2021年2月28日日曜日

久しぶりすぎる快晴の週末

ここ2週間ぐらい、仕事が忙しく天気も悪く、長引く篭城生活にも疲れを感じてちょっぴり鬱々としておりました。

ブログを更新したくても、なにも書くことがないわけですよ(苦笑)どこにも行けない、誰にも会えない、しかも18時から外出禁止なので何をするにも日中に済まさないといけない。

土日ぐらいちょっと車で遠出して、新しいハイキングスポットを発掘したいなぁと思っても週末に限って天気が悪い。いい加減うんざりしていました…

そんなこんなで迎えた今週末、本当に何ヶ月ぶりかっていうぐらいの雲ひとつない快晴に恵まれたので、向かった先はとにかく、海!


青い空、青い海、広大な景色。狭い家の中にずっといる閉塞感から解放されるには、やっぱり開放感たっぷりの海が一番です。ふだんは「海しかない」フランスの端っこを不満に思うこともありますが、コロナ禍の今は、海の近くに暮らしていて本当に良かったと思います。

今回訪れたのは、義両親が住むLoctudy(ロクチュディ)の対岸にある細長い半島、Ile-Tudy(イルチュディ)の長ーいビーチです。

大潮が近いらしいので波が高く、どんどん押し寄せてくる様は何時間眺めていても飽きません。サーフィンやパドルを楽しんでいる人たちを何人も見かけました。皆きっと、こんな日を待っていたのね〜

目下ブルターニュは冬休みのバカンスシーズンなので、天気の良さも相まって海岸にはかなりの人がいました。従来冬のバカンスはスキーをしに山へ行くというイメージですが、今年はコロナ禍でスキー場のリフトが運休しているので、山を諦めて行き先を海に変更した人が多いみたいです。

ふだんは閑散とした海の景色に慣れきっているだけに、ここはニースか!と思うほどの人がいてちょっと面食らいましたが、外だし風も強かったし、大丈夫よね…?

ともあれ、久々の青い空と海、
太陽の光に大いに癒されました(o^^o)

2021年2月19日金曜日

韓国のチョコパイ「Dream Cake」

前回の記事にも書きましたが、本場のコチュジャンとキムチがどうしても食べたくなり、パリの韓国系スーパー「K-Mart」のEshopを初めて利用しました。

日本の食品も豊富に扱っているので、小さい頃から好きでユーゴも好物の「LOTTEのチョコパイ」が売っていないかなーと探したのですが、残念ながら扱っておらず。

その代わり、限りなくチョコパイに近そうな韓国のお菓子を見つけたので、思い切って注文してみました。メーカーは同じLOTTE、そもそもロッテは韓国メーカーなので、チョコパイとまったく同じ食感と味を願ってポチしたのが…

Dream Cake ドリームケーキとやら。


ビジュアルはほぼチョコパイですが、表面のうねうね線だけが違いますね。チョコパイにはそんな飾りはついていません。ユーゴも一目見てその点を指摘していました笑 

6個入りの個別包装です、この点もチョコパイと同じ。

大きさもたぶん同じくらいです。香りもチョコパイ。

さて実食、半分に切ってみました。

チョコパイですね〜いいですね〜 で、食べてみた感想は…ほぼチョコパイなんですが、このドリームケーキは全体的にチョコパイよりなんとなく味が薄く、ケーキがパサパサで、クリームもかたいように感じました。

とはいえ「ほぼチョコパイ」だけあって美味しかったんですけどね、ユーゴも「ううーん」と目を閉じて恍惚の表情でした♩

いつか日韓チョコパイの両方を同時に食べ比べないと、本当の味の違いはわからないですね。でもチョコパイが手に入った時点で満足して、わざわざドリームケーキを調達することはなさそうだけど(^^;;

まだ当分日本には行けないだろうし、その間またK-Martのお世話になるはずなので、たぶんまたキムチと一緒にドリームケーキをカートに入れると思われます笑

2021年2月16日火曜日

韓流ドラマを観ていた結果

去年の夏ぐらいから、Netflixで視聴できる韓流ドラマをちょこちょこ観ております。日本でも話題になったツートップ、

「愛の不時着」「梨泰院クラス」

に始まり、恋愛モノでは

「Something in the rain(邦題は「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」)」
「ある春の夜に」

