2020年1月29日水曜日

小2の宿題 @フランスの端っこ

我が息子のユーゴは現在小学2年生ですが、1年生の時同様に毎日宿題があります。

(※小1の宿題についてはこちらをクリック)

基本的にはこんな内容です。

・本の音読(1〜2ページ)
・ポエムの暗記(不定期)
・単語の書き取り(5〜6個)
・算数の復習



去年は私が宿題に付き合うこともあったのですが、今年は学校の仕事が忙しく、ユーゴを迎えに行って帰宅した後も夕飯の支度ギリギリまで残業することが多いので、今や宿題は9割以上パパの担当です(^^;;

私は夕飯の支度や後片付けをしながら二人の様子に耳を傾けているのですが、先日の宿題は「ついに来たか!」という内容でした。それは…

動詞とはなんぞや。

おおお、ついに「文法」を習い始めているのね。ネイティヴの子供たちは幼少の頃から文法を意識せずに使っているので、「動詞」やら「活用」やらの概念をどう捉えて理解するのか、非ネイティヴのフランス語講師としては興味津々で耳がダンボです笑

この日は「フレーズの中にある動詞をどうやって見分けるか?」という問いに対し、クラスで習ったことをユーゴがパパに話していました。それによると、同じフレーズを「他の時制」で言い換えた時、変化する言葉が動詞だというのです。例えば、

Je finis mes devoirs.
(宿題を終わらせる)

という現在形のフレーズを未来形(単純未来)に書き換えると、

Je finirai mes devoirs.

となり、現在形の文における"finis"だけが未来形では"finirai"に変化しています。だから動詞は"finis"または"finirai"ということになるんだそう。ほほ〜

「動詞がどれかを知るには時制を変えてみればいい」なんて、非ネイティヴにはとてもできない芸当です。基本動詞の現在形から活用を少しずつ覚えて、過去、未来へと使える時制の数を増やして…と学んで行くので、ネイティヴの子たちとは辿る道が真逆で面白い!

かくいう私は言わずもがな日本語ネイティヴですが、小学1〜2年生の頃にどうやって日本語の文法を学んだのだろう?そもそも、動詞や名詞といった文法用語に出会ったのはもっと後のような気がします。

これからも「文法教育@フランスの小学校」を垣間見れるのが楽しみです♩

2020年1月25日土曜日

青いパン屋のエクレア

近所の「青いパン屋」こと"La Maison du Boulanger"(ラ・メゾン・デュ・ブーランジェ)は「フランスTOP10内」と噂されているだけあり、パンはもちろんパティスリーもびっくりの美味しさです。

中でもイチオシは、エクレア!

あまりの人気で、午後3時ぐらいにはだいたい売り切れてしまいます。

本場フランスのエクレアは日本と違い、上に塗ってあるのはチョコレートではなくアイシングに香りと色をつけたものです。そして「アイシングの色=クリームの色」なので、こちらのお店では

白:バニラ
ピンク:フランボワーズ(ラズベリー)
緑:ピスタチオ
茶色:チョコレート
カフェオレ色:コーヒー

です。中はカスタードクリームが主流ですが、青いパン屋のクリームは一工夫してあって他と違います。おそらくホイップクリームも混ぜ込んであるので、舌触りがより滑らかで味が濃厚。白のバニラ味を食べると違いがよくわかります、とにかく美味しい!

