2020年7月14日火曜日

怪しいお散歩ルック

7月も半ばになり、フランスの端っこは日に日に夏のバカンス色が強くなってきております。県外ナンバーの車が増え、青いパン屋に並ぶ行列がお店の外にまで伸び、ふだんは余裕で停められる海沿いの駐車場が満車に…

私たちはどこにも動いていないのに、周りはこの変化。毎年夏になると、自分たちはパリジャンにとってのいわゆる「避暑地」に暮らしているんだなと実感します。とはいえこちらは南仏のような混雑ぶりではないので、"vacanciers"(ヴァカンスィエ=バカンスを過ごしに来る人たち)が押し寄せて迷惑だ、なんてことは今のところまったくないです。

悲しいかな、今年の夏はコロナ禍で日本に帰れなくなり、フランス国内で遠出なんぞ考えていましたが、感染者数がまた増加傾向にあるためどうも踏み出す勇気が出ません。じゃあブルターニュ圏内?いや、フィニステール県内?いやいや、わざわざ遠くに行かなくても、家の近くをちょっと探すだけでバカンス気分を味わえるスポットはいろいろあるじゃない?と行動範囲を狭めつつ自分を慰めている今日この頃。

現に、数ヶ月前から腰の筋肉を鍛えるためにウォーキングに勤しんでいるバンちゃんは、近所のハイキングコースをいろいろ探して眺めの良いコースを続々と発掘しております。つい先日も2箇所案内してくれて、写真に収めたい景色にたくさん出会えました!…が、スマホを持って行かなかったので思い出を持ち帰れず、残念。次回は必ず。

代わりにと言ってはなんですが、ユーゴのお散歩ルックをご覧にいれましょう笑

ちびっこスパイさながらの怪しさです、夏なのに厚着だし。サングラスはパパの強い要望で必須アイテム。目の色が薄い西洋人は太陽の光に弱いため、大人も子供もサングラスの装着率が高いです。直射日光は目に毒なのだそう。左様でございますか…

上に着ているブルゾンですが、袖はコットン素材なので見た目より涼しいです。胴の部分には星の刺繍が施してあり、左袖には星条旗(アメリカーン♩)。かれこれ3年前、東京ディズニーランドのウエスタンショップで一目惚れ購入し、当時はぶっかぶかだったのですが、ようやくまともに着られるまでに成長しました。

今年の10月で8歳を迎えるユーゴ、月日の流れは早いものです。そして私はついに…

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