2019年3月2日土曜日

ラベンダーの手作り化粧水

お肌の手入れに欠かせない化粧水ですが、フランスではあまり見かけません。薬局では「ローション(lotion)」なるものをたまに目にしますが、化粧水と同じ用途で使われるかは謎…スキンケアも国が変われば違いますね。

だからというわけではないのですが、私は化粧水を「手作り」しております。もうかれこれ15年近く。始めたのはフランスに来てから間もなくですね。語学学校で同じクラスだった日本人のAちゃんに作り方を教わって以来ずっとです。

無印良品の小分けボトル(100ml)に入れております。


材料は以下の3つ。

左から:グリセリン、ラベンダーのエッセンシャルオイル、エヴィアン(Evian)。グリセリンは薬局で買えます、この量(250ml)で5ユーロぐらい?エッセンシャルオイルは、肌に塗っていいものであればなんでもよし。

そして水ですが、教えてもらったレシピがエヴィアン指定だったので、律儀にずっとエヴィアンです。一度日本滞在中に、実家の近所でエヴィアンが見つからなかったので日本のミネラルウォーターで作ったら、肌が痒くなったのです!以来もうエヴィアンひと筋。化粧水用に常時ミニボトルのパックをストックしてあります。笑

さて、化粧水の作り方はいたって簡単。エヴィアン100mlにグリセリンティースプーン1杯とエッセンシャルオイル3滴を加え、蓋を閉めてシャカシャカ〜っとシェイクするだけ! でも分量を測るのが面倒臭い私は、こんな風に作っています。↓

ボトルの「肩」の部分までエヴィアンを入れて…


ボトルの入り口付近までグリセリンを入れて…


エッセンシャルオイルを3滴垂らす、以上!


ね、カンタンでしょ?使う時は毎回ボトルを振ります、でないとオイルが分離して表面に浮かんだままと思われるので。ラベンダーの香りが清々しい、とてもさっぱりとした化粧水です。1本あたりたぶん100円もかからないので、思う存分たっぷり使えます。首筋や背中にもパシャパシャ塗っておりますよー。

グリセリンは、乾燥が気になる時はちょっと多め、ベタつく時は少なめにするなど量の調節が可能です。ちなみにラベンダーには殺菌作用があるとかなんとか。今ではバンちゃんも肌の保湿に使っているし、カサつきがちなユーゴのほっぺにも塗り込んでいるし、家族3人で愛用しています(おかげで減りが早いけど(^^;;)。

材料3つで手軽に作れるので、ぜひお試しあれ♩

2019年2月28日木曜日

ガレットが余ったら…

ブルターニュ地方を代表する郷土料理といえば、そば粉のガレット。クレープリー(crêperie)で食べるのが一番美味しいけれど、スーパーでも手軽に買えるので、料理するのが億劫な日の強い味方です。

ハム、チーズ、卵を乗せて焼いたら、ハイもうできあがり♩

上記3つの組み合わせは"complète"(コンプレットゥ=完全な)という名前がついています。ガレット初心者の人にまずお勧めする一品ですね。そば粉とバターの風味が香ばしくて美味しくって、何度食べても飽きません。日本人にとっての「うどん」みたいなもの?

スーパーに売ってあるガレットは袋に入っていて、だいたい4〜6枚入り。一人暮らしや夫婦二人だと微妙に余ってしまうことがあり、ラップをかけて冷蔵庫に入れても翌日はどうしてもパサパサになってひび割れてしまいます。二日続けて同じものを食べるのもなぁ、という気分にもなりますよね。

そんな時おススメしたいのが、"Galette Morbihannaise"(ガレットゥ・モルビアネーズ)です。義父のPhilippeが生まれ育ったブルターニュ南部の県、Morbihan(モルビアン)でポピュラーな食べ方らしく、バンちゃんは子どもの頃から「余ったガレットの食べ方といえばこれ!」と認識しています。

作り方はとっても簡単。
①ガレットを筒状に巻いて1㎝幅ぐらいの千切りにする。


②フライパンにたっぷりのバターをひき、ガレットを入れて焼き色がつくまで炒める。
③溶き卵(2〜4個)を加えてスクランブルエッグみたいに全体を混ぜ合わせる。

以上!