我が家はバンちゃんがバニラ派、チョコ好きの私とユーゴはチョコ派。青いパン屋のはとにかく「チョコレート感」が他よりずば抜けて高く、満足度も比例して上がります。

ぎっしり詰まったクリームはチョコレートの分量が多いと思われ、とっても濃厚でねっとりしています。クリームというよりもはやガナッシュの域!カカオの風味がふんだんで甘さ控えめですが、アイシングと一緒になるとちょうど良い感じです。

ブログを書きながら写真を眺めていたらまた食べたくなってきた…青いパン屋はBrestの中心街にも2箇所に出店しているので、お越しの際はぜひこのリッチなエクレアをご賞味あれ♩

La Maison du Boulanger
Lannils(本店):3 rue de Marchands 29870 Lannilis
Brest:Halles St Martin / Halles St Louis 29200 Brest

2020年1月22日水曜日

ワンピースを着てみたら…

ソルド初日にポチしたワンピース3着が先週やっと届きました。

※過去記事はこちらを見てね。

さっそく試着。返品の可能性を考慮にいれ袋をそーっと開けて、値札をつけたままそーっと着てみました。一番気にしていた「丈」ですが、

案の定こんなに短いはずはなく…


私が着たら膝半分ぐらいまでありました(^^;; やっぱりモデルさんは背が高くて、膝からウエストまでの長さも相当なんだろうなぁ。

他の2着も写真で見るよりは長めでしたが、ちょうどいい感じでした。が、今回久しぶりに新しいワンピースを買って着てみて、丈の長さ以上に気になってしまったことがあります。それは…

自分の上半身が薄っぺらいこと(T_T)

3着ともウエストから肩までが妙にぶかぶかなんです。ハイ、ここで使えるフランス語の呟きは、

Je nage dedans !
「その中で泳いでいる」→「ぶかぶか」

Vネックのせいか胸元もかなり開いているように見え、その中にいる私はとにかく「貧弱」なのです。同じサイズの服でも上半身のボリュームは人によって千差万別。平べったい人に合わせて作られているはずがない。正直、しっくりこない…

3枚すべて返品というのは気が引けましたが、試着した時に少しでも違和感を覚えたら、その後は何度着ても同じだと思います。せっかく全部半額で買えたのに残念だけど…お返しすることにしました。やっぱり、似合うかどうかわからないものを試着せずに買うのはダメですね。

さて、これでソルドは振り出しに戻ったので、何を買うかなぁ(懲りない奴)。特に欲しいものがなければ、おとなしくしておくべきですかね(^^;;

2020年1月19日日曜日

世界ふしぎ発見!@フランスの端っこ

な、なんと、私たちが暮らしているフランスの端っこが、あの「世界ふしぎ発見!」に登場しました!放送前夜に知ったので、FBとLINEで友人たちや家族に急いでお知らせ。
↓ ↓ ↓


国外にいる私はオンエアこそ観れなかったものの、ダメ元で放送後1時間後くらいにYouTube検索したらなんとアップされていたので、ほぼリアルタイムで観れたも同然。ありがたや…

ヨーローッパ一高い灯台は、我が家の近所です☆


下の写真奥に小さく写っているのが同じ灯台です。友人が訪ねてきてくれたら、だいたいこの場所に案内します。


Brestの西にある、サンマチュー灯台も!


おまけにBrestの中心街を通って…


お寿司屋さんの「Hinoki」へ!

※関連記事はこちらをクリックしてね。

大好きな鮃、おいしそう…


そして極めつけはBrestの姉妹都市、横須賀市にある日本初の西洋式灯台!

ここは1年ちょっと前に行ったばかりだったので、昨日のことのように思い出しました。海岸沿いの道から灯台まで歩いて登ったのよね…

よく知っている場所、訪れたことがある場所が次々と出てきて、テンション上がりっぱなしの1時間でした。愛するフランスの端っこが、日本の長者番組に取り上げられるなんて嬉しい限り。企画の発案者に感謝ですね。

1970年に姉妹都市協定を結んだBrest市と横須賀市は、今年めでたく姉妹都市50周年を迎えます。双方で祝賀イベントが行われる模様です、喜ばしいことですね。両市の友好関係が今後も長く続きより強固なものとなるよう、微力ながらお手伝いできれば嬉しいです(o^^o)

2020年1月16日木曜日

クイニーアマン屋のガレット・デ・ロワ

今年のガレット・デ・ロワ、3つめはこのブログでも何回か「クイニーアマンが美味しいお店」として紹介している、Brestの"Terre d'Embruns"のガレットです。

※過去記事はこちらをクリックしてね。

紙袋のイラストがシュールで可愛かったのでパチリ。王様のガレット?ガレットの王様?


