2020年2月17日月曜日

フランス語で「勘が当たった」

突如思い立って、ブログ記事のタグに「フランス語」を入れました。ここ数ヶ月ちょこちょことフランス語の表現を紹介することがあったので、タグで紐付けしておけば学習者の方に少しは役立つかな、と。

10年以上もブログをやっているのに今更感満載ですが、過去記事も(時間があるときに)遡って、フランス語学習やお役立ち表現にふれているものがあればタグ付けしていこうと思います。

さて先日、グループレッスン中にある生徒さんから「【勘が当たった】ってフランス語でなんて言うんですか?」と聞かれて一瞬迷いました。真っ先に頭に浮かんだのは「勘、直感」を表す女性名詞の

intuition(アンテュイスィオン)。

「勘で」と言いたいときは前置詞"par"をつけて

Par intuition

これ、けっこう使える一言です。女の直感は当たると言うしね笑 

さて「勘が当たった」をフランス語でどう言うかですが、日本語の「当たる」という動詞をそのままフランス語に訳してもたぶん違うだろうと思い、「勘が良かった」に変換してから、

Mon intuition était bonne.

じゃないでしょうかねーとひとまず回答しました。でもレッスン後に思い返して、「勘が当たった=運が良かった」と解釈できるならば、

J'ai eu de la chance.(私は幸運を得た→運が良かった)

とも言えたのでは?とわからなくなってきたので、困った時のネイティヴ頼み!バンちゃんに聞いてみたところ、"J'ai eu de la chance."はただ運が良かっただけで見通しを立てていたわけじゃないから、"Mon intuition était bonne."のほうが良いとのこと、ホッ(^^;;

ちなみにいろいろ調べてみたら、

Mon intuition était la bonne.

というbonneの前に定冠詞の「la」がついているものもあり、これは結果の予想が複数の人から出ていた中で、自分の勘が当たったという場合に使われるみたいです。例えば3人がそれぞれ明日の天気を直感で「晴れ」「雨」「曇り」と予想した結果晴れだった場合、言い当てた人が

Mon intuition était la bonne !

「私の勘が正解だった!」と言えるようです。

うーん、冠詞があるかないかで状況がだいぶ変わってしまうのだから、フランス語はやっぱり奥が深くて面白いわぁ…ここで「面白い」を「面倒臭い」と(正直に)言ってはいけません笑 ここまではっきり違うからこそ、違いがわかっていれば、いざ使う時に選択もしやすいのだと思いますよ(^_-)--☆

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