そして最近観た歴史モノ(1900年前後の朝鮮)

「Mr. Sunshine」

が重いけれど映像が美しすぎて、話が面白すぎて、最終回を観終わった今は「Mr. Sunshineロス」に陥り、バンちゃんと二人サントラを聴きながら余韻に浸っております(苦笑)

そしてどのドラマでも度々出てくる、食事。なんだか珍しくて美味しそうで、ラーメンだのサムギョプサルだの、何度も眺めているうちに食べてみたくなってどうしようもなくなって…

パリの韓国系スーパーK-Martのオンラインショップに手を出してしまいました(^^;; 何を買ったらいいかチンプンカンプンでしたが、とりあえず本場のコチュジャンとキムチはマスト!

ネットでおすすめされていた玄米入りのコチュジャン、小指にちょこっとつけて舐めただけで、味の濃さと旨味と辛味が…!さすが本場は違いますね、ああ嬉しい。

こちらは懐かしの、じゃがいもラーメン♩


麺にじゃがいもが練りこんであるので、モチモチ食感で癖になる美味しさ。一袋1,2ユーロ(160円ぐらい)でした。過去記事はこちらより、なんと10年前!

こんなものも買ってみました、韓国海苔フレーク。

K-Martには日本の食品も売っているので、袋ラーメンやお好みソースも調達しました。京子食品など日本のお店と比べたらちょっと割高ですが、日韓両国の食品が手に入るという点ではK-Mart強しです。

ちなみに、日曜の夜に注文して火曜の朝には届きました!なんとスピーディ、なのはいいのですが、注文確定後もK-Mart側から一通のメールも送られてこなかったので、大丈夫なんだろうかと若干不安でした(苦笑)

送料はクール便の2〜3kgで13,8ユーロと安くはないですが、2日で届いたし、キムチもコチュジャンも美味しくて大満足なので、利用してみて良かったです。バンちゃんもユーゴも白菜キムチが気に入ったみたいなので、次回はカクテキとか他の種類も…ふふふ。

2021年2月14日日曜日

3年ぶりの雪と即席バレンタイン

いやぁ先週は寒かった…3年ぶりに雪が積もりました。ブログの過去記事で3年ぶりと判明したので、気になる方はこちらをクリックしてご覧ください。 

下は2月11日、午前11時ごろのに撮った写真です。9時前にユーゴを学校に送った時はまったく降っていなかったのに、たった2時間で真っ白!

朝から面接と打ち合わせコールと仕事に没頭してたら、いつの間にかこの景色に変わっていてびっくりでした。ユーゴの小学校から「昼前に迎えに来てほしい」とメールがあり、車を出すのはとても無理そうだったので、バンちゃんに徒歩で行ってもらいました(苦笑)

相当寒かったみたいですが、降り積もったばかりの柔らかい雪をサクサク踏みながら歩くのは楽しかったようで、ユーゴは鼻を真っ赤にしながらも楽しそうに帰ってきました♩

ようやく寒さが和らいだ今週末、日曜日の今日は14日、つまりバレンタインデー。毎年のことながらすっかり忘れていて当日の朝に思い出したので、家にある材料で作れそうなチョコレート菓子をネット検索し、30分ほどでMi-cuit au chocolat(ミ・キュイ・オ・ショコラ=チョコレートの半焼け)をこさえました。

え、これだけ?