袋の中身はこちらです、大きい!ふだん使っている正方形のお皿には収まりきれなかったので、チーズ用の大皿に乗せました。


中身は言わずもがなアーモンドフィリングのフランジパーヌ。

おっと、写真奥の切り口から何かはみ出していますが…そうです、やらかしてしまったのです。フェーヴがある場所にナイフを入れてしまうという失態、しかも一切れ目に!これをやってしまうと「誰にフェーヴが当たるの?」という楽しみが無くなってしまうので、ああ面目ない(T_T)

はみ出している部分を見た感じ、ブルターニュの灯台かなとワクワクしながら引き抜いて洗ったのですが、お世辞にも可愛いとは言えない無表情な聖母マリア様でした…ので写真は撮っていません。

さて肝心のお味ですが、クイニーアマンやパイ菓子が美味しいお店だけあって、パイ生地はサクサク部分としっとりした部分のバランスが良く安定のクオリティといった感じです。そしてこちらのフランジパーヌは、アーモンドエッセンスやラム酒での香り付けがされていないのか、控えめで優しいお味。というより、控えめすぎて物足りなく感じるかも?アーモンドというよりはスイートポテトに近いような、そうでもないような。

バンちゃんいわく、バターの分量も多めだからだろうとのこと。たしかにほんのり塩気を感じたのはそのせい(ブルターニュのバターは基本的に有塩)?アーモンドの風味が控えめでバター多めだからか、フランジパーヌ嫌いのユーゴが珍しく「これはおいしい♩」と言っておかわりしてました。

というわけで、Terre d'Embrunsのガレット・デ・ロワは、小さい子どもから大人までより多くの人に好まれる食べやすい味が魅力でしょうか。バター豊富だからか、消化にかかる時間がいつもより長く感じましたが…そもそも高カロリーだしね(^^;;

2020年1月13日月曜日

ギターまいにち練習中

ユーゴが?いえいえ、私です笑

クリスマスプレゼントにYAMAHAのミニギターをもらったユーゴですが、今のところ「雰囲気ギタリスト」を楽しんでいるのみ笑。一日にトータル15分ぐらしか触らないので、隙を見て私が練習を始めたら、すっかりハマってしまいました(^^;;

ネットで見つけた基本コード表をプリントアウトして、「ゆず」の弾き語り集と照らし合わせながら「いつか」を練習中です。(スローテンポな曲じゃないとまだ弾けない苦笑)


先日の記事にも書いたのですが、やっぱり「F」(ファラド)で苦戦しております(涙)1列目の弦を6本すべて左の人差し指で押さえないといけないのですが、指の付け根で5弦と6弦をしっかり押して綺麗な音を出すのが難しい!指の移動もまだまだ遅いので、成功率は今のところ30%ぐらいです。「いつか」にはFがたくさん出てくるのに、Fの手前で必ずモタモタするせいで思うように弾けないのはフラストレーションが溜まります。

まあまだ始めて10日ぐらいなので、焦らず練習あるのみですね。テレビを見ながらでも音を出さずに左指を動かす練習をしたり、まさに暇があればギターを触っている今日この頃。こらこら、誰がもらったプレゼントなんですかってね…

とはいえ練習曲が「いつか」だけというのは(早くも)飽きてきたので、覚えたコードを使って別の曲を弾けないかなーと考えたところ、パッと頭に浮かんできたのが、

ユーミンの「卒業写真」。

ここからはちょっとだけ自慢ですが、4歳からピアノとエレクトーンを習い始めて小学生の頃は作曲も習っていたので、メロディーに和音をつけられるという特技があるのです♩

そんなわけで「卒業写真」は楽譜を検索することなく、メロディーにギターコードを当てはめていって、フルコーラスのコードを頭に入れました。こちらも「いつか」と併せて毎日練習中なので、近いうちに弾き語れるようになるはず。とにかくFの壁を越えなくちゃ…

