かれこれ11年も前に、フランス第3の都市Lyonリヨンへ行きました。なぜリヨンを選んだかというと、はっきりとは覚えていませんが、レンヌからリヨンまで直通のTGVが通っている、というのは大きな理由の一つだと思います。実はレンヌ、リールやストラスブールなどの遠方の大都市にTGV一本で行けるという、なかなかアクセスが良い街なのです。リヨンまでは4時間ぐらいだったかな?
フェルヴィエールの丘(たしかそんな名前)から見下ろすリヨンの街
パリでいうモンマルトルの丘みたいな観光スポットですね。頂上に大きな教会があるのも共通しています。この場所までは、小さい登山列車(?)に乗ってアクセスできます。
リヨンを訪れたのはたしか11月、秋真っ盛り。木々の紅葉と、リヨン伝統建築の屋根の色がマッチしてなかなか渋い一枚。街全体の雰囲気がパリよりもさらに歴史が古いと感じました。というのも、リヨンの歴史はローマ帝国時代にまで遡るらしく、丘の上にはローマ時代の野外劇場が保存されています。
遺跡の奥にちらっと見えるのが、丘の上の教会。名前なんだったっけな〜。もっと近くで写真撮ればよかった…内部の装飾が豪華絢爛だったのを覚えています、あ、日本好きの優しそうな神父さんに話しかけられたっけ。
リヨン市内にはローヌとソーヌという、セーヌ川級の大きな川が2本流れていて、橋のライトアップが綺麗でした。川がある暮らしっていいよね〜、お散歩したり、河川敷に座って水の流れを眺めたり。レンヌにもブレストにも無い風景です、今は海がすぐ近くにあるけど、やっぱり違うよね…
丘の上教会を下から見るとこんな感じ。夜はライトアップされて美しかったです。左下の大きな建物は何だろう?街の夜景も見たくて、夜もほろ酔いで丘の上に行きました(笑)
一泊二日の短い滞在でしたが、最も強烈に覚えているのが、夕食のメインに大失敗したこと!驚愕のマズさだったのです(T_T) レストランがイマイチなお店だったのか、その料理が特別に不味かったのか?真相はさておき、「美食の街」と名高いリヨンに期待していただけに、受けたショックが大きかったのだと思います…
いったい何を食べたかって、andouilletteアンドゥイエットという郷土料理で、豚の腸(ホルモン?)にマスタードを塗ってソーセージ状にクルクル巻いて焼いたもの。日本人の私はホルモンにはまあ慣れているし、大丈夫だよね〜と思って注文したら、臭みがもの凄くて、噛むのも飲み込むのもキツイ…3口ぐらい食べるのがやっとでした(涙) おまけにソースにも付け合わせのキノコにも大嫌いな生クリームがたっぷり入っていて、もはや逃げ場無しorz 殆ど残してしまうことになり、悔しいやら申し訳ないやら…
たった一度の夕食だからこそ、事前に美味しいお店と料理を調べておくべきだったと激しく後悔しつつ、それとは別に悔やまれるのが、当時の私のフランス語力がダメダメだったこと。留学生活がスタートしてまだ3ヶ月足らずだったので、聞き取りも作文も大変で、些細なことですぐパニック!この旅では、何かにつけてアタフタしたことばかりが思い出されて、楽しかったんだけど、未熟で余裕が無かった自分にもどかしさを感じます。
もう少し余裕を持って、自由にフランス語でコミュニケーションが取れるレベルだったら、ホテルの予約も、レストランでのやり取りも、いろんなことがスムーズに運んだのではないか、リヨン滞在をもっともっと楽しめたのではないかと、複雑な気持ち…でもまあ、語学の壁は誰もがぶつかるものだし、こういう苦い経験をするからこそ、もっと勉強頑張ろうと思えるだろうし、ポジティブに取らなくてはね。
