2020年1月2日木曜日

お雑煮もどき@フランスの端っこ

新年を迎えましたが、お正月っぽいものを何も用意していなかったことに気づき、急に寂しさを覚えています(^^;;

何かないかと思ってキッチンの戸棚をガサガサと探したら、パック入りの丸餅が出てきたので、家にあるもので即席のお雑煮もどきを作りました。写真を撮っている間に、膨らんだお餅がしぼんじゃった…


お出汁は例の「茅乃屋だ」、具材は鶏肉、ポロ葱、人参、ほうれん草です。スープの味がちょっと薄かったので、柚子ごしょうを足していただきました。はー、日本の味は落ち着きます。ほんの少しの間ですが、お正月気分に浸れました。

お雑煮のスープや具材は各家庭や地方によって異なると思いますが、私のお手本は今は亡き大分の祖母が作ってくれていた鶏肉入りのお雑煮です。大分県は(たしか)鶏肉の消費量が全国一で、名物の鳥天や鶏のからあげなど、鶏肉料理がよく食卓にのぼります。からあげのレシピも祖母から受け継いだものです。

今回のお雑煮は、祖母の味に比べると深みがなくてまだまだの出来でした。祖母のスープは色が薄くて澄んでいるのに味がしっかりついていたので、どうやって作っていたのか祖母が元気なうちに聞いておけばよかったなぁ…

思い出のある和食はほっこりすると同時に、しんみりもしますね。

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