃんをうらやましく思ったのでした。ルームメイトたちもいい人ばかりで、とても愉快な(?)3日間を過ごせました。

 というわけで、3泊4日のゆるーいオスロ旅行のゆるーいリポートはこれにて終了。楽しんでいただけたでしょうか。でも実は、まだまだ続くよオスロリポート番外編。お楽しみに♪

2009年5月16日土曜日

ゆるーいオスロの旅(2.1)

 オスロ観光2日目はかなり充実した1日となったので、2日目を3部に分けてリポートします。でないと写真だらけでページが何メートルにも及んでしまいそう!それくらい見せたい写真がいっぱいで、選ぶのに苦労した〜><

 まずは、りょうこちゃんが住むオスロ郊外の寮から中心街まで移動するときに、地下鉄兼電車の窓から見える風景を動画にてお届け。沿線には緑に囲まれたカラフルな一軒家がたくさんあって、オスロ市民の豊かでゆとりある暮らしぶりが目で見て楽しめます。私の余計なつぶやきが録音されてしまっているけど、そこはどうかサラッと聞き流してはいよ。


 地下鉄を降りた後、まずは歩いてオスロの港まで行った。この港から対岸の小さな半島まで連絡船が出ていて、バスと地下鉄の一日乗車券で乗れてしまうというからお得!半島には有名な博物館がいくつもあるし、船も観光も楽しめて一石二鳥というわけで、2日目はオスロ港が出発点となりました。

オスロ市役所。赤煉瓦の造りと労働者の彫刻が、
なぜか社会主義の雰囲気を漂わせる。。。
ノルウェーは資本主義国家なのでは?

港にほど近いところにあるノーベル平和センター
そうそう、ノーベル賞を設立したのはダイナマイトの発明家で
ノルウェー人だったなあ。小学校の頃伝記マンガで読んだ記憶が。

 連絡船を待つ間、船着き場から見える景色を360度撮ってみました。回り始めてから15度くらいしたら、奥にお城が見えるはず。また私の間抜けな声が入っていますが。。。

 
 船を降りるとそこはオスロで最も高級と言われる住宅地。お城?と言いたくなるほど巨大な家やモダンな造りの家、高級車などなど。。。溜め息が出ちゃう。写真は一番素敵だなあと思ったお家。青、赤、黄色などの木造の家がノルウェーではポピュラーみたい。

 住宅地を抜けて最初に訪れたのが、バイキング博物館
私のデジカメは性能がいまひとつなので、リンクの写真を見てね。
こんなに巨大な船を造るだけでも大変そうなのに、細かい彫刻も
あちこちに施されていて、バイキングって器用!と感心。

 この後は軽いランチタイム。食べ物の写真は「グルメ編」にアップしまーす。オスロ観光2日目は、第2部へと続く。。。

ゆるーいオスロの旅(2.2)


オスロ観光2日目、ランチの後はノルウェー民族博物館(ランチは博物館内のカフェで取ったんだけどね)。ここは博物館といっても屋外で、広大な敷地にノルウェー中から運ばれて来た家屋が地方別に展示されており、(晴れているときは)青空の下をお散歩しながらのんびり見て回れるゆるーい博物館。


写真は100年以上前の住宅地を再現したもの。
家の中には当時の家具も展示してあって、中には
入れないけど窓から覗き見ができる(笑)

この博物館、とにかくいろいろな面でゆるくて笑えました!何がゆるいかというのを箇条書きにすると:

せっかくチケットを買ったのに入り口は無人(監視ゆるっ)。

この日は観光客が異様に少なく、すれ違うのは工事のおじさんばかり(博物館の雰囲気ゆるっ)。なので女2人でキャーキャー言いながら回れました。いや、騒いでいたのは私だけだったかも^^;

家屋内部の展示が統一されておらず(統一感ゆるっ)、家具はあったりなかったり。かと思えば突然リアルなマネキンがいたりするので、軽く恐怖も味わえます(笑)。例えば下の写真に写っているマネキンたちなんて、とても幸福な一家には見えない。。。

おい、もっと酒はねえのか!


あんた、もういい加減にして。。。

真面目に展示してあるのに突っ込みどころ満載!
このへんがとっても「ゆるい」と思うのです。


これは昔の食料品店。お店の中もきちんと再現
されていて、ここは抜かり無しで可愛かった。
 
 敷地内を奥へ進むと、さらに古い時代の民家があちこちに並んでいる。特におもしろいと思ったのは、屋根の上に草花が咲いていること!何か意味があってそうなっているのかねえ。あと右の家のように入り口が高いところにある家が多かった。冬が厳しい国だけに、積雪後のことを考えてこういう造りになっていると思われる。
 写真はこの博物館で一番有名なゴル・ステイブ教会。床から柱から、屋根瓦の一枚一枚まで全部木でできていて、日本のお寺より純木造。形といい装飾といい、とてもユニークな教会でした。
 教会前の広場で民族衣装に身を包んだおじさんを一人発見。博物館曰く「民族衣装も展示されている」らしいけど、この人はその一部ということ?しかもたった一人?おまけにベンチに座ってのんびりしていた。やる気なし?そして午後3時になると、おじさんは荷物を持って引き上げて行った。。。あ、3時あがりだったんですね?ってこのへんもゆるくていいわ〜。


林の中にこじんまりと佇む小学校。赤い色が可愛い^^
教室の様子もちゃんと再現されていました。
一人用の小さい黒板は、問題の答えを書いて
先生に見せるためのものらしい。なるほどね。

 ノルウェー民族博物館、全部は回りきれなかったけど、予想の何倍も楽しませてもらいました!りょうこちゃんによると、「建物ひとつひとつを見て爆笑しているみわちゃんを見ているのがおもしろかった」そうです。それくらい私にはツボだったってことね^^


