2020年10月27日火曜日

梨泰院クラスに夫婦でハマる

 あちこちで耳にしていた「梨泰院(イテウォン)クラス」。ようやく観始めたらあまりの面白さにどハマりしてしまい、バンちゃんにもどうしても観てほしくてしつこく口説いて口説き落としたら…

バンちゃんもハマりました笑 イテウォンの魅力はアジアを超える!


なんでも「復讐モノ」は大好きだそうで…そうなの?(怖っ)。とにかくイテウォンに取り憑かれたバンちゃん、平日の夜に3話観てしまうこともあって、その時期は寝不足でだいぶお疲れでした苦笑

私は最初一人で日本語字幕版を観て、バンちゃんの付き添い(?)ではフランス語字幕で観たのですが、個人的には日本語字幕のほうがしっくりきました。お隣の国ということもあって、東アジア特有の文化や人間関係の繊細な部分をちゃんと表せていたかなと。

例えば、日本では「店長と従業員」という関係ならたとえ二人の年齢が近くても、従業員は店長に敬語で接しますよね。なのでイテウォンクラスの日本語字幕では、従業員のセリフは全員店長である主人公のセロイに対して敬語で訳されていました。

セロイは居酒屋の店長さんです♩

ところがフランスでは、一緒に仕事をする間柄であれば上司部下に関係なく「Tutoiement」(フランクな話し方、タメ口)でコミュニケーションを行うので、イテウォンクラスのフランス語字幕でも従業員のセリフはセロイに対して「tu(君)」が使われていました。

今ではその仕事における「フランス流距離の近さ」にだいぶ慣れましたが、それでも上下関係を重んじるアジア人同士の会話を同じトーンで訳されると、日本人としてはちょっと違和感をおぼえました。もっとも韓国語は全然わからないので、もし従業員の韓国語のセリフがフランクだったら、私の感想は的外れも甚だしいんですけど(^^;;


そしてこれは西欧と東アジアの決定的な文化の違いですが、男の人が女の人の頭に優しく手を置く「頭ポンポン」。そのシーンがいくつかあるのでバンちゃんに、

日本女子は(好きな人に)これをされると嬉しいんだよ〜
と言ったら、

え、そうなの?
と訝しげな反応でした。

なんでもバンちゃんにとってその行為は「犬扱い」、つまり相手を下に見て従わせようとする態度の表れだとか。そういえばフランスでは見たことがないし、私もバンちゃんに頭を撫でられた経験は一度もないかも…?誇り高いフランス人女性に頭ポンポンは絶対NGですね(^^;;

まあ細かいことはさておき、どちらの字幕で観てもイテウォンクラスの面白さは変わりません笑 Netflixに加入している方は視聴できる今のうちにぜひぜひ。

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