※過去記事はこちらより。
先日やっと2回目に行けたので、前回とは違うものを食べてみました。私が注文したのは、"Armoricaine"(アルモリケンヌ)という地方色つよめのガレット。
自家製ソーセージ(写真では見えませんが)入りで、ロスコフ(Roscoff:ピンク色玉ねぎの産地)の玉ねぎをバターでとろとろになるまで煮込んだものがお皿の真ん中にドーン。こんな大量の玉ねぎは見たことがなく、食べ切れるか心配でしたが…あっさりして全然しつこくなく、ほのかな甘さがソーセージの塩気とガレットの香ばしさにマッチして、シンプルなのに至福の美味しさでした♩
こちらの盛り付けは、、、私はオリジナリティがあって良いと思いましたが、一緒にいたバンちゃんの同僚Tが"Chaussons ?"(ショソン:室内履き)とか言うもんだから、そんな風にしか見えなくなってしまったではないかー、もう!
さて、お次はお待ちかねのデザートクレープです。それぞれに盛り付けが違うので、こちらも前回とは違うものをチョイスしました。
バニラアイスとチョコレートがメインのクレープ。名前は忘れてしまったけど(ブルトン語の名前で発音も難しかったので)…
何度見返しても、まぁ美しい。このまま額縁に入れたら部屋に飾れそうなくらい。チョコレートで描かれた3つの円、大きさがほぼ同じで綺麗にまん丸なのが驚きです。お皿の右上にはカカオで描かれたブルターニュの紋章"Hermine"(エルミンヌ)。
自家製のホイップクリームはねっとり食感に仕上げてあり、クレープをオーブンでカリカリに焼いたと思われる丸いチップスも香ばしくて良い仕事してます ♩まさに、
Beau à regarder, bon à manger
(見て美しい、食べて美味しい)視覚も味覚も喜ばせてくれるクレープです。かなり辺鄙な場所にあるお店ですが、知る人ぞ知る名店"Histoire de crêpes"、Brest周辺に来られる方にはぜひおススメ。ブルターニュ在住の方でいつものガレット&クレープに飽きてきたという人にもぜひ。
最後に、欠点というか注意点をひとつ挙げるとするならば、ウェイトレスの女性がとーってもガサツです(^^;; 意地悪ではなく話せばむしろ感じの良い子ですが、お皿やナイフ&フォークを置くときがもう、バーン、ガシャーンという音が聞こえてきそうなほどの勢い。この日彼女はヒールを履いていたので、歩く時もカツカツカツと音を立て、なんだか落ち着かない気持ちになってしまったのでした…
ともあれ、ガレットとクレープのエレガントさと味は保証します。気になる方は事前に開店日をチェックしてくださいね、そして要予約。
Histoire de crêpes
4 et 5 Place de l'Europe 29870 Landéda
02 98 04 84 29
HPはこちらをクリック。
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