 笑いすぎて微妙に声枯れを起こしつつ、オスロ観光2日目は3部へと続く〜。

ゆるーいオスロの旅(2.3)

 オスロ観光2日目、ノルウェー民族博物館を出た後はいったんバスでオスロ市内に戻り、「スウェーデン版スタバ」でティータイム。その後、りょうこちゃんのお勧めでフログネル公園という場所へトラムに乗って向かいました。なんでも「みわちゃんのツボに入りそうな像がたくさんある」とのこと、ふむふむ楽しみだ。
 
 黒い巨大な門をくぐると、公園の端が見えないほど広大な敷地がお待ちかね。いったい何ヘクタールあるんだ〜。ここの芝生も入り放題で、バーベキューもしていいらしい。なんてゆる。。。寛容なんだオスロ市!りょうこちゃんの話では、ノルウェー人はバーベキューが大好きで、手軽に楽しめる「使い捨てバーベキューセット」まで存在するとか。そしてこのフログネル公園には、使い捨てバーベキューセット専用のゴミ箱まで設置されているんだって。うーん、環境にいいのか悪いのか^^;

 この公園、一番の見所はノルウェーが誇る大彫刻家ヴィーゲランの彫像。なんでも余生の数十年をすべてこれらの彫刻に捧げたとかで、その数192体!彫像たちはほぼ全て人間で、「人の一生」がテーマになっているらしい。なので、小さい赤ちゃんからお年寄りまで、老若男女が全員「裸体で」勢揃いしています。
 この彫像たち、たしかにツボでした(笑)なんたって一人一人の表情が豊かで、ポーズも独特!喜怒哀楽が手に取るようによくわかり、芸術作品なのにとっても親しみが持てる彫刻たちです^^ヴィーゲランさんは大真面目に作っていたんだろうけど、どの像も突っ込みどころ満載で、つい顔が「ゆるんで」しまう。。。

この子が一番有名な「おこりん坊」。
赤ちゃんなのに立派に地団駄を踏んでいる!
いったい何が、彼をここまで怒らせたのか?

何でしょうこれは。。。「髪がビョーン」?

よく見たらこれ、赤ちゃんたち浮いてますから!

華麗な噴水を支えるのも、すべて人間(の彫刻)です。

ひしめく赤ちゃんたち。20人はいそう。
実は中にお母さんがいたりして。。。


お年寄りの彫刻もリアルです。哀愁が漂っています。
超大作、高さ17mもある「モノリッテン」!!
天国を目指す121人の老若男女が刻まれた塔です。

よく見ると赤ちゃんが埋まってる><

後ろ脚で馬に蹴られる赤ちゃん。むごい!

 フログネル公園のもっと詳しい情報と写真はコチラ

 はあ〜、ここでもひとしきり笑わせていただきました!一日でこんなに笑ったのは久しぶりだったかも。あ、でも馬鹿にしているんじゃありませんよ(現にりょうこちゃんに疑われた、苦笑)、本当に気に入ったからです。おかげでオスロ観光2日目はとーっても充実した1日でした。

 ゆるーいオスロの旅日記は、3日目へと続く〜

ゆるーいオスロの旅(1)

 久々の更新です。実は、5月12日〜15日まで、3泊4日でノルウェーの首都オスロへ小旅行に行ってきました!また旅行かい、と突っ込まれそうだけど^^;
 なぜまたノルウェーかというと、レンヌ留学2年目に語学学校で知り合い公私にわたって苦楽を共にした(大げさ?)、友達のりょうこちゃんが現在オスロ市に留学中のため。現地に友達がいれば旅はユニークで楽しいものに違いない、何より1年ぶりにりょうこちゃんに会いたい!というわけで、日本女子水入らずのオスロ観光を満喫してきました〜。
ちなみに今回バンちゃんはレンヌでお留守番でした^^;

 5月とはいえまだまだ肌寒く不安定な天気が予想されたオスロ。しかし幸運なことに、4日間ほとんどいいお天気とポカポカ陽気に恵まれました。私の晴れ女説が、いよいよ信憑性あるものになってきたかな?

 あ、それと、タイトルになぜ「ゆるーい」がついているかというと、この「ゆるい」はオスロ、ひいてはノルウェーという国にぴったりな形容詞だと思ったから。現に観光中はりょうこちゃんと「ゆるい」を連発^^何がどうゆるいかについては、追々ね。

 まずはオスロの旅1日目、5月12日。

 オスロまではパリから飛行機で2時間。私の飛行機は午後3時頃に着いたので、まずは荷物をりょうこちゃんの寮に置かせてもらい、それからオスロ市内を散策することに。

中央駅(写真奥)から西へ延びるメインストリート。
オスロ市民で賑わうカール・ヨハンス通り。

メインストリートの終点は
ノルウェーの王宮(写真奥)。

近くで見る王宮。バッキンガム宮殿みたいに柵で囲まれて
いるわけでもなく、建物のすぐ近くを通ることができるし、
宮殿も所々窓が開いていて中がちょっと見えたりする。
まずは警備の面で、ノルウェーはゆるい(笑)

王宮の裏側は芝生や木々の緑が美しい広大な公園に
なっていて、芝生はどこにでも入ったり寝転んだりして
いいらしい!ここでもノルウェーはゆるい、いや寛容^^

 初日は2人とも疲れていたり体調も良くなかったので、早々に寮へと帰宅。観光の本番は2日目からというわけで、お楽しみに♪

 とはいえ帰国翌日の朝に行った試験の採点もあるし、続きの更新はダラダラになると思われる。。。やはり現実は渋いね><