…というわけで、なんかしんみりしちゃいましたが、たった一度だけ訪れたリヨンにまつわる思い出はちょっと切ない感じです。もしいつかまたリヨンに行く機会があったら、とびきり美味しいレストランを予約して、お店の人にお勧めをしっかり聞いて、自分好みのリヨン名物(果たして生クリーム無しはあるのか?)を堪能したいと思います☆
リヨンを訪れたのはたしか11月、秋真っ盛り。木々の紅葉と、リヨン伝統建築の屋根の色がマッチしてなかなか渋い一枚。街全体の雰囲気がパリよりもさらに歴史が古いと感じました。というのも、リヨンの歴史はローマ帝国時代にまで遡るらしく、丘の上にはローマ時代の野外劇場が保存されています。
積まれた石の黒ずみ具合に古代を感じました…
遺跡の奥にちらっと見えるのが、丘の上の教会。名前なんだったっけな〜。もっと近くで写真撮ればよかった…内部の装飾が豪華絢爛だったのを覚えています、あ、日本好きの優しそうな神父さんに話しかけられたっけ。
リヨン市内にはローヌとソーヌという、セーヌ川級の大きな川が2本流れていて、橋のライトアップが綺麗でした。川がある暮らしっていいよね〜、お散歩したり、河川敷に座って水の流れを眺めたり。レンヌにもブレストにも無い風景です、今は海がすぐ近くにあるけど、やっぱり違うよね…
丘の上教会を下から見るとこんな感じ。夜はライトアップされて美しかったです。左下の大きな建物は何だろう?街の夜景も見たくて、夜もほろ酔いで丘の上に行きました(笑)
一泊二日の短い滞在でしたが、最も強烈に覚えているのが、夕食のメインに大失敗したこと!驚愕のマズさだったのです(T_T) レストランがイマイチなお店だったのか、その料理が特別に不味かったのか?真相はさておき、「美食の街」と名高いリヨンに期待していただけに、受けたショックが大きかったのだと思います…
いったい何を食べたかって、andouilletteアンドゥイエットという郷土料理で、豚の腸(ホルモン?)にマスタードを塗ってソーセージ状にクルクル巻いて焼いたもの。日本人の私はホルモンにはまあ慣れているし、大丈夫だよね〜と思って注文したら、臭みがもの凄くて、噛むのも飲み込むのもキツイ…3口ぐらい食べるのがやっとでした(涙) おまけにソースにも付け合わせのキノコにも大嫌いな生クリームがたっぷり入っていて、もはや逃げ場無しorz 殆ど残してしまうことになり、悔しいやら申し訳ないやら…
たった一度の夕食だからこそ、事前に美味しいお店と料理を調べておくべきだったと激しく後悔しつつ、それとは別に悔やまれるのが、当時の私のフランス語力がダメダメだったこと。留学生活がスタートしてまだ3ヶ月足らずだったので、聞き取りも作文も大変で、些細なことですぐパニック!この旅では、何かにつけてアタフタしたことばかりが思い出されて、楽しかったんだけど、未熟で余裕が無かった自分にもどかしさを感じます。
もう少し余裕を持って、自由にフランス語でコミュニケーションが取れるレベルだったら、ホテルの予約も、レストランでのやり取りも、いろんなことがスムーズに運んだのではないか、リヨン滞在をもっともっと楽しめたのではないかと、複雑な気持ち…でもまあ、語学の壁は誰もがぶつかるものだし、こういう苦い経験をするからこそ、もっと勉強頑張ろうと思えるだろうし、ポジティブに取らなくてはね。
…というわけで、なんかしんみりしちゃいましたが、たった一度だけ訪れたリヨンにまつわる思い出はちょっと切ない感じです。もしいつかまたリヨンに行く機会があったら、とびきり美味しいレストランを予約して、お店の人にお勧めをしっかり聞いて、自分好みのリヨン名物(果たして生クリーム無しはあるのか?)を堪能したいと思います☆
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