2015年8月30日日曜日

夏休み2015 その3.チョコレートムース作り

お菓子作りが得意な義父のフィリップに、チョコレートムースの作り方を教えてもらいました!フィリップのお父さんはプロのお菓子職人だったので、彼は幼い頃からフランスの伝統菓子が焼けるいい匂いを嗅いで育った人です、うらやまし〜

チョコレートに目がないユーゴも見物!

しっかり泡立てたメレンゲと卵黄をさっと混ぜ、
最後に溶かしたチョコレートとバターを投入!

メレンゲの泡が潰れないようにささっと混ぜ、
開始から10分ほどであっという間に完成⭐︎⭐︎
あとは冷蔵庫に放り込んで冷ますだけ、
意外に簡単そうでびっくりしました!!

実はチョコレートムース、過去に1度挑戦したものの大失敗して、以後トラウマになっていたのです…その時参考にしたレシピは「溶かしたチョコレートに卵黄を混ぜる」というものだったけど、卵黄がチョコレートの熱で凝固して見る見るうちに団子状になり…ああ、思い出すだけで悲惨><

でもフィリップのレシピは、メレンゲ+卵黄にチョコレート+バターを加えるものだったから、チョコレートが固まる心配はゼロで、しかもチョコレートはけっこう熱かったのに、「平気×2〜♫」って言いながら、ぐわ〜っと全体を混ぜておしまい。あっけなくてびっくりでしたが、これで同じ失敗は繰り返さずに済みそう。いつか我が家でもトライしてみます、作れるお菓子が1つ増えて嬉しい限り^^

夕食のデザートにみんなで食べました、
ユーゴは好きすぎておかわりしました笑
「ん、おいし♡」が最近の口癖。

完食〜(tout mangéトゥマンジェ)!!
チョコレート系のデザートを食べると決まって、
唇が茶色くなります。V系いや「閣下」みたい笑

親から子へ、家庭の味を受け継ぐっていいですねぇ。フィリップからはすでに、カラメルカスタードプリンとフィナンシェ(アーモンドプードル入りバターケーキ)を伝授してもらったので、今回で3つめ!日本人の嫁が次の世代にバトンタッチしますよ〜⭐︎

2015年8月23日日曜日

夏休み2015 その2.巨大な水車 Le Moulin de Keriolet

8月16日から4日間、Loctudyロクチュディの義両親宅にお世話になりました。滞在中は天気がいい日を狙って、お昼からドライブへ。この日のお目当ては、海辺の谷間にある巨大水車 Le Moulin de Keriolet(ル・ムーラン・ドゥ・ケリオレ)。

上から見た図。右下から水が流れて行きます。

子どもたちと水車を形どったオブジェ。

水車小屋は中を見学できます!
真ん中のピラミッドを逆さにしたような部分に麦を入れ、
下の大きなひき臼?が挽いてくれます。現在も稼働中!!

下から見上げた図、車輪大きい!

近づいてみると、いよいよ大きい!

この水車、19世紀後半から1950年代まで個人業者(?)が小麦を精製していたそうです。廃業してから自治体の管理下に置かれ、現在は水車の保存と観光アピールを兼ねて小麦を挽き続けているとか。水車小屋内には挽きたての小麦粉やそば粉、ハチミツやジャムなどが売ってあります。

水車がある谷の外へ出ると…広大な海の景色!

ぽつんと立っているのは家ではなく、アトリエです。

長く歩いてお疲れのユーゴ、
おばあちゃんに肩車してもらいました。
アニーおばあちゃんいつもありがとう!

Le Moulin de Kerioletは、Quimperカンペールから北西へ車で40分くらいのところにあります。水車は見る価値十分だし、海を見ながらのハイキングも清々しくて気持ちがいいし、お勧めです^^

2015年8月22日土曜日

夏休み2015 その1.ドライブ@Lannilis-Landéda

8月15日から23日まで、世間よりちょっと遅めの短い夏休みを過ごしています、あと2日で終わってしまう、あっという間です。

休み中に撮りためた写真をアップしまーす。

まずは初日、15日はLannilisラニリスという町へドライブに行きました。先月「Bordierボルディエのバターが売ってある青いパン屋さん」について書きましたが、そのパン屋さんがある町です。あの時食べたパンがあまりに美味しかったので、今度はサロンドテでお茶しよう!という話になったのです。

教会広場の駐車場に、ものすごいバイク発見!
写真ではわかりにくいですが、紫のラメ入りです☆
ブルターニュの旗が2本刺してあり、地元愛を感じます。

天気が良かったので、テラスでお茶しました♫
写真手前はプルーン入りのQuatre-quartカトルカール。

Quatre-quartはブルターニュ地方の伝統菓子で、「4×4分の1」という意味です。小麦粉、卵、砂糖、バターという4つの材料が同じ分量(たとえば4×50g)入っていることが名前の由来ですが、本当にまったく同じ量なのかな…いつか自分で作ってみなければ。ブルターニュ菓子はバターたっぷりが特徴ですが、ここのQuatre-quartは意外にさっぱりふんわりで、プルーンの甘酸っぱさもアクセントになっていて美味しかったです♫

写真の左奥に見えるのはFlanフランというバンちゃんの大好物で、「プリンのタルト」みたいなお菓子です。タルト生地にカスタードプリンに近い卵液を流し入れて一緒に焼いたもので、食感はプリンよりもしっかりめ。とろとろプリンが好きな私には弾力がありすぎて、私はちょっと苦手です…が、ここのは舌触り滑らかで美味しかった!しかーし、バンちゃんいわく「オレンジのリキュール」で香りがつけてあったそうです。オーソドックスをこよなく愛するバンちゃんには「余計」だったみたい、軽く落ち込んでました(苦笑)

