2018年12月6日木曜日

年に一度の"Hinoki"@Brest

Brestでお寿司といえば、和食といえば、

Hinoki(ひのき)

ブルターニュや欧州近海でとれる魚介を使った本格的な「江戸前寿司」、そんな唯一無二のお寿司を堪能できるお店がBrestにあります。

初めて食べに行ったのは4年前の2015年(過去記事はこちらをクリック)、その後いろいろとご縁があって年に一度訪れる機会を得ている幸運な私です(o^^o)

先日は4度目の来店。お寿司を握るご主人Xさんの手元がもっとも良く見えるカウンター奥の席に座らせていただきました♩

Gambas(ガンバス)という海老の茶碗蒸し。

トロトロの舌触りがたまりません、海老の身もプリプリで幸せ。

Ormeaux(オルモー)、ブルターニュ産の鮑(あわび)。

程よい歯ごたえとお醤油の香りにうっとりしつつ噛みしめました。

他にも蛸や牡蠣などの絶品お料理が出たのですが、毎回スマホを取り出して写真を撮るのは気が引けて、、、他のフランス人は写真を撮らないので、余計に気恥ずかしくて数枚に抑えましたが、やっぱり全部撮れば良かったと後悔(苦笑)

お寿司の写真も何枚かだけ撮りました。
こちらは絶妙な食感に悶えそうになったガンバス。

プリプリというか、シャキシャキというか、とにかく素人には到底再現不可能な茹で加減!さらにこのガンバスはなんとフランス産。養殖が主なガンバスはマダガスカルやエクアドル産をよく見ますが、フランスでも養殖が行われていると聞いて驚きました。

Xさんによると、一平方メートルあたり一尾という贅沢な環境で養殖されている希少な海老さんのようです。手塩にかけて育てただけある美味しさでした、感無量。

こちらは地中海産マグロの大トロ♩

口の中でホロホロと、溶けて、広がる幸せ。奥に見えるホタテ貝柱はBrest湾でとれたものだそう!先日見学に行った繁殖場から生まれたホタテかもしれない?(過去記事はこちらより)

大トロの炙り、ああ、思い出すだけで○が。。。


こちらは日本では馴染みがないお魚、
Rouget(ルジェ)。日本名は「ヒメジ」などなど。

オレンジがかったピンク色の皮とスモークしたような独特の香りが特徴で、個人的にはフランスで一番好きな魚です。お寿司で食べたのは初めてでしたが、生でも後味にルジェならではの風味が感じられてとても美味しかったです。

わさびも長野県から空輸した生山葵を目の前ですりおろしてくれるので、風味豊かなのにマイルドで鼻にツンとくることがなく、辛いのが苦手なフランス人でも安心です。

握り寿司は十貫ほど、サーモン巻きも4個、お吸い物に和のデザートも2品いただきました。Xさんの手元にウットリしながらゆっくり時間をかけて味わいつつもコース終わりにはお腹いっぱい、まさに至福のひと時でした。

Iさん本当にありがとう、ご馳走様でした!

2019年もまたHinokiの同じカウンターに座れるよう、
お仕事頑張りますp(^^)q

Hinoki
6 Rue des 11 Martyrs
29200 Brest
02 98 43 23 68

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