秋の一泊旅行、初日にランチしたクレープリーがとても美味しかったのでこちらに紹介します。タイトルにもあるようにお店の名前は
Chez Sylvie
(シェ・シルヴィ=シルヴィの家で)
HPがあったので気になる方はこちらをクリック。
オーナーのSylvieさん(と思われる元気な女性)が若いスタッフをテキパキ動かして切り盛りしている活気のあるお店です。そのシルヴィさんがテキパキ焼いてくれたものがこちら、
ハム、卵、玉ねぎのガレット♩
ガレット(Galette)はふつう「平たい円形をした焼き菓子」を指しますが、シルヴィさんのお店があるエルキ(Erquy)やレンヌが位置するブルターニュ東部では「そば粉のクレープ」という意味でも使われます。
ちなみに私たちが住んでいるブルターニュ最西端のフィニステール(Finistère)県では、そば粉で塩味のクレープも小麦粉の甘いクレープも「クレープ」(crêpe)と呼ばれます。
さて、東ブルターニュのガレットは写真を見てもわかるように、生地に大きめの穴がたくさん空いていて厚めでしっかりした食感が特徴です。久しぶりに食べましたが、パリッと香ばしくてこちらも美味しい。というか、シルヴィさんのガレットが美味しい!
ただちょっとびっくりしたのは、玉ねぎが異様に「甘かった」こと。おそらくバターで炒めた玉ねぎに砂糖か蜂蜜をたっぷり加えて、キャラメル色になるまでじっくり煮込んだものと思われます。いや逆に、焦がしキャラメルにバターと玉ねぎを加えて煮込んだ可能性もあり?一口目は甘さが良いアクセントになって美味しいと思ったのですが、食べ進めるうちにあまりの甘さにちょっと気持ちが悪くなってしまいました(- -;;
とはいえこの「甘い飴色玉ねぎ」はシルヴィさんのお店だけでなく、以前近くにある別の町で玉ねぎ入りのガレットを食べた時も、同じように玉ねぎがとても甘かった記憶があるので、この地域ではいたって普通のことなのかも?
甘辛味、かつ甘さのほうが強めでも平気な方はこの飴色玉ねぎが入ったガレットも最後まで美味しく食べられると思いますが、甘いのが苦手な方は玉ねぎなしのほうがおすすめです。シルヴィさんのガレット自体はとても美味しかっただけに、あのとてつもない甘さがちょっと残念でした。次回は玉ねぎ以外の具にしよう、、、
さて、デザートの甘いクレープは大好きな
Crème de marrons(クレーム・ドゥ・マロン=栗のペースト)。
マロンペーストが水玉みたいになっていてかわいい♩有塩バターの塩気と栗の甘さが絡み合い、クレープ生地も香ばしくモチモチでとても美味しかったです。バンちゃんがクレープリーで必ず注文する「塩バターキャラメル(自家製)」のクレープも絶品だったそう。
淡いピンクの町エルキにお越しの際は、ぜひシルヴィさんが切り盛りしている水色のクレープリー「Chez Sylvie」にお立ち寄りを。午後も営業しているのでおやつの時間にクレープを楽しむこともできます(o^^o)
Chez Sylvie
14 bis rue Foch 22430 Erquy
02 96 33 61 55
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