2020年9月27日日曜日

鼻づまりの誕生日

まずこの記事の件名は、ある曲のタイトルをもじったものですが、気づいた方がいらっしゃったらすごい。記事の最後に正解を書きますね〜いい曲です♩

さて昨日の9月26日、ついに40歳の誕生日を迎えました。大台…!

ユーゴが絵を描いてくれたのですが、ママの似顔絵ではなくバースデーケーキとプレゼント、そしてメッセージというシンプルかつリアルなものでした。プレゼントの中身はパパからネックレスだと聞き出し、鎖のひとつひとつまで細かく再現。ケーキも立体的に描けていてびっくりです。バンちゃんいわく、下書きの段階ではスポンジ部分の下の線はまっすぐだったらしいのですが、色を塗る際に違和感をおぼえ、丸みをもたせて3Dに描いたそう。絵の描き方ひとつをとっても成長を感じますね…キャンドルの「40」はそこまで強調させなくても良かったんだけどね (^^;;

今年は大台の誕生日ということで、日本の両親やバンちゃんからいつもより贅沢なプレゼントをリクエストしていいと言われ、それぞれ長く使えそうなものを有難くお願いしました。いつもお世話になっているフランス語学校の社長Kさんからも、大きなブーケにギフトカードまでいただき、細やかな気遣いに感謝しかないです(o^^o)

さて節目の誕生日、元気にスタートしたかったのですが、残念ながら期待通りにはなりませんでした。こちらでは目下とーっても厄介な鼻風邪ウイルスが流行っており、我が家もユーゴから私とバンちゃんに蔓延し、私一人が悪化して副鼻腔炎を患ってしまいました(涙)地獄の苦しみを味わった4年前より症状は軽めですが、顔の裏側のあちこちが痛くて鼻が詰まって、とにかくひどい鼻声です。

バースデーディナーは良いレストランを予約してもらっていたのですが、こんな鼻じゃ味も香りもよくわからないだろうし、何より今のご時世。副鼻腔炎は咳も出るので、少しの咳払いでもお店や周りのお客様の迷惑になるのは間違いないため、泣く泣く2週間後に延期しました(涙)しっかり治して万全の体調で出直したいと思います。写真OKだったらブログに載せますね、お楽しみに…

というわけで急遽おうちディナーとなり、自分で作るはめに。体調はあまり良くないし面倒ではありましたが、どうせ作るなら自分の好物が食べたい!という食い意地が勝り、久しぶりにパエリアを作りました。幸い、匂いも味もちゃんとわかる状態で食べられて良かった…我ながらおいしゅうございました♩


デザートはこれまた大好物、青いパン屋のタルトシトロンで甘酸っぱく♩

急遽予定変更になったとはいえ、家でゆっくり美味しいものを食べてバンちゃんとユーゴにお祝いしてもらえて、鼻は詰まって痛いけれど幸せなひと時を過ごせました。

40代の目標はとにかく「健康第一」、身をもって決意です。私の場合は特に睡眠不足がいけないので、平日の時間の使い方を工夫して7時間の睡眠時間を確保したいと思います。ユーゴを寝かしつけてからの「自分の時間>睡眠時間」という状態が続いていたので、逆転させなければ…難しいだろうけど…

あとはいつも大事にしている自分の考え方や生き方はそのままに、30代よりも肩の力を抜いて心軽やかに過ごしていければいいなと思います。目の前の仕事にひとつひとつ丁寧に向き合い、大切な人への感謝と敬意と愛情を忘れずに。そうすることで新しい10年も良い方向に進んでいくのではないかと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします(o^^o)


※答え:Dreams come trueの「花曇りの日曜日」です♩

2020年9月20日日曜日

オンラインエッフェル塔ツアー@Paris

9月20日、日本時間15時30分より、辻仁成さんによる初めての「オンラインパリツアー」が開催されました。辻さんのブログを毎日拝見しているので、ツアー主催の旅行会社やコロナで苦境に陥っている旅行業界を応援するためにも、初日の有料ツアーに申し込みました(2日目の21日はいろいろ事情があって無料のツアーでした)。

