長かったようであっという間に過ぎた3週間通訳のお仕事@Brest、昨日無事に全日程が終了し、横須賀市職員のIさんは無事日本へ帰られました。
最終週の第3週目は内容的に最も濃くて難しいアポイントが続いたので、振り返ると恥ずかしい記憶のほうが蘇って少し暗い気持ちになるものの、自分への戒めとしてもブログに記録しておこうと思います。
月曜日はIfremer(イフレメール)という海洋研究所へ視察に行きました。
近くにはこじんまりして綺麗な港があります。
お昼は上の景色を眺めながら食事ができるレストランでランチ。
フランスでは珍しい、イカリング。海老やイカが好きなもので、メニューで見かけるとつい頼んでしまう…衣はサクっと、イカの身はプリプリで期待以上の美味しさ!こちらのお店はホテルのレストランだそうですが、食事のために外から来る時は1階にある大衆的な雰囲気のタバコ屋さんの入り口から入るので、勝手に大味を予想していたものの、ボリュームといい繊細な味つけといい嬉しい驚きでした♩
※HPはこちらをクリック。
火曜と水曜は「海洋経済の会議」なる大イベントに出席しました。
画面に映っているのはFrançois de Rugy(フランソワ ・ドゥ・リュジ)環境連帯移行大臣。洋上風力発電等クリーンエネルギー推進の計画等について熱弁をふるっておられました。このイベントでは経済界、研究界、政界など様々な分野で海洋経済の発展に尽力している方々のお話を聞きましたが、このドゥ・リュジ氏をはじめ政治家さんはやっぱり話し方にも言葉にも力があって引き込まれてしまいますね。
さて、こちらのイベントはなんと参加者全員に昼食つき。お昼から午後2時ぐらいまで立食式で様々なお料理が振舞われました。日本人のIさんにとって一番驚きだったのは、これだったと思います。
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大量の野菜スティック(とソースたち)!
そう、フランス人は生の野菜をけっこう豪快に食べる人たちです。人参、きゅうり、セロリ、ラディッシュ、大根、プチトマトなどなど、マヨネーズ系のソースにつけてボリボリ食べます。ヘルシーで良いとは思うけど、スーツ姿のビジネスマンたちが野菜スティックをかじっている様子にちょっぴり違和感と微笑ましさを覚えたのでした。
他にも一口で食べられるお料理がたくさん!
「海」がテーマなだけあって、ホタテやサーモンなど海産物を使った料理が多かったように思います。見た目の綺麗さはもちろん味もレベルが高く、ついつい食べ過ぎてしまった(苦笑)
温かいお料理もあって、なんとも贅沢。
こちらはイカ墨のリゾット。他にもチキンや白身魚のお料理もありました。この後はもちろんたくさんのデザートにコーヒーも出て、2日間至れり尽くせりのイベントでした。
こういった大規模な会議イベントを開催することで、Brestがその分野に大きく関与・貢献していることのアピールになるし、開催による経済効果も大きいし、参加者たちの交流も広がり新しいビジネスが生まれるきっかけにもなるだろうし。ううーん、非常に良いものを見せていただきました(内容は難しかったけど苦笑)。
金曜は朝日を浴びて輝くロープウェイに乗り…
Brestの歴史・文化・産業遺産を巡るコースを歩いて見学しました。この時期は雨が多いのですが、徒歩での視察の際には概ね晴れのお天気に恵まれて運が良かったです♩
最終日の翌月曜(昨日)、最後のランチは社食にて。
あいにくの曇り空でしたが、リベルテ広場ではクリスマスマーケットが始まっていたので、いつもより華やかな眺めを見ることができました。
最後に、偶然見つけた「横須賀通り」の写真にてお別れです。
このエリアにはBrestの姉妹都市の名前がついた通りが多いみたいです。来年以降にいらっしゃる横須賀市職員の方は必ずこちらへお連れしようと思います♩
今年も貴重な経験をさせてくれたBrest・横須賀両市には感謝の気持ちでいっぱいです。通訳としてはまだまだあるべき姿に遠い自分ですが、アポイント+αのサポートを通して同行する方にBrest滞在を満喫していただき、ブルターニュひいてはフランスを好きになってもらえたら嬉しいです(o^^o)
これからも精一杯頑張ります、依頼がある限り。笑
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