2018年5月11日金曜日

Vannes歩き2018〜建物編〜

先日の5月5、6日の一泊旅行は、下の地図にあるブルターニュ地方南部の県、Le Morbihan(ル・モルビアン)が目的地でした。

初日のお昼にAuray(オレー)の近くで「本物の和食」を堪能したあとは、Vannes(ヴァンヌ)という街に向かいました。

※本物の和食が気になる方はこちらをクリック。

ホテルにチェックインした後、さっそく徒歩でVannesの中心街に向かいました。たくさん写真を撮ったので、今回は「建物編」です。主に建造物の写真を紹介しますね。

Vannesの中心街は中世の街並みが残っていて、しかも一部が城壁で守られているので、Rennes(レンヌ)とSt Malo(サン・マロ、全体を城壁に囲まれている海沿いの街)を足して二で割って、コンパクトにしたような感じの可愛らしい街です。

この日、城壁下の広場ではガーデニングの見本市が開かれていました。

写真下にチラッと見えますが、小さい川が流れています。
川沿いを写真左のほうに歩いて行くと…
↓ ↓ ↓
Les Lavoirs(レ・ラヴォワール)かつての洗濯場があります。大きい!残念ながら工事中だったのか立ち入り禁止なのか、中に入ることはできませんでした。


城壁の内側に行くと、中世に建てられたカラフルな木組みの家々に囲まれた、石畳の狭い路地がたくさんあります。

階を追うごとに外壁がせり出しているのが特徴的。聞いた話では、中世時代は一階部分の土地面積に税金がかかっていたので、二階、三階の床面積を少しずつでも広くして居住スペースを稼いでいたのだとか?

中世以降に建てられたであろうParisっぽい建物と木組みの家が共存する一角を見かけました。建築様式のコントラストが素敵。


教会を出て右側に見える景色です、角にある二つの家が四階部分でくっつきそうになっている!右側の家なんて今にも左に倒れそうです。


こちらの家は幅が狭く、外壁に凹凸があるのが独特です。


これなんてもはや、三歳児が作った積み木の家みたいに見えます(^^;;

でも何百年も壊れずに立っているんだよね…どういう構造になっているのか、ぜひ建築過程を見てみたいものです。これらの建物にはもちろん人が住んでいるので、室内がどうなっているのかも気になる〜

前回Vannesを訪れたのはたしか2006年の秋だったので、12年ぶり!時が経つのは早すぎる…久しぶりに中世の街並みが残る場所に行きましたが、やっぱり趣と可愛らしさがあっていいなぁと思いました。Brestも戦前の中心街は同じようなものだったのだろうけど、連合軍の爆撃で跡形もなく破壊されてしまったのが本当に残念です。

ともあれVannes歩きは楽しいです、美味しいものも沢山あるみたいでおススメ。
次回は「おもしろオブジェ編」へと続きまーす。

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