先週の金曜日、6月1日の午前中はユーゴの幼稚園でちょっとしたボランティアを行いました。何をしたかというと…
日本語で絵本の読み聞かせ、という無謀なチャレンジ(^^;;
なんでも5月最終週は「言語の多様性とのふれあい週間」だったそうです。簡単なフランス語の絵本を外国出身の保護者がその国の言語に訳し、同じストーリーを複数の言語で読み聞かせることで、類似点や違いを発見するというなかなか面白い企画。
特に「Musique」と「Merci」という2つの言葉を他の言語ではどう言うか聞き取る、というのが園児たちへの課題でした。イタリア語、ポルトガル語、クレオール語、ロシア語、そして日本語。先頭の2つはフランス語と同じラテン語由来の言語なので、例えばイタリア語で「音楽」は
Musica(ムジカ)
だそうで、これは3〜6歳児でも簡単に「musiqueを表す言葉」だとわかりますよね。でもフランス語とは縁もゆかりもない日本語では
Ongaku(オンガク)
という共通点ゼロの不思議な音。なので読み聞かせの際は少しでもわかりやすいように、けっこう強めに「オンガクー!」と言ってみたものの、子供たちの反応はだいたい、ポカーンでした(苦笑)
それでも「オンガク」と「アリガトウ」の2語を一生懸命繰り返してくれるフランスのチビっ子たち、可愛かったなぁ。ユーゴも母ちゃんの登場で嬉しそうだったし、クラスでの様子を垣間見ることができて、貴重な経験をさせてもらいました。
最初はユーゴのクラスだけに参加する予定が、あれよあれよと乗せられて?結局は年少から年長まで6クラス回りました!最後のクラスを出た後はさすがに、フーッとため息、疲れましたよ…
そんなわけで今日、ボランティアを頑張ったご褒美に?、地方紙 Le Télégramme(テレグラム)が記事にしてくださいました♩上の写真はその記事よりお借りしました。
フランス語の記事はこちらです、ぜひ読んでみてください。フランス語がわからない人でも、私とユーゴの名前は見つけられるはず。笑
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