2008年10月30日木曜日

ピカソおそるべし

 10月29日は、またまた日帰りでパリに遊びに行ってきた。お目当てはGrand Palais(グラン・パレ)で開かれている
ピカソと巨匠展(でいいのかな)」。
まだ訪れたことのなかったグラン・パレでピカソの絵が見れるなんて♪とウキウキで行ったのだが。。。

朝10時にして長蛇の列!

係員が一言、
前売り券なしの人は最低2時間半待ちでーす

ガーン

2時間後には友達のけいこちゃんとランチの約束があるのに!

それに、たとえ約束が無くてもこの日は極寒。5℃もなかったと思う。入り口にたどり着くまでに凍死するって!泣く泣く念願のグラン・パレ入場とピカソは諦めることに。

ああー、地元の県立美術館のノリで行ったのが間違いだった。ここ近年最大規模のピカソ展に加えて、開催地はパリ、しかもガラス張りが美しいグラン・パレ。甘かった。。。2009年の2月まで開催されているので、前売りがネットで買えたらリベンジしよう。

せめて外観だけでも、と思って撮った写真。

予期せぬトラブルで中途半端に時間が空いてしまった私。とりあえずグラン・パレ周辺を歩いてみた。最寄りには豪華絢爛な
アレクサンドル3世橋
があり、まだ行ったことがなかったので、写真を撮りつつゆっくりじっくり橋を見物。すると、右手に霧で上半分が隠れたエッフェル塔を発見。珍しいのでパチリ

季節や時間によって、いつもどこか違う新しい顔を見れるので、
パリは何度来ても飽きない街だな〜とつくづく思う。


金ピカの像や豪華な街頭で装飾されたアレクサンドル3世橋


お昼はけいこちゃんと
Le Pré Verre
(ル・プレ・ヴェール)というビストロでランチ。サンジェルマン・デ・プレとパンテオンの中間にあって、ある友人からのお勧めで前日に予約しておいた。ほんと、予約して正解!店内は超満員で、入り口には待ち客もいるほど。それもそのはず、お昼のメニューは前菜&メインに赤ワイン1杯とコーヒーが付いてたった13、5ユーロ。そして人気の理由は何よりも味!塩気も酸味も何もかもちょうど良く、フランス料理なのにどっかりこない。前菜は「レンズ豆のサラダ、フェタチーズ&ドライトマト添え」。チーズは全くダメな私だけど、この豆腐のような食感のフェタチーズは(ちょこっとだけど)食べれた!しかもレンズ豆とドライトマトとの相性も抜群。写真撮り忘れた〜

右側の写真はメインのお料理「仔羊の煮込みシトロネル風味」。お肉はとっても柔らかで、シトロネル(レモンのような香りのハーブ)と上に乗ったコリアンダーの香りが絶妙にマッチしていた。付け合わせの人参もグラッセのようにしつこくなく、ペロリといけました。
ダラダラと書いてしまったけど、このビストロ本当にお勧め行くときは要予約で。

ランチの後は、天気が良かったのでセーヌ河へ出て、シテ島とサン・ルイ島経由でマレ地区までお散歩。目的地はもちろん、お気に入りのビーズ屋「La matière première」。この日も値段も確かめずバカ買いしてしまった^^;だって可愛いビーズありすぎ!欲しいものがありすぎて、何を選んでよいかわからず頭が混乱する、そんな魔性のお店(笑)新しい手作りアクセサリーは後日写真をアップ予定。
その後はいつものコース。メトロに乗ってプランタン(デパート)へ行き、素敵な服や靴を飽きることなく眺め、DIESEL(ディーゼル)のオペラ店ではいつも何かしら買い(今回はスカート♪)、BOOK・OFFで日本の小説を物色&購入。「京子食品」(日本食材専門店)ではえのきとしめじを発見するも、あまりの値段の高さに絶句。一株7ユーロ(900円くらい)!!
ありえない。。。

旅の最後は、けいこちゃんがバイトしている「国虎うどん」で夕食。この日はうどんでなく「天ぷらの盛り合わせ」を注文。だって、プロの天ぷらは家では再現不可能だもんね。サクサクしていて美味でした、感動。

ブロッコリ、赤ピーマン、ズッキーニが入っているあたりが西洋風?

隣に座っていた日本から出張中というおじさんと意気投合し、短くもおもしろい一時を過ごして家路につきました。今回の滞在もあっという間だった〜

次回はピカソのリベンジか、はたまた冬のセールか。いつ来てもパリは楽しい。

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