フランスでの開始時間は朝8時30分、頑張って早起きしましたよ〜。ログインしてドキドキしながら開始時間を待ちます…チャットボックスを表示させると、2500人を超えるツアー参加者から次々とメッセージが流れてくるので、関心度の高さがうかがえます。

映った!でもすぐにビデオが固まった〜涙 フランスど田舎の脆弱なネット環境では観れないのか、、、画質を下げたりチャットボックスをオフにしたりして、なんとか観られるようになりました(ホッ)。今回のツアーで紹介されたのはパリのシンボル、エッフェル塔です。

トロカデロ広場から眺めるエッフェル塔、いつ見ても美しい…

さて、今回のオンラインツアーに朝も早よから参加したのは、辻仁成さんのブログ愛読者であることだけが理由ではありません。この日のツアーにフランス政府公認ガイドとして同行した方がなんと、レンヌ留学時代の仲間で現在は美術史専門ユーチューバーとしても活動している、「中村じゅんじ」くんだと辻さんのブログに書いてあったからです!あまりにびっくりして、すぐ本人に確認をとったほど笑

じゅんじと辻さんが並んでいる、すごいすごい!


アップの写真。じゅんじ素敵よー!マスクで顔半分隠れているので、大丈夫よね?この後コーヒーを飲むシーンでマスクを外したので顔バレしちゃっていました。


本人はたぶん相当緊張していたことでしょうが、それをまったく感じさせないのがじゅんじの美声と滑舌の良さ、そして「発言の分かりやすさ」です!というのも、彼は学生時代からつねに理路整然とした話し方をする人で、こちらが曖昧な言い方をすると、

「え、それどういう意味?」

と難しい顔で聞き返してくるものだから、私はじゅんじと話すときなぜかいつも緊張気味でした笑 でも決して気難しい人ではなく、楽しい時は明るく朗らかに笑うので、じゅんじと色々なことについて議論するのはとても楽しかったです。じゅんじの独特の笑い声はこの日も健在でした、変わってないな〜

じゅんじとはレンヌ大学附属語学学校CIREFE(シレフ)で同じクラスになり、共にフランス語を学び、時にはじゅんじのギター弾き語りで共に歌い、2004年のクリスマスは共にポーランドの地方都市で過ごすという貴重な経験を共有しました(同じクラスのポーランド人の友人が実家に招いてくれたのです)。

進路が別々になってからは疎遠だった時期もありましたが、互いに学問を修めて仕事に就き、互いをより一層尊重し合えるようになった今、留学仲間が今回のような大役に抜擢され堂々とカメラの前で話している姿を見られ、とても嬉しい気持ちです。

じゅんじはすっかり辻さんに気に入られたのか、次回以降も同行ガイドに呼んでもらえそう?ぜひ次もじゅんじに声がかかりますように!


おっと、メインナビゲーターである辻仁成さんにまったくふれていませんが、60歳とは思えぬスラっとしたスタイルにおしゃれなジャケット。あんなごついブーツを毎日履いてパリを歩いていらっしゃるのね、、、素敵です、風貌も考え方も生き様も。オンラインパリツアー、今後もまた別の場所で開催されますように。いつかブルターニュにも、フランスの端っこにもいらしてくれたら嬉しいです笑

辻仁成さんのブログ「Jinsei Stories
中村じゅんじ君のYouTubeチャンネル「フランスガイド 中村

2020年9月17日木曜日

息子の成長と服のサイズ

年々成長につれ当然体も大きくなる息子のユーゴ、来月8歳になるので現在の服のサイズは

8ans = 128 cm

です。フランスでは「年齢ごと」にサイズが分かれていて、116㎝など一の位まで細かいのが特徴。日本では110、120のように「キリの良い数字」に分かれていますよね。

さて、8歳のひとつ上のサイズはメーカーにもよりますが

10 ans = 140 cm

になることが多いので、140㎝はいよいよ「我が子に追いつかれる」実感が湧いてきます。私は身長156㎝ですが、16㎝の差なんてあっという間だろうなぁ。ちなみにフランスで156㎝は14歳のサイズらしいです笑