今はまだ自分の弾き方を確立できていないせいか、左指や手首そして肩に力が入り過ぎてしまい、弾き終わると体のあちこちが痛みます(T_T)慣れてきたらいい具合に力が抜けてくれるのを願うばかり。

そして自分が奏でる音色にも不満があります。弦の押さえ方が曖昧なのか、他の弦に触れているのか、音がクリアに響かず和音も濁って聞こえます。「小さいギターはチューニングがずれやすい」と聞いたのですが、それも原因なのかなぁ…改善点はまだ山のようにありますが、焦らない×2。

語学同様、楽器の上達は毎日少しずつでも「継続して練習」するのが一番なので、気長に楽しく頑張ります。私がギターを弾いているとユーゴが時々寄ってきて「いつか」を一緒に口ずさんだりするので、ここぞとばかりにコード表を見せて「練習したら君も弾けるよ!」アピールをしていますが、今のところ反応は薄いです(苦笑)

そのうちユーゴもしれっと練習始めてくれるといいなぁ。

2020年1月11日土曜日

やっと観れた「天気の子」

「君の名は。」で大ヒットした新海誠監督の次作「天気の子」がやっとフランスでも劇場公開されたので、さっそく観に行ってきました。

フランス語のタイトルは"Les Enfants du Temps"。

まんま直訳ですやーん、フランス人のエスプリでもう一工夫できなかったのでしょうかね(^^;;まあ日本語のタイトル「天気の子」を初めて耳にした時も「え?」と思ったので、おあいこですかね。

ちなみに英語版は"Weathering with you"、「君と一緒に困難を乗り越える」といった意味があるそうで、ステキ。フランス語には気象用語でそういった意味の動詞がなかったから、やむなく日本語タイトルの直訳になったのかしら?

さて、日本映画なのだからもちろん日本語で観たいと思って調べたところ、どの映画館も夜8時以降にたった1回の上映しかない(T_T) というのも、フランスの映画館では外国の映画でさえ「フランス語吹き替え版」が主流で、オリジナル音声で字幕付きは需要が少ないのです。フランス人は俳優の生声を聴きながら映画を観たいと思わないのかねぇ。

日本の映画は日本語で、日本人と観るのが一番でしょという意見なので、バンちゃんにお許しをもらってMお姉さまとKさんと行ってきました。このメンバーで夜お出かけするのは初めてだったので、新鮮で嬉しかったです♩

「天気の子」を観た感想は…ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、一言にまとめるならば「映画館の大スクリーンで観てよかった」。とにかく映像が緻密で鮮やかで、かつ透明感もあって、素晴らしいの一言。東京の混雑した街がこれでもかと細部まで再現されていて、徹底したリアリティの追求ぶりに圧倒されました。

話の内容は「君の名は。」よりシンプルでわかりやすいので、ユーゴも連れて行けたかもしれないなとちょっぴり後悔。とはいえ日本に古来から伝わる神話、慣習、現代の異常気象など様々な要素が絡んでいて、単なる高校生のラブストーリーではないという点で大人も色々考えさせられます。

話の流れや場面にマッチしたRADWIMPSの挿入歌も涙腺を緩ませますねぇ…「愛にできることはまだあるかい」は事前にDLして聴いていたのですが、劇中で挿入されている部分を観て「なるほど」と納得しました。

3人とも大満足で映画館を出た後、このまま帰るのも寂しいのでお茶しようということになり、そこから2時間ほどおしゃべり。映画の感想から懐かしのアニメ、好きな俳優やお笑い芸人まで思う存分話して笑って、良いリフレッシュになりました♩