出来上がりはこんな感じです。見た目はすこぶる悪いですが、味は保証します。

バター、ガレット、卵の相性は抜群。ブラックペッパーをたっぷりかけるとさらに香ばしさアップです。こちらもサラダと一緒に食べるのがヘルシーかと思われます。

ちなみに写真奥に見えるオレンジの塊は、フランス家庭では超ポピュラーな"Carottes rapées"(キャロットゥ・ラペ=人参の千切りサラダ)。とはいえ私は人参を千切りするのではなく、野菜専用のおろし金ですりおろしています。そうするとより細くて食感が柔らかくなり、食べやすいのです。

そもそも"rapé"(ラペ)は「すりおろされた」という意味ですからね、チーズみたいにね。人参オンリーでびっくりのサラダですが、ビタミンAが豊富に摂れるし、マスタード入りのドレッシングで和えると甘酸っぱくて美味しいです。

最後のほう脱線しましたが、ガレットが手に入る地域にお住まいの方、食べきれずに余ってしまったらぜひ"galette morbihannaise"、試してみてください♩

2019年2月26日火曜日

トルコ石のはなし

同僚のSちゃんがトルコに行くらしく「お土産は何がいいですか?」と聞いてくれたので、パッと頭に浮かんだのが…

トルコ石のピアス!

といっても、そもそもトルコ石って宝石なの?高価なの?もしそうだったら、なんて図々しいんだワタシ(- -;;慌てて「ターコイズブルーだったらなんでもいいから!」とフォローしつつ「シンプルなやつね」「シルバーベースね」と注文多し。やっぱり図々しい(苦笑)でも明るく「了解でーす!」と言ってくれるSちゃんは優しい♩

その後トルコ石が気になって調べてみたら…

※写真はこちらよりお借りしました。

・原産地はトルコではない(イラン、アメリカ、中国など)
・名前の由来はかつて「トルコ商人」が身につけていたから
・12月の誕生石
・旅のお護り
・人から贈られることで神秘の力が増し、持ち主を護る
・夢や目標を達成させるパワーストーン

などなど。ほー知らなかった。人から贈られるとパワーが増すって、お土産にぴったり?でもトルコ原産じゃないなら、「 ザ・トルコ土産」ではないのかと思い、翌日…

M「トルコ石はトルコ原産じゃないらしいよ。」
S「そうなんですね。」
M「見かけなかったら、無理に探さなくていいからねー。」
S「血眼になって探します!」

もー、どこまでも優しいSちゃん。「お土産は何がいいですか?」って聞いてくれるだけで十分なのに。お土産やプレゼントは「何をもらうか」が重要ではないのです。その人が貴重な時間を割いて、遠くにいる自分を思ってプレゼントを探してくれたことに嬉しさを感じるのです。もちろん気に入るものだったらパーフェクト!笑

なので気心知れた友人には、欲しいものがあったら遠慮なくリクエストする図々しいワタシですが、逆の立場だったらそうしてほしいので、問題ナシ…だといいけど。

トルコ石の受け取りは来月パリにて。
私もブルターニュのお土産を持って行こう♩

2019年2月24日日曜日

まあまあのチェーン "DEL ARTE"

フランスのレストランチェーンはだいたい「不味い」です、しかも不味いうえに高い。日本の外食産業を見習え!って心底思います…

なのでバーガー以外のチェーン店には行きませんが、唯一2ヶ月に1回ぐらい行くのがイタリアンの"DEL ARTE"(デル・アルテ)。ピザが「まあまあ」美味しいので、無性にピザが食べたくなったらここに行きます。

我が家がひいきにしているのはGuipavas(ギパヴァ)店。IKEAがあるショッピングゾーンの中にあります。ここはBrest中心部のお店よりも美味しい(気がする)し、お店も明るく広々としているので気に入っています。店員さんも優しい♩