さて、夏のソルド(バーゲンセール)が終わってしばらくすると、今後は"Outlet"だの"Destockage"だの「売り尽くしセール」のお知らせが届きます。在庫商品が7〜8割引きになったりするので、よくユーゴの「来年の服」を買い溜めしておきます。

来年の夏こそは日本で夏休みを過ごせたら…という願いを込めて、先日凝ったデザインのTシャツを何枚か購入しました。フランスの田舎では「おしゃれのさせ甲斐」がないし汚されるだけなので、ふだんは量販店で5〜10ユーロの平凡なTシャツばかりですが、日本ではばっちりキメないとね笑

別の日には、別のサイトでパタゴニアのTシャツが安くなっていたのですが、10歳はSサイズと表示されていました。Sなんて私でも着れるかも…と思い、ユニセックスな感じの淡いオレンジ色を選んで数日後に届いた実物を広げてみたところ、おお、私も着れる!ユーゴがサイズアウトしたら譲り受ける作戦始動です、しばらく楽しめそう♩


あと子供服の「前買い」で外せないのは冬のアウター!定価が高いだけあって、アウトレットセールを活用しない手はありません。その年の流行や最新コレクションにこだわらなければ、在庫でもなかなかの掘り出し物に出会えますよ〜

私がユーゴの服を勝手に選んで買えるのも、あと数年か…と考えるとちょっと寂しいです。「ママが選んだ服は着たくない」なんて言い出す日が少しでも遅く訪れますように。

2020年9月13日日曜日

近所のおすすめ散歩道②

 我が家の近所には景色の良いお散歩コース、ハイキングコースがたくさんあります。先日このブログで紹介を始めたので(①の記事はこちらより)、今日は2つめのおすすめコースを紹介します♩

ヨーロッパで最も背が高い灯台、le phare de l'Ile Viergeが見える場所にあります。車を停め、下に写っている大きな岩の向こう側に回ると…

ゴリラが左を向いている横顔に見えるのは私だけ…?

岩の後ろに、灯台(小さいけど!)


肉眼だともっと近くに大きく見えて迫力があるのですが、スマホカメラだとどうも小さくなっちゃうのよねぇ。とにかく岩と海の間に見えるスマートで凛々しい灯台の景色は一見の価値ありです。視線を右に移すと…

こういう巨大な岩がたくさんあって、引き潮の時は登るのがなかなか楽しいです♩ユーゴはお散歩より断然岩登りが好きなので、私もよく付き合います。


海沿いを右(東)のほうへ歩いて行くと、広々としたビーチに出ます。遠浅のなだらかなビーチなので引き潮の時は砂浜がとーっても広いです。所々に透明な海水が溜まってできた窪みがあって、ちびっこの水遊びにピッタリ。


フランスの端っこ、フィニステール北部のビーチは夏のバカンスシーズンでも混み合うことがなく、白いサラサラの砂と青く澄んだ海が魅力です。北大西洋に面しているので、海水はとっても冷たいけどね…ブルトン人は20℃以下でもへっちゃらです笑

2020年9月9日水曜日

2kgのポーク、おいしい五変化

 先日近くのルクレール(スーパー)へ買い物に行ったら、ローストポーク用かたまり肉の特売を見かけて、あまりの安さに買ってしまいました!

2kgで600円ちょっとはスゴい!

ブルターニュは養豚がさかんなので豚肉が安くて美味しい地方とはいえ、この安さにはびっくりです。嬉しさにホクホクで家に持ち帰ったものの、ふだん豚の塊肉はあまり買わないので何を作ったらいいかさっぱりわからず。

とはいえその何日か前に「チャーシューの作り方」についてお友達と偶然話したので、頭の中にはぼんやりとジューシーな焼き豚のイメージがありました。ネットでレシピを探し、葱や生姜と一緒にコトコト煮込むこと約2時間半…まずはその日の夕食に、

つゆだく厚切りチャーシュー丼と煮卵!