たまには夜集まるのもいいねという話になったので、年に何回かは映画やごはんに行く機会を持てたらいいなと思います。ふだんそれぞれ仕事や家のことに追われているので、日本語でわーっと話すデトックスは大事(o^^o)

2020年1月9日木曜日

ソルド初日の誘惑

年末から1月にかけて、イベントごとが多いのでBlog更新も多めです笑

昨日の1月8日は冬のソルド(Soldes = セール、バーゲン)初日でした。特にチェックしていたものはなかったのですが、仕事がちょっと早めに終わったので、よくお世話になっているIKKSのサイトを見に行ったところ…



Tout à -50% dès 3 articles
(3商品買うと全部半額よー)

という表記が目に止まったので、ちょっと実験してみました。20%引きにしかなっていないワンピース3着をカートに入れ、注文ボタンを押したところ…



全部半額に!!!

Votre promotion est appliquée !
(あなたの特典が適用されました!)

だそうで、なんとまぁ嬉しい驚き。以前から仕事や春秋に着れるワンピースが欲しい欲しいと思っていたので、堂々と誘惑に負けて3つポチしました!笑

というのもね、最近スカートをめっきり履かなくなって、パンツばかりで女子力が下がる一方の自分に危機感を覚えておりまして…むしろ良い機会でした、12日までは送料も無料だというしね。

久しぶりのワンピース、今から届くのが楽しみです。写真では長身のモデルさんが着用しているのでミニ丈に見えますが、ちびっこの私が着たら膝の少し上に落ち着くことを祈ります(^^;;

にしても、3つ買ったら全部半額といい、期間限定で送料無料といい、売る側のテクニックはどんどん進化しますねぇ。セールの数自体も増えてきているし。Black FridayやらVente privée(顧客セール)やらアウトレットやら、もはや年に2回のソルドはインパクトが薄れつつあります。

2020年1月8日水曜日

パリで見たクリスマスツリー

昨年末にパリへ日帰りした際、街のあちこちでクリスマスツリー(Sapin de Noël) を見かけて何枚か写真を撮ったので、まとめて紹介します。

パリ市庁舎の広場には、大小たくさんのツリーが並んでいました。


フォーラム・レ・アルのツリーは建物3階ぶんの高さ!


リッチなヴァンドーム広場のは、夫婦ツリー?こちらも巨大です。


5つ星ホテルThe Ritz Parisのツリーはびっしり装飾されているのにエレガント。


正面玄関やエントランスにも煌びやかなツリーたち、うっとり。


クリスマスツリーひとつにしても、さすがパリ、さすが首都という規模です。田舎者の私にはどれも壮大でテンションが上がりました笑

2020年1月6日月曜日

エピファニー祭2020

「1月6日はエピファニー(Epiphanie)ですよ」とニュース番組に思い出させてもらったので、ユーゴを小学校に送った帰りに近所の「青いパン屋」に寄りました。

※エピファニーについてはこちらをクリック。

焼きたてのガレット・デ・ロワ(Galette des rois)をお持ち帰り。いい香り〜♩

中身はもちろんフランジパーヌ(Frangipane = アーモンドプードル、バター、砂糖を練ったクリーム)です。まん丸ではなく微妙に楕円形ですが、一つ一つしっかり手作りしている様子が伝わり、かえって好印象です。

夕食後のデザートにいただきました。新鮮なうちになるべくたくさん食べたいので、ごはんの量少なめにしたわよ笑


青いパン屋のガレット・デ・ロワ、魅力はなんといってもパイ生地のサクサク感と香ばしさです!パイが膨らみすぎて他店より「分厚い」のも特徴のひとつ。反対に中のフランジパーヌは舌触り滑らかで、他のガレットよりもラム酒の主張が若干強めです。私は気になりませんが、洋酒入りのお菓子が苦手な人にとっては「あり・なし」がハッキリ分かれるかもしれません。