最近改装してちょっとオシャレになりました。中央には大きなオリーヴの木が鎮座。たぶんニセモノの木ですけど、オリーヴまわりの席はカップルにけっこう人気です。


こちらはメニュー。MANGEZ L'ITALIE(イタリアを食べなさい)、だそう。


最近よく食べるピザがこちら、Vesuvio(ヴェズュヴィオ)。

トマトソース、パプリカ、黒オリーヴ、メルゲズ、イタリアの辛いハム?、そして大好きな卵!とっても塩辛いので体に悪そうですが、たまーに食べると美味しいのです。

Guipavas店のピザは焼き加減が上手。カリッとふっくら、焦げすぎなし。ちなみにフランス人はピザをフォークとナイフで一口サイズに切ってお上品に食べます。手で食べたほうが断然美味しいと思うのですが、フランスのピザは生地が薄く、手で持ち上げると真ん中部分が具やソースの水分でベローンと垂れるので、ナイフとフォークのほうが食べやすいかと。こちらではパン生地っぽい厚めのピザはほとんど見かけません。

"DEL ARTE"はフランス全国にある(と思う)ので、どうしても他に適当なお店が見つからなければ入って良しですが、パスタだけは絶対注文しないほうがいいです。というのもほら、写真見てください。。。

一度だけ、どうしてもパスタが食べたくて、トマトソースのリングイネを注文したのですが、、、見るからに不味そうでしょ、麺が乾いてるでしょ。たぶん何時間も前に作ったのを温め直した感じです。ゆえにパスタの茹で加減はアルデンテをはるかに通り越して、もうのび放題。わかってはいたけど、やっぱり(T_T)

フランス人は基本的に「柔らかい食感」が大好きなのです。お肉も野菜も、麺類もしかり。パスタをアルデンテで提供しようものなら「生茹でだ!」と突っ返されることもあるらしいので、本場イタリア人シェフでもフランスでお店を開いたら泣く泣く「茹ですぎのパスタ」出すことになるのだとか。

それなのに、フランスの、しかもチェーン店のパスタがアルデンテなわけないか。。。血迷った。この日はどうしてもパスタの気分だったのですが、ピザにすればよかったと激しく後悔したのでした。最後に教訓↓

フランスのレストランではパスタを食べるべからず。

2019年2月22日金曜日

ただいま女子力低下中

ついこの前年が明けたと思ったら、もう2月も後半。気づけば冬のソルド(セール)も終わっていて、今季は何も買いませんでした。

新体制がスタートしてからというもの、頭は仕事のことばかり(関連記事はこちらより)。新しい服にも靴にもバッグにも、ウキウキ思いを巡らせる暇すらないように感じる今日この頃です。

My仕事必須アイテム。ヘッドセットと電子辞書。

スタッフとの打ち合わせはSkypeコール、グループレッスンはビデオ通話なので、ヘッドセットはまるでチョーカーのようにいつも首にまとわりついています。あまり長時間この状態だと肩が凝るので要注意。

電子辞書は、レッスン中や講師へのメール作成の際に単語のスペルを確認するのに便利です。辞書は「紙派」ですが、こういう用途の時は片手でパパッと操作できる電子辞書が役に立ちますね。

在宅ワークで、座りっぱなしで動かないので、今の時期はつねに寒い寒いと言って毛糸のポンチョを着て仕事しています。毎日トップスを変えても上から同じポンチョをかぶったらパッと見いつも同じ格好。打ち合わせ中、画面に映る自分を見て「女子力低いわ…」と情けなく思います。

美容室にもしばらく行っていないし、スカートもヒール靴も履かないし、女性としてやばい。「実際に」人と会う機会を定期的に持たないと女子力が下がる一方だとわかってはいるものの、その時間がなかなか作れないというのが現状です。

たぶん、2019年は仕事に打ち込む年なんだろうな。今の職場で一皮むけるチャンスだと思って、前向きに頑張ります。夏休みまであと4ヶ月、日本で思いっきり羽根を伸ばせるように、この4ヶ月間は仕事に没頭してやろうじゃないの!