ユーゴ、お腹ぺこぺこ。おやつ早く〜
写真に撮り忘れましたが、彼のおやつには
ハート形の小さいガトーショコラをチョイス。

え、ショコラ!?やったー♡
チョコレート大好き、スイーツ男子です。

この青いパン屋さん、名前を確かめたら La Maison du Boulangerパン職人の家、だそうです。バンちゃんの調べによると、「フランスでもっとも美味しいパン屋ベスト10」に入っているとか!そんなすごいパン屋さんだったのか〜。そりゃBordierのバターも店頭に置けるよねぇ。これから時々立ち寄って、いろいろ味見しようと思います^^

腹ごしらえをした後は、Landédaランデダという隣町の先にある砂丘 Les dunes de Sainte Margueriteへ。フィニステール北部のビーチは砂が真っ白サラサラで、海の水も透き通っていて、見ているだけで心がすっきり洗われます☆

iPhoneのカメラだと景色の良さが伝わらない〜!

散歩の途中では砂遊び大好きユーゴが何度も立ち止まり、座り込んで砂をいじり始め、歩くのを拒否するので、抱え上げて移動…という意外に体力を要する散歩でしたが、いい運動になりました^^;

2015年8月9日日曜日

おもしろ散歩道@近所

家の近所に公園らしきものがあり、散歩コースもあるようなので、仕事終わりに行ってみました。草がぼーぼー生い茂り、管理が行き届いているとはいえませんが、静かで人があまりいなくて、のんびり歩くにはいい感じ。

ユーゴは私の前に行ったり後ろからついてきたり。
自分の足で歩くのが好きな子です、抱っこ要らず。

エクササイズ遊具?発見!
これ使って真剣にダイエットする人いるのかな…

登りたいとせがむので、座らせてあげました。
ご満悦♫(本当は怖いはずだけど笑)

他にもちょっとしたアスレチックポイントがいくつかあり、スケボー広場あり、小川あり、橋ありで、ぱっと見地味なわりにはいろいろ楽しめそうで気に入りました!もっと早くに来ればよかったな〜灯台下暗し。

散歩コースは1周しても1キロちょっとなので、3歳児が一人で踏破するのも問題無しな感じです。ユーゴは何キロだろうと自分で歩きたがり、最後にはフラフラ→親が気付いて無理やり抱っこというパターンです(苦笑)

これから「ちょっとお散歩したいなー」という時は訪れようと思います。

2015年8月5日水曜日

2歳10ヶ月!

Hugo裕悟、間もなく2歳10ヶ月です。10月でついに3歳、長いようであっという間だな〜

相変わらずマイペースな成長ぶりですが、「いつの間にか」できるようになっていることが増えて、親としても嬉しい限り。


シュガーポットの蓋を開けられるようになったり、


角砂糖をミニトングでつまんで別の容器に移動させたり。
最初は「つまむ」という行為がわかっておらず、トングを
力ずくで角砂糖に刺そうとし、何個も破壊しました(苦笑)


いとこのお兄ちゃんたち(10〜15歳)に混ざって遊んだり。

サッカーボールでパスやシュートをおしえてもらい、お兄ちゃんたちのプレーを見ながら大爆笑!室内でもニンテンドーDSやタブレットで遊ぶいとこ達の横にぴったり座って、横からデタラメに画面を連打したり。子どもたちだけで楽しんでいる様子を見るにつけ、もう完全に赤ちゃんは卒業したな〜と実感します。

最後に、ここ最近で一番の成長は、夜一人で眠れるようになったこと!!寝る前に一冊絵本を読み、明かりを消して10〜15分くらい落ち着くのを待ってから、「また明日ね、おやすみ〜」と優しく言えば、眠そうでなくても一人で寝てくれます!

以前は寝落ちするまで側にいてあげないとギャン泣きされていたことを思えば、なんたる進歩!これも保育ママさんの家で、一人でお昼寝する習慣がついていたからだよね〜。感謝!

9月からは幼稚園に通い始めるし、早寝早起きにシフトチェンジしてくれるといいなぁ(欲深い母です苦笑)

2015年8月1日土曜日

彫像DEイルミネーション@Plougastel

8月に突入!

7月に立てた無茶な仕事目標ですが…無事に達成できました!
31日は金曜日で、さー土日はゆっくりしようと心に決めた矢先、

友人夫婦のレミちゃん&エノラから夕飯のお誘い、ラッキー!!!
先日引っ越したばかりの彼らが住む、隣町のPlougastelプルガステルへ〜

この日は夜22時過ぎから、イルミネーションイベントがあるというので、会場となっている教会の広場へ行きました。何がライトアップされるのかと思ったら、教会横にあるイエス・キリストの生涯や運命を表した石の彫像で、フランス語では

Calvaireという名前らしい、ほ〜勉強になった。

彫刻のすべてにぴったり色が当たり鮮やか!
この一枚はフランス代表トリコロールですね。

近づいて下から見上げた図。カラフル♫

宇宙を感じさせるライトアップがあったり、

第二次世界大戦中の空襲と炎、そして煙が出たり、

教会の側面もライトアップされて綺麗でした☆

最後に、手が届く距離に近づいてみました!
凹凸にまで綺麗に色が入っていて、すごいな〜

数年前から、歴史的建造物にこういったイルミネーションを映し出すイベントがフランスのあちこちで催されていて、音楽やナレーションつきなので、しばし幻想の世界へ引き込まれてしまいます。プルガステルのは小規模だったけど、そのぶん至近距離で見られておもしろかったです^^

レミちゃんが言ってたけど、中世時代の宗教建築はみんな色がついていて、このイルミネーションさながらに色とりどりだったとか!パリのノートルダム寺院なんて、ものすごく目立つ存在だったんでしょうね〜当時の姿をぜひ見てみたいものです。