2021年3月28日日曜日

8歳児ピザづくりを学ぶ

「Top Chef」(フランスで人気の料理コンクール番組)を親と一緒に観ていて影響を受けたのか、料理ができるようになりたいと言い出したユーゴ8歳。

いいねいいね、料理できる男子は良い!3品でも5品でもいいから作れるようになって、将来の奥さんが疲れている時や病気の時に夕飯を作ってあげてほしい(かなり気が早いけど^^;)

というわけで、まずは切って並べて焼くだけのピザから始めました。我が家のピザは玉ねぎ、パプリカ、マッシュルーム、ピリ辛ソーセージが定番の具材なのですが、玉ねぎカットは目に染みるし滑りやすく危険なので、ユーゴにはパプリカとマッシュルーム担当を命じました。

左手は丸く、ナイフはしっかり手前に引いて…指を切りはしないかと不安で目が離せませんが、危なっかしいながらも無傷でパプリカをカットし終わりました。

続きまして、マッシュルーム。まずは表面の薄い皮を内側から外へ、手で剥いていきます。


てっぺんに皮が剥け残ってしまったら、ナイフで削ぎ落とすのですが、その時の真剣すぎるヒヤヒヤ顔といったら笑


具材を切り終わったら、ピザ生地を広げてソースを塗って、具とチーズを乗せてオレガノを振りかけて、230℃のオーブンで13分焼けばできあがり♩

焼き上がりの写真を撮り忘れましたが、美味しくできました(o^^o)ユーゴは我が家のピザの作り方を一通り把握できてご満悦の様子。

私に向かって真顔で「将来は料理人になったほうがいいかな、迷ってるんだよね」とな。おいおい気が早すぎますけど、ともあれ料理好きになってくれたら嬉しい限り。

次はボロネーゼソース作りを見たいそうです。なるほど、好物から先に作り方を覚えたいのよね、そりゃそうだね。

2021年3月17日水曜日

ついにコロナ感染者が… @フランスの端っこ

 最初のロックダウン開始からちょうど1年が経ち、これまでコロナ感染者が出たという話も噂程度にすぎずわりと平和だったフランスの端っこですが、ついに恐れていたメールがユーゴの小学校から届きました。

同じ敷地内にある幼稚園の教諭がコロナ陽性となり、園児の間でも次々に感染が広まっていると。しかも感染力が強いイギリス変異株だというのだからさあ大変。

校長先生の第一弾メールによると、「保健局からの正式な指示があるまで幼稚園は閉鎖」
「小学校については、幼稚園に通う妹や弟がいない児童は登校してもいい」とあったのですが、先週終わりにウイルスが小学校まで入り込んできた可能性は否めないので、週明けの月曜からユーゴを登校させるのは大いに不安がありました。

我が家は私もバンちゃんも完全テレワーカーで外出しないので、感染の危険がある場所はユーゴの小学校のみ。同じ敷地にある幼稚園で陽性者が出たとあっては、「登校させる=コロナがいるかもしれない場所に我が子を送り込む」ことになるわけで…

これまで1年間、ひたすら自粛を頑張ってコロナに罹らず生き延びて(?)きたのに、あと少しでワクチン摂取できるかもしれないのに、今さら感染したくない!というのが正直な気持ちです。日本帰省はおろかブルターニュからも出ずに1年耐えてきた努力はなんだったんだ、と(感染してしまったら)悔やんで落ち込んでしまいそう(T_T)

長い目で見れば「命>学業」は言うまでもないですが、それでも元気盛りの8歳男児を家に閉じ込めておくのはかわいそうに思えてしまうし、授業の遅れが出るのはやっぱりできるだけ避けたい。あれこれ対立する考えが頭の中をぐるぐる回り、親としてスパッと決断できずにいる悩ましい今日この頃です。

当のユーゴは学校に行きたがっているかといえば、そうでもないし(苦笑)仲良しのお友達は何人もいるけど、家にいられたら大好きなMinecraft(マインクラフト=ゲーム)で長く遊べるから学校行かなくてもいい〜♩という軽いノリなのです。母ちゃんは真面目に悩んでいるというのに、この子は、、、

そんなこんなでユーゴを危険地帯(?)に送り出す勇気がなく、月火は様子見で休ませ、水曜日はもともと学校がないので、毎日送られてくる校長先生からのメールを心待ちにして状況の推移を追っておりました。そして今、水曜日までに得られた情報をまとめますと、

「3月22日(月)に、希望する全児童に唾液検査を実施する」

「検査の申込み用紙の提出は18日(木)」

「濃厚接触者に該当しない児童は18日より登校可」

学校側も週末から水曜までの間に保健局と連携して対策を考えてくれたのだろうし、最後は信じて任せることにしようと決め、明日からユーゴを登校させます。

どうか小学校で感染が発生せず、このまま収束しますように。あとは祈るしかないですね、罹ってしまったらもう、運が悪かったということでしゃーない(^^;

2021年3月9日火曜日

「ぺぺたま」にハマる

 相変わらずブログに書くネタがなくて更新ペースガタ落ちの今日この頃ですが、むしろ以前は更新しすぎてたのかもしれないですね。特に2018年とか(苦笑)

さて、大して新しいこともないのですが、そういえばここ1ヶ月ぐらい週一回は必ず作るほどハマっている料理がありまして、タイトルに書いちゃっていますが、

ぺぺたま

です。ご存知でしょうか?ペペロンチーノの卵とじ、略してぺぺたま?たぶんそういう感じだと思います。

ぺぺたまの名前自体は前から知っていて、福岡市にぺぺたまで有名なイタリアンレストランがあるというのをネットの動画かなにかで見かけたのです。あまりに美味しすぎてお店の前はいつも行列、あの王貞治さんもお気に入りでよく来店されるとかなんとか?

自称大の卵好きなもので、次の帰省で福岡に寄ることがあったらきっと食べに行こう、ぺぺたま!と密かに企んでいたのですが、長引くコロナ禍で当分実現することは難しいだろうな…

そんなある日、YouTubeのおすすめ動画で「ぺぺたま」の4文字が目に飛び込んできたので、え、作れるの?迷わず再生ボタンをクリック。しかも誰の動画かって、「宮○ですッ」笑 歌も料理もお上手で、器用な方ですね〜

とにかく作り方は簡単。ペペロンチーノ(唐辛子とにんにくのオイルソースパスタ)をふつうに作り、フライパンの火を止め(ここ大事)、溶き卵を流し入れて豪快に混ぜ、パスタの余熱で卵にゆっくりとろーっと火を入れるだけ。フライパンが熱すぎると卵が一気に固まってボソボソのベタベタになるので要注意です。

さらに宮○氏の隠し味は、ウェイパーまたは香味シャンタンをオイルソースに少々忍ばせること。これを入れると味にぐっと奥行きが出ます。もちろんなくても大丈夫ですが、その場合はパスタの茹で汁にしっかり塩を入れ、出来上がりの味がぼんやりしないように工夫するといいかもしれません。

写真撮ってみましたが、あんまり美味しそうに見えないかも(^^;;


ともあれペペロンチーノと卵の相性は抜群です。適当に作っても(卵さえトロトロになれば)不味くなることはないし、とにかく簡単なのでおすすめ。ちなみに2人ぶんのパスタに対して卵3個が個人的にはちょうどいいバランスです。