切り分けて数分後に盛り付けたので、表面がちょっとパサついて見えますが、お肉は箸で切れるほどに柔らかくなりました。3時間以上煮込めばもっとホロホロになったかも…?煮卵は思いつきでレシピを探して作りましたが、7分のゆで卵を醤油だれに1時間漬けるだけで簡単においしくできました♩

翌日のお昼ごはんは、冷蔵庫で冷やしておいたチャーシューを薄切りにして、煮汁をベースに濃い味のスープを作って…

自家製チャーシュー麺(と煮卵ふたたび)!


シロウトの初挑戦にしては悪くなかったです。煮汁に砂糖が入っていたのでちょっと甘めのスープになりましたが、砂糖の量を減らして香味野菜を増やしたらもっと美味しくなりそう。魚介の出汁パックを入れると「ダブルスープ」(山&海の幸)となってさらに味わいが深くなるらしいので、これは改良の余地ありです♩

麺はさすがに市販のもので、オーガニックショップで見かけたドイツ製の乾麺を使いましたが、ボソボソしてイマイチだったな…麺の手作りはさすがにハードルが高いので、まあまあの市販麺をこれから探さないと。韓国の「辛ラーメン」はモチモチして美味しいので、辛ラーメンの麺だけ使うのはアリかもしれません。こちらも改良の余地あり!

その日の夕飯は、残りのチャーシューを薄切り&みじん切りにして…
チャーシューサラダと卵チャーシュー炒飯!


まだ終わりません。特売のパックには塊肉が2つ入っていたので、もう1つは分解してポークカレー2回ぶんができる量のお肉を冷凍保存し、最後は…
久しぶりの豚カツ!


パン粉の揚げ物は手間がかかるので長い間避けていましたが、手間をかけた甲斐あってバンちゃんとユーゴの反応の良さといったら!胃に重たいので頻繁には作れません(し作りたくありません)が、2ヶ月に1回ぐらいはこさえてあげようかなと思います。

というわけで、2kgもの豚のかたまり肉が七変化とまではいかないにしても五変化を遂げ、数日にわたって我がファミリーのお腹を満たしてくれました(o^^o)これはハマりそう…面倒臭がりの私がまさかチャーシューを煮込む日がくるとはね。

次回の特売が今から楽しみです笑

2020年9月1日火曜日

3年生になりました

9月1日、学校の新年度初日を迎えました。登校前に恒例の記念写真〜

3年生に進級出来ました、ピース。

カメラを向けた時の作り笑顔がだんだんニヒルというか、かっこつけた雰囲気になってきて、そういう面でも成長を感じます(苦笑)実物はまだまだあどけない坊やです。

ついでに後ろ姿も。

通学リュックを新調しました。前のは2年でファスナーが壊れてしまい…今回も前のと同じ「Mi-Pac」というイギリスのメーカーにしました。画像検索でランダムに探していたのですが、赤い星に惹かれてクリックしたリュックがたまたま同じメーカーだったという笑 

さて、新学期初日は保護者がクラスまで付き添って良いのですが、今年はいかんせんコロナ禍。校門に貼ってあったクラス編成のリストを見たら早々にバイバイでした。新しい担任は男の先生みたいですが、どの方かお目にかかることもできず。

その後夕方のお迎え時に校門の前で待っていたら、時々話しかけてくるファンキーなおじさんにまた声をかけられました。愉快な保護者の一人だと思い込んでいたのですが、話しているうちにどうやら、このファンキーおじさんこそがユーゴの担任の先生だとわかりました笑 なんだか今年は面白いことになりそうです♩

とはいえwithコロナの学校生活、どうなることやら心配です。これから風邪やインフルエンザなどコロナ以外のウィルスも活発になる季節だけに、子供に咳の症状が出てもなんのウィルスが原因なのかすぐにはわかりません。以前は咳をしているぐらいだったら平気で登校させていましたが、今期はすぐに学校を休ませてPCR検査を受けさせて…を繰り返すのでしょうか。かかりつけ医の仕事が倍増して大変になりそうですね(- -;;

まずは10月半ばの秋休みまで健やかに登校できますよう…