2018年9月23日日曜日

リンゴのクランブル Crumble aux pommes

早いもので9月も残すところあとわずか、こちらはもうすっかり秋です。マルシェに並ぶ野菜や果物も少しずつ「秋物」にシフトしています。

今週末は土曜も日曜も雨、雨。こういう時は暇つぶしにお菓子を作ることが多いです。今日はたまたま家にリンゴがあったので、これからの季節にぴったりのお菓子を作りました(ってもう記事のタイトルに書いちゃってますが)。
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リンゴのクランブル Crumble aux pommes♩
写真だと美味しそうに見えないのが悔しい…そもそも見た目はイマイチなんです。


カットしたリンゴの上に「クランブル」と呼ばれるそぼろ状のクッキー生地をまぶしてオーブンで焼いたもの。フランス家庭でよく作られるシンプルなお菓子です。この通り見た目はちょっと残念ですが、味は保証します♩我が家のレシピにはクッキー生地の中に「アーモンドパウダー」が入っているので、サクサク感と香ばしさUP!

しかもリンゴに下火を入れず、生のままクッキー生地と一緒に焼くので笑えるほど簡単♩ポイントはリンゴを細かくカットすることと、リンゴ全体に熱がしっかり入ってクッキー生地が焦げないようにオーブンの下段で焼くことです。

レシピはオリジナルよ〜と言いたいところですが、残念ながら違います。今や「フランス人に最も好かれているシェフ」と呼ばれる(本当か?)、こちらの方のレシピです。
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写真を見ただけでわかった人はフランス通?

正解は、シリル・リニャック(Cyril Lignac)。南仏訛りのフランス語と陽気で女たらし?な性格のイケメンシェフ &パティシエ。料理番組などの出演で有名になり、今やパリにミシュラン一つ星のレストランやパティスリーを構える大物に成長!

このレシピ本は2006年の誕生日にお友達からプレゼントされたものなので、もう12年前!シリルさんもだいぶ年を取り、生え際がかなり後退しましたが(今ではオールバック)、レシピは衰えを知りません…ってなんのフォローなんだか。笑

さあ気になるクランブルのレシピ、下に書きますのでぜひ作ってみてくださいね♩

【材料(4〜6人ぶん)】
・リンゴ 6個
・バニラシュガー 1袋(無ければグラニュー等スープスプーン1杯)
・シナモンパウダー(お好みで)

《クッキー生地》
・バター 125g(うちは有塩バター使用)
・きび砂糖 150g(うちはちょっと少なめ)
・小麦粉 150g
・アーモンドパウダー 50g

※我が家はアーモンドの量がもっと多めです。小麦粉とアーモンドパウダーの合計量が200gになればOK。無塩バターを使う場合は、塩を少々入れるのがオススメ。

【作り方】
1)リンゴをサイコロ状にカットし(1㎝未満)、バニラシュガーとお好みでシナモンを加えて全体をよく混ぜ合わせ、型に敷き詰める。
2)室温で柔らかくしたバターに砂糖、小麦粉、アーモンドパウダーを加え、全体を軽く混ぜ合わせる。
3)2)を指でポロポロとそぼろ状に崩しながらリンゴの上にまぶし全体を覆う。



4)180℃のオーブン下段に入れ、45〜60分焼く(型の大きさやリンゴ層の厚みによる)。

できあがり♩

干からびたスクランブルエッグみたいですが(苦笑)、おいしいのよホントに。取り分ける時は大きめのスプーンでザクザクっと豪快に。バニラアイスクリームを添えて食べるのがオススメですが、カロリーが気になる人はヨーグルトも合うそうです。お菓子作りが苦手な人でも簡単に作れます、失敗ナシ!

Bon appétit ♩

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