2019年10月20日日曜日

自由なクレープリー"Latitude Crêpe"@Brest

Brestの「商業港」"Port de commerce"(ポー・ドゥ・コメルス)にはたくさんのレストランやバーが立ち並んでいるのですが、そこに(おそらく)一軒だけのクレープリーがなかなか美味しいのです。その名も

Latitude Crêpe(ラティテュードゥ・クレープ)

意味は「緯度クレープ」?なのですが、latitudeには「自由」という意味もあるので、どちらかといえばそっちかな?自由なクレープ。まあ名前はとにかく、ここのガレットとクレープはBrestでは一二を争う美味しさ(あくまで自己判断)です。

ユーゴはいつ来ても鉄板のComplète(コンプレット)。卵、ハム、チーズはまさに「完璧な」「完成された」組み合わせですね、迷ったらコンプレット!

ナイフとフォーク使いはまだまだ怪しい時もありますが、学校給食のおかげで少しずつ上達しております。

ママのガレット、なにそれ〜?


拡大してみますと…海老!形もボートみたいだし!

このガレット、名前は忘れましたが、上にかかっているのは海老と野菜のカレーソース。折りたたまれたガレットの中にはトマトソースも薄く仕込んであります。

まったくブルターニュっぽくない取り合わせなので「邪道」と言われても否めませんが、いつものハム卵オニオンにちょっと飽きてきたので、珍しいものにチャレンジしたくなったのです(^^;; ほんのりスパイシーで酸味もあって、おいしかったですよ〜♩

Latitude Crêpe、ウェブサイトのロゴには地球が描かれているのでやっぱり「緯度クレープ」という意味みたいです。でも、海老カレーみたいな変わり種ガレットがあるだけに、「自由」も掛かっていそう。おまけにクレープリーだというのに…

この写真、キカファルスだし笑

キカファルス(Kig-ha-farz)というのは北フィニステールの郷土料理で、ポトフに似ていますが、写真右に見える蕎麦粉のそぼろ(ファルス)が特徴です。布袋に入れて、野菜や肉と一緒にコトコト煮込むんですよ〜

Latitude Crêpeでは毎週日曜にこのキカファルスを提供しているらしく、今回訪れたのがちょうど日曜だったので、お客さんの3分の1はキカファルスを食べていました。きっと美味しいんでしょうね、クレープリーだけどね笑

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