ルクレール(Leclerc = Brest発祥の大型スーパー)のガレットもまあまあイケると思っていましたが、久しぶりにこちらを食べたらまあ雲泥の差。値段の差もすごいけどね(苦笑)

さて、フェーヴを当てたのは…私!(^o^)v 胸にハートがついた可愛らしいクマさんでした。王冠の色も爽やかで◎


さて、今年の1月は合計何個のガレット・デ・ロワを胃に収めるでしょうか。1月6日の時点でもう2ホールです笑 

2020年1月4日土曜日

Parisを歩いて◯◯㎞

昨年末に行った「日帰りパリ」ですが、街中はメトロやバスのストライキが続いていました。とりあえずモンパルナス駅を出たところ、運良くマレ地区を通るバスを見つけたので乗ったのですが、各停留所で人がどんどん乗り込んできて押し合いへし合い(- -;;

おかげで停車時間は長いわぎゅうぎゅう詰めだわ、乗客たちは疲れた顔でブーブー文句言うわ、降りるのも一苦労だわで、とても気分が良いものではなく…

ノートルダム大聖堂の手前で下車して、去年4月の大火災から8ヶ月経った寺院の様子を見に行きました。

修復工事は着々と進んでいるようです。フェンスには火災当時の様子や修復プロジェクトについてなど、写真と文章が施された展示物になっています。

バラ窓も修復中です。工事で聖堂に入れないにもかかわらず、たくさんの観光客を見かけました。ノートルダム寺院への愛は国境を超えるのね…一日も早い復旧を祈ります。

その後はパリ市庁舎の前を通ってBHVの中を歩いて、大好きなマレ地区へ。横断歩道の縦ラインがレインボーフラッグになっていて、なんともカラフル。

マレ地区にある大好きなアクセサリー店"Pierre Caron"(ピエール・カロン)が奇跡的に開いていたので(バカンス時期は閉まっていることが多い)、お義姉さんの誕生日プレゼントと自分用にブレスレットを購入。ピエールさん、この日も安定の優しさと気遣いで癒されました(o^^o)

お次は去年マレ地区にオープンしたイタリアンフードマーケット"EATALY"(イータリー)へ。この日は見に行っただけですが、たくさんの食材や生ハムにうっとり。次回パリに来る時は、ここで焼きたてのピザ食べたい〜♩

マレ地区を後にし、ポンピドゥーセンターの横を通って …

フォーラム・レ・アル(Forum Les Halles)
エチエンヌ・マルセル(Etienne Marcel)
ヴィクトワール広場(Place des Victoires)
オペラ地区で軽めの昼食
同僚のNさんと待ち合わせて、ヴァンドーム広場(Place Vendôme)へ!

この日のメインイベント、リッツ・パリで贅沢なアフタヌーンティーを堪能した後は…

金ピカの太陽?で飾られたルイ・ヴィトンの前を通って、

クリスマスマーケットと移動遊園地でごった返すチュイルリー公園を抜けて、

最後の目的地、ルーヴル美術館に到着。夕方5時前なのに、人人人!

予約しておいたダ・ヴィンチ特別展へ。

数々の名作を目の前に大興奮冷めやらぬ夕方6時、帰りのTGVまで残すところあと1時間ちょっと。バスに乗ろうかと迷いましたが、アフタヌーンティーで食べ過ぎたお菓子のカロリー消費を狙って、モンパルナス駅までラスト2,5kmの道のりを歩きました。これはさすがに辛かった…

後日この日の歩行距離を調べたら、なんと13㎞!22000 歩だそうです。ふだん在宅ワークで一日3000歩ぐらいしか動かない私にしてはよく頑張りました。パリは見るものがたくさんあるので、いくら歩いても不思議と疲れを感じにくいです。そのぶん帰宅後にドッと襲ってくる疲労感はハンパないですが(苦笑)

