Galette des rois ガレット・デ・ロワ!私もバンちゃんも大好物☆
アーモンド プードルをバターとお砂糖で練ったクリーム frangipane(フランジパンヌ)をパイ生地で包んで焼いただけのシンプルなお菓子ですが、シンプルだけに美味しく作るのは至難の技(だと思います)。パティシエの真の腕前が判断できるのではないかと。
そんな素人の思い込みは横に置いといて、
年明け1週間に食べた2つのガレットを(勝手に)比べてみました!
まずは今回初めて味見したこちら↓
Lannilisラニリスの青いパン屋さんこと、
La Maison du Boulangerのガレット・デ・ロワです!
フランスでもっとも美味しいパン屋さんベスト10入りしているという、地元では知る人ぞ知るパン屋さんです。たしかにここのバゲットは美味しい!味が濃いというか、噛めば噛むほど香ばしい独特の風味が口の中に広がって、なにもつけなくても幸せな気分に浸れちゃいます。そんな美味しいパンを作るお店のガレット・デ・ロワ、味見せずにはいられないというわけで、ドライブの帰りにゲットしました。
見てくださいこの分厚さ!一番高い部分は7センチもありました。
(あまりに厚いので思わず定規で測ってしまった^^;)
切る前は「中はスカスカなんだろうな〜」と思っていたのですが、
パイ生地の層がきれいに空間を埋めていて、嬉しい驚きでした!!
ブルターニュ流に、シードルといっしょにいただきまーす♫
気になるお味ですが、うーん、好みがハッキリ分かれます。というのも香り付けに入れたであろうラム酒の風味がけっこう強くて、アーモンドのそれに勝る勢い。リキュール入りのお菓子が大好きな人にはまったく気にならないと思うし、すごく美味しいのですが、苦手な人(つまりバンちゃん)にはNGです…ユーゴも一口目に顔をしかめました。
以前ここのサロンドテでバンちゃんがフラン(カスタードプリンのタルト)を食べたときも、コアントローのような柑橘系のリキュールの味がしたとかでがっかりしていました。どうやら、このお店のパティシエさんはお菓子にリキュールを入れるのが好きみたいですね。バンちゃんとは相性悪し…
フランス人にはバンちゃんのように「リキュール入りのお菓子が苦手」という人がけっこういるんです。ババ・ オ・ロム(ラム酒入りシロップにブリオッシュを浸したもの)みたいに、がっつりとリキュールがレシピに含まれている伝統菓子はありますが、フランのように、本来はリキュールを入れないのに「香り付けで」ご丁寧にリキュールが追加されたお菓子は嫌だ、という意味ですね。それは私もわかる気がします。
…というわけで、我が家がこのガレットをリピートすることは残念ながらないと思いますが、ラム酒の風味が好きな人にはとっても美味しいです!ちなみにパイ生地は写真を見てのとおりサクサクで最高でした☆パティシエさんの腕前は確かなんだろうな〜
つづいて2つめのガレットは、私とバンちゃんが(勝手に)
「フランスで一番おいしいガレット」だと思っているこちらです↓
Guipavasギパヴァという、ブレスト空港がある町の Au paradis gourmand(=食いしん坊の楽園)というパン屋さんのガレットです。見た目は素朴でいたって普通なんですが、アーモンドクリームが格別においしいと思うのです!アーモンドとバターの風味と、甘さと滑らかさのバランスがいいというか…
この写真、左上に寄ってますね…失敗。
今のところ我が家のNo. 1はこっちかな!
パイ生地のサクサク感をアップさせたいときは、80度のオーブンに入れてしばらく温めると、外はカリカリ中はふんわりに仕上がります♫ カロリー高めのお菓子ですが、これから1月終わりまであと3回(週1!)は食べたいな〜
ガレット・デ・ロワはスーパーでも大量生産されているのですが、ルクレールのは意外においしい!値段もパン屋さんの3分の1だし、日によってはさらに安くなるし…危険な誘惑が多い1月ですが、この期間にいろんなお店のガレットを味見したいと思います(^^)
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