いやいやこれが7個あったのですが、写真を取る間もなくバンちゃんとユーゴに5分で6個食べられてしまい、気づいたら不恰好な最後の一個だけがポツンと…

接写してみたところであまり美味しそうには見えませんが、中はふわふわしっとりで良い感じにMi-cuit(半焼け)です。こちらのレシピで作りました、備忘録も兼ねて記録しておきます(砂糖はレシピより少なめ、チョコは多めがおすすめです)。


Mi-cuit au chocolat や Coulant au chocolat(クラン・オ・ショコラ=流れるチョコレート)は中まであえて火を通さないので、焼き時間が10〜15分と短くパパッと作れるのが魅力です。ただ、型の大きさやオーブンによって火の通り具合が違うため、初めての今回はちょっと焼きすぎてしまい、割った時に中から生地がとろ〜っとはなりませんでした。

レシピでは15分のところを11分にしてもこれだったので、次回は8分ぐらいでストップしてみようかな。どんな焼き加減でも「半焼け」であればまあ成功、と言えるのは助かります。お菓子作りも適当にやってしまう身としては(^^;;

2021年2月7日日曜日

眠っていたプレゼント by Histoire de chocolat

年末から最近にかけて、ネットショッピングで届いた小包の段ボールがいくつか仕事部屋の隅に放置されていたので、まとめて片付けをしていたところ…

梱包材の中からこんなものが!



















このブログでも何度となく紹介している、Brestの美味しいショコラティエ"Histoire de chocolat"の袋入りチョコレートです。たしかに去年のクリスマス前、家族用の大箱を2つネット注文した(というのもコロナ禍でお店に出向くのが憚られた)のですが、こんなチョコは注文していないはず…?

おそらくですが、これはお店の人からのプレゼントだと思います。ご注文ありがとうございます、的な?ネット購入したのは初めてだったので、毎回こういうプチプレゼントがついてくるかどうかは不明ですが、それでも心遣いは嬉しいですよね♩

ただ、知らなかったとはいえ1ヶ月半も放置していたチョコレート、まだ食べられるのか?とバンちゃんに疑わしげな目を向けられましたが、私はありがたくいただきましたよ。ほら、全然変色していない!


ピスタチオ、アーモンド、レーズンが散りばめられたダークチョコレート、味も食感も全然問題ナシですごく美味しい…さすがHistoire de chocolat ! 他にもトロピカルドライフルーツ入りのダークチョコや、ライスパフ入りのミルクチョコレートも入っています。これから数日間は食後のお茶タイムが楽しみです(o^^o)

2021年2月3日水曜日

さようなら布マスク

ここフランスでも、不織布マスクのほうが布マスクよりウイルス防御率が高いので、不織布マスクを着用すべき、と最近メディアなどでよく耳にします。

私もスーパーなど人の多いところへ行く時は、不織布マスクをつけ始めましたが、実際スーパーで人間ウォッチングをするとお客さんも不織布マスクの人がほとんどです。

学校もそろそろなのかな、でも布マスク禁止になったら使い捨ての不織布マスクは環境にも家計にも優しくないから嫌だなぁと思っていたところ、ついにユーゴの小学校からこんなメールがきました。

2月8日から小学校1年生以上は全員不織布マスクを着用すべし。


不織布マスク、にばっちり相当するフランス語はないのですが、こちらでは

masque chirurgical
(外科用、サージカルマスク)

という言葉が使われます。ちょっと前までは"masque jetable"(使い捨てマスク)もよく見かけましたが、今はもっぱら前者ですね。"chirurgical"はだいぶ発音しにくいのが困りものですが、良い発音練習になると思えば(苦笑)

不織布マスクは10回ぐらいまでなら洗って再利用できると聞いたことがありますが、水に濡らして揉んでいるうちにボロボロになりそうな気がして怪しいものです。それに、子供は給食のソースやらお絵かきの絵の具やらで、けっこうマスクを汚して帰ってくるので、やっぱり毎日新しいのに替えたほうが良さそう…

念のため買っておいたこの子供用不織布マスク(made in China)、まさか頻繁に使う日がくるとはね。50枚入りで7ユーロぐらいでした。


これからしばらくは、日本から送ってもらったウレタンマスクの出番はナシですね。ウレタン製はコットン製よりもフィルター効果が低いそうで(知らなかった!)、日本ではウレタンマスクハラスメントなるものもあるんだとか?

そんなの、マスクつけてるだけいいじゃなーいと思っていた私ですが、科学的にも不織布マスクが一番だと言われるのであれば、従うしかないですね。それで感染リスクが少しでも減るのなら。

さてユーゴはこの50枚を使い切ることになるのか?