あー早くも次回のパリ行きが楽しみです(まだ未定だけど)。パリに来られる方はぜひ声をかけてください、喜んで会いに行きます♩

2020年1月2日木曜日

お雑煮もどき@フランスの端っこ

新年を迎えましたが、お正月っぽいものを何も用意していなかったことに気づき、急に寂しさを覚えています(^^;;

何かないかと思ってキッチンの戸棚をガサガサと探したら、パック入りの丸餅が出てきたので、家にあるもので即席のお雑煮もどきを作りました。写真を撮っている間に、膨らんだお餅がしぼんじゃった…


お出汁は例の「茅乃屋だ」、具材は鶏肉、ポロ葱、人参、ほうれん草です。スープの味がちょっと薄かったので、柚子ごしょうを足していただきました。はー、日本の味は落ち着きます。ほんの少しの間ですが、お正月気分に浸れました。

お雑煮のスープや具材は各家庭や地方によって異なると思いますが、私のお手本は今は亡き大分の祖母が作ってくれていた鶏肉入りのお雑煮です。大分県は(たしか)鶏肉の消費量が全国一で、名物の鳥天や鶏のからあげなど、鶏肉料理がよく食卓にのぼります。からあげのレシピも祖母から受け継いだものです。

今回のお雑煮は、祖母の味に比べると深みがなくてまだまだの出来でした。祖母のスープは色が薄くて澄んでいるのに味がしっかりついていたので、どうやって作っていたのか祖母が元気なうちに聞いておけばよかったなぁ…

思い出のある和食はほっこりすると同時に、しんみりもしますね。

2020年1月1日水曜日

2020年の幕開け

3、2、1、0、Bonne année !


新年明けましておめでとうございます、今年もどうぞよろしくお願いします(o^^o)


2020年の幕開けも、家でのんびりと迎えました。テレビでシャンゼリゼ大通りのスペクタクルを眺めながら…カウントダウン直前に、"C2C"(Hocus Pocus)のよく知っている曲が流れたのは嬉しかったですね♩

前の年に続き今回も、クリスマス後は義両親がユーゴを年越しまで預かってくれたので、バンちゃんと2人でのんびりまったりの年越しでした。

毎年大晦日のディナーは奮発して前菜にフォアグラを調達するのですが、クリスマスに食べたしもういいよね、ということで、「私が食べたいもの」を作りました。

からあげ定食笑


もう一枚、からあげメインの写真。お供のドリンクはもちろんビール♩

鶏のからあげは、パエリア、鰻と並ぶ「好きな料理TOP3」のひとつです。しょっちゅう食べたいけれど、揚げ物は大量の油を使うし、フランスの鶏もも肉は「骨つき」なので下ごしらえもけっこう大変です。

なので料理担当の私が「どうしても食べたい時」に、からあげやパエリアなどの「手間がかかる系」が食卓に並びます。今回の大晦日は、そう、からあげの気分でした笑

そしてデザートは、バンちゃんに頼んで近所の「青いパン屋」で買ってきてもらいました。一人用サイズで唯一売れ残っていたという、こちらです。

Buchette au café(ビュシェットゥ・オ・カフェ)、コーヒー味のミニビュッシュです。ほんのりシナモン風味のムースに、コーヒーをたっぷり染み込ませたビスキュイ?とクルミが入っています。一番下の黒っぽいものは、ほろ苦いコーヒー味のサブレです。

ムースケーキはあまり得意じゃないのですが、コーヒーサブレの苦味とザクザクした食感が良いアクセントになっていて、とても美味しかったです。ところどころに入っているクルミの歯ごたえと香ばしい風味も心地良く、あっという間に完食。

ビュッシュ系のケーキは年末にしか登場しないようですが、次回も同じのを見かけたらリピートしたいかも♩1年の最後を締めくくるのにふさわしいデザートでした。

では皆さま、良いお正月をお過ごしください。私は元旦のみ休んで、2日から仕事初めです。年末に10日休ませてもらったので、少しは恩返ししないと…