2018年4月15日日曜日

土曜日はステークアッシェの日

ステークアッシェ (steak haché)とは「挽き肉ステーキ」を意味する食べもので、フランスの一般庶民の食生活には無くてはならないタンパク源です。

牛挽き肉を手のひら大のステーキ型にまとめたものを、それこそステーキと同じようにフライパンで焼いて食べるだけという、いたってシンプルな一品。

しかしこれが、なんとも美味いんだな。特に良いお肉屋さんのステークアッシェは牛肉の味がいい!!ここ1ヶ月ぐらいほぼ週1回、しかも土曜日に食べることが多いです。
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ステークアッシェは「牛肉の切れ端」を寄せ集めて挽き肉マシンにかけたものなので、お店で扱っている肉のクオリティが高いと自然にステークアッシェの質と味も上がります。それでも「寄せ集め肉」なので値段はリーズナブルです。写真のステーキは一枚2ユーロもしないはず。

これを高温に熱したフライパンで表面をこんがり焼き、あとはお好きな焼き加減でいただきまーす。挽き肉とはいえステーキなので、もちろんレアでも食べられます。私はレアとミディアムレアの中間ぐらいが好み…って微妙すぎる(苦笑)
昨日の付け合わせはレタスサラダと人参&根セロリのサラダ。後者は同じお肉屋さんで買ったもので、美味しいのでもう何回もリピートしています。お腹が空いているときはオーブンで焼く「揚げないフライドポテト」と一緒に食べます(過去記事はこちらより)。

写真奥の Tony... と書いてある緑色の物体は、アメリカのCちゃんが送ってくれたクレイジーソルト的なもの。唐辛子をベースに赤系のスパイス数種と塩が混ざったもので、これが焼いたお肉に合う!!!以前はステーキといえばマスタードでしたが、最近はもっぱらこれ。パスタにもピザにもチャーハンにも、何にふりかけても美味しいので、家族3人すっかりハマっております(o^^o)

以前は「ステークアッシェなんて焼くだけの手抜き料理」と見下して?いたのですが、お肉の質が良ければ至福の気分に浸れるほどの美味しさなので、まさにSimple is best !! とはいえハンバーグに慣れている日本人にとっては、このステークアッシェは最初は変に感じると思います。

なぜって見た目はハンバーグなのに、玉ねぎも塩コショウも入っていないただの挽き肉だし、レアに焼いたものを口に運ぶと「生焼けのハンバーグ」を食べているようでちょっと気持ち悪く感じてしまいます。でも慣れればまったく別ものだし、挽いてあるだけに普通のステーキよりも食べやすいので、大人はもちろん特に子供が好きなメニューです。

最後に、なぜ我が家では土曜日に食べることが多いかというと…芝刈りやら日用品の買い物やらで忙しいことが多く、夕飯を作る気が限りなくゼロに近いので「ステークアッシェでいい?」という流れになりやすいのです(^^; まあ我が家の男二人はステークアッシェ大好きなので、この提案はむしろ歓迎されて助かっております。

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