6月30日、ついに我が夫婦もコロナワクチンを受けに行きました!場所は車で20分のところにある隣町の接種会場。
バンちゃんが18時30分、私が35分、5分刻みの予約だからスピーディかなと思いきや、受付の周りにはずらっと人だかり。あれ、混んでる?遅れてる?
付き添い?のユーゴは持参したBD(フランス語版漫画)を読みふけっておりました。毎朝新聞に目を通す英国紳士ばりの威厳と落ち着き笑
受付を済ませ2回目接種の予約を取り、渡された紙に書いてある質問に答え、即ワクチン接種ブースに案内され…たのではなく、手前で待機させられました。壁沿いに椅子がぐるっと並んでいるのですが、座る順番が決まっていないので案内役のマダムが「えーと次は誰だっけ?」と混乱気味(苦笑)案内される側の私たちが時折「あそこに座っている人ですよ」と声をかけたのでした、これぞ助け合い。
パーテーションの向こう側が接種ブースです。どこに案内されるのかしら…
待っている間に人の動きを眺めていてわかったことは、各担当者がワクチン注射を6本ずつ用意してから6人が呼ばれ、問診を受けて接種という流れらしきこと。私たちが接種したのはファイザーでしたが、低温保存必須で成分が壊れやすいだけに、ワクチン注射の作り置きができないのよね〜
ちなみに私たちは夫婦で接種会場に行ったので、受付も接種も二人一緒(+ユーゴ)に通されました。ワクチン注射は全然痛くないと聞いていましたが、採血の時ほどではないにしても、別の種類の痛みというか不快感のようなものは感じました。
接種後は待機エリアで10〜15分ほど待ち、その間に作成してもらったQRコードつきの接種証明書を受け取っておしまい。会場到着から出るまで、1時間15分…けっこう待ったな。まあ係の人もワクチンを打ってくれたお医者さんらしき女性もみんな親切で饒舌で、雰囲気は良かったんですけどね。
さて気になるのは副反応。左の上腕部に打ってもらったのですが、早くも帰りの車の中で左の首筋に謎のピリっとした痛みが走り、数分で収まったものの、その後も体の左半分に時折痺れのようなものを感じました…というのは神経過敏になっているせいかも?
帰宅してからは体がフワフワするように思えたり、あくびが増えて眠気を感じたり、いわゆる典型的な軽い副反応が出ている、ような気がします。いずれもごく軽いので、今の時点では副反応なのか一日の疲れから来るものなのか、はっきりとはわかりません。
明日の朝、左腕がちゃんと上がるかどうか、体にだるさはないかなど、自分の体がこのワクチンにどう反応するのか大いに気になるところです。特筆すべきことがあれば備忘録としてこちらに記そうと思います。
2021年6月30日水曜日
コロナワクチン接種1回目
2021年6月19日土曜日
中庭が素敵な"Kafé Kanggui"@Brest
少し前の話ですが、Mお姉さまとの待ち合わせに呼ばれたカフェがカラフルで素敵だったので紹介します。これから時々足を運ぶことになりそう♩
場所はブレストのロープウェイ乗り場の正面でシアム通り側です。外のテラス席には誰もいなかったので、お姉さまが来るまで待とうと突っ立っていたら、お店の人らしいアジア系の男性が笑顔で出てきて…
Bonjour ! お友達来てますよ。
中へどうぞ、こっちこっち。
え、店内飲食は禁止のはずじゃ?と思いつつ怖々ついて行き、案内されたのはなんと…
吹き抜けの中庭テラス席!しかもカラフル♩
反対側にあるブロック塀も赤、黄、青のペンキで塗られていて、インスタ映えしそう〜。店内だけど中庭、中庭だけど吹き抜けだから外気分、bonne idée !!
"Kafé Kanggui"(カフェ・カンギ?)という名のこちらのカフェ、ブルターニュ出身のフランス人男性と(私を店内に案内してくれた)小柄なアジア人男性がオーナーさんで、2021年の1月にオープンしたばかりだそう。手作りスイーツの他にアジアンテイストなランチやサンドイッチも提供しているようです。
お姉さまと私は角の席でおやつタイム。日差しが強かったので、フランス人オーナーさんが親切にパラソルを出してくれました。
クリームチーズのソフトクッキーに、くるみ入りコーヒー風味のケーキ。あっさりして美味しかったです、価格に対して量が多いのも良心的(o^^o)
お店のFBページがあったので覗いてみたら、お料理もなかなか美味しそう〜。いつかこの中庭テラス席でランチも良さげです。中庭だけでなく、店内もカラフルでおしゃれ。
これからBrestでお茶する時の候補に入れさせてもらいます。オーナーさん2人ともニコニコ優しいのもポイント高しです。そこにいる「人」の魅力も大事よね、、、
Kafé Kanggui
3 rue Louis Pasteur 29200 Brest
02 30 82 50 55
Page Facebook
2021年6月13日日曜日
彫刻たちが集う丘 La Vallée des Saints
気づけば6月も半ば、ここのところ色々と忙しくてBlog更新できず…一番のビッグイベント?は、10年滞在許可証の更新手続きでした。無事に済んで何より。
さて今週末はフランス全土で良いお天気、しかも気温高し。こういう時は皆さんこぞって海へ行かれますが、海水浴に興味がない我が夫婦はユーゴを連れて逆へ、内陸へ。
前から行ってみたいところがあったので、家から車で1時間20分と若干遠いですが、おやつ持参で張り切って出かけました。
ここです!
La vallée des Saints(ラ・ヴァレ・デ・サン=聖人の谷)と呼ばれ、花崗岩でできた聖人たちの大きな彫刻がたくさんある見晴らしの良い丘です。フィニステール県の真ん中あたりにある、ブルターニュで一番標高が高い地域に位置します。
気に入った彫刻の写真を何枚か撮ったのでご紹介しますね。
まずは広大な田園風景をバックに佇む、キリスト様?
手の大きさといい脚の長さといい、アンバランスさが面白いこちら。
星の王子様っぽさに惹かれました。
頭に斧が刺さった女性と口を大きく開けたライオン。ユーゴが食べられた様を演じるべく頭を入れようとしているところ。
顔の中に複雑なストーリーを感じさせる一体。
お地蔵さんっぽさを感じて気に入った二人。
雲ひとつない青空は嬉しかったのですが、太陽もジリジリと照りつけてとても暑かった〜!体感温度では30℃くらいあったと思います、ブルターニュの端っこでは珍しい暑さです。
秋や冬の晴れた日で、夕暮れ時に訪れたら彫刻たちに哀愁が加わってもっと綺麗だろうな…真夏よりも、人気のない寂れた時期?に来る方がいいかもしれません。
石のおもしろ彫刻たちを眺めていたら、オスロ旅行で訪れた彫刻家ヴィーゲランのフログネル公園を思い出しました。気になる方はこちらをクリックしてみてください。