2018年8月30日木曜日

【My人生の教訓】マンデラ氏の深イイ言葉

久しぶりに「これは人生の教訓にしたい!」と思える言葉に出会ったので、こちらに書き残しておこうと思います。

かの有名なネルソン・マンデラ氏の発言ですが、日本語に訳すと…


あなたが誰かに話す時、
「相手が理解できる言語」で話すなら、
その人の「頭」に話しかけていますが、

あなたが「相手の母語」で話す時は、
その人の「心」に話しかけているのです。


これは、学校のあるフランス人講師のインタビュー音声を確認中に「好きな言葉」としてその先生が紹介してくださったのですが、あまりに感動して涙が出てしまいました。フランス語ではこう言っていたかな…


Si vous parlez à un homme dans une langue qu'il comprend, 
vous parlez à sa tête.

Mais si vous lui parlez dans sa langue, vous parlez à son coeur.



英語以外の外国語を学んでいる人にはグッとくるフレーズだと思います。世界の公用語とされる英語を多少なりとも話すことができれば、英語圏以外の人たちともなんら問題なくコミュニケーションが取れる。だから、その国の言語をわざわざ勉強しなくたっていいじゃない?と思う人は多いはず。

でも、相手がつっかえながらも一生懸命「自分の国の言葉」で話しかけてくれたら、「理解できる言語=英語」で話しかけられるより何倍も嬉しい、これは事実だと思います。だからこそ、フランス語なりドイツ語なり「英語以外の言語」を学んでいる人たちにはこの言葉を励みに頑張ってもらいたいと願います。

今ではフランス語講師という立場の私ですが、一生外国人学習者であることに変わりはないので、 このマンデラ氏のありがたい言葉を胸に、これからもフランス語を学び教えることに喜びと誇りを持って生き続けようと思います。

あれ、今日はちょっとクサいことを書いてしまったかなあ…たまにはいいよね。最後に、インタビューの音声が本日YouTubeに公開されたので、ご興味がある方はこちらをクリックしてご視聴ください。私のワンポイントレッスンも入っています(笑)

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