女子力もですが「母力(ははりょく)」も著しく下がっていると思われます。日本で埋め合わせするからね、こんな母ちゃんを大目に見てね(^^;;

2019年2月20日水曜日

青いパン屋のミルフィーユ@Lannilis

現在私が住んでいるのはBrestから北に車で30分ほどのところにある、Lannilis(ラニリス)という人口5000人ほどの小さい町です。

そんなちっこい町に「フランストップ10に入るパン屋」があります。真偽のほどはさておき、美味しいと有名なのは確かです。私のブログにも既に何度か登場していますが(※過去記事はこちらより)、「青いパン屋」と呼んでいる

"La maison du boulanger"
(ラ・メゾン・デュ・ブーランジェ=パン職人の家)

です。バゲットやクロワッサン等のパン類はもう感動的に美味しいのですが、パティスリーのレベルもかなり高いです!ここのエクレア(éclair = フランス語で「稲妻」)は今までに食べた中で一二を争う美味しさ。特にバニラとコーヒー味がおすすめです。

そして最近バンちゃんがどハマりしているのが、日本では「ミルフィーユ」と呼ばれているパイ菓子の"Millefeuille"(=千枚の葉っぱ)。「ミルフィーユ」って発音すると、フランス語では"mille filles"(=千人の女の子)と解釈されてしまうので、「ミルフイユ」という風に「フ」と「イ」をはっきり分けて発音すると通じます。

発音のウンチクはいいから早く写真を見せろ、ですよね(^^;; 一応フランス語講師なもので、つい…お待ちかね、青いパン屋のミルフィーユ(結局日本語だとこう書いてしまう)はこちらです。
↓ ↓ ↓

パイとカスタードクリームの層が水平ではなく「垂直」になっているのが特徴です。むしろ最近こういうタイプのミルフィーユが増えてきているかも?垂直型のほうが、フォークを入れた時に崩れにくく食べやすいんですよね。聞いたことありませんか?「初デートでミルフィーユは食べないほうがいい、ボロボロに崩れて汚いから」って。笑

さて見た目にも美しいこちらのミルフィーユ、パイ生地・カスタードクリーム・ホイップクリームの三大要素がどれも素晴らしく美味しい!パイはサクサクで芳醇なバターの香り、カスタードクリームは舌ざわりなめらかで濃厚、ホイップクリームはふわっと溶ける軽やかさとバニラの風味にうっとり(o^^o)

それでも私にとって「フランスで一番おいしいミルフィーユ」は相変わらずCancale(カンカル)の"Grain de vanille"(グラン・ドゥ・ヴァニーユ=バニラの粒)なんですが、こちらは暫定2位ということで。オススメです♫

2019年2月18日月曜日

ビストロ・アルクポワン@熊本 〜ディナー編〜

先日ご紹介した熊本の美味しいビストロ「アルクポワン」、今回はディナー編です。(前回のランチ編はこちらより)

帰省すると必ず友人とランチ、両親とディナー、両方食べに行きます。この日は窓際の席に案内してもらいました。まずは乾杯から♩


黒板メニューからアラカルトで注文し、取り皿に「取り分ける」ことができるのが「アルクポワン」の魅力。普通フレンチは一人一皿でいただくもの、取り皿なんてありませぬ。本場フランスなんてまさにそう。お店の人に「お皿ください」なんて言おうものなら「はぁ?」という顔をされます。

お箸といい取り分けといい、日本人の感覚に合う食べ方で提供してくれるのは嬉しいですよね。フランス料理は高級で堅苦しいイメージを持たれがちですが、「アルクポワン」ならおいしいフレンチを気軽に味わえますよ♩

前菜はお店の定番「市場のサラダ」。


海老ときのこのアヒージョ。付け合わせのパンはもちろん自家製。


メインのお肉は「鴨と葱のローストバルサミコソース」。赤ワインに合う!

魚料理の写真、撮り忘れた。。。スズキのローストバジルオリーヴソースだったかな?

「アルクポワン」にはパスタもあります!なぜってシェフがパスタ好きで、パスタのお店で働いていたことがあるから。それだけにシェフの作るパスタは絶品♩

パスタ1「ペンネアラビアータ」。


パスタ2「青じそのペペロンチーノ」。


はぁ、どの料理も変わらぬ安定の美味しさ。ごちそうさまでした(o^^o)「アルクポワン」は平日の月〜水は料理教室も開いているので、バイト時代にアシスタントをしていた時は料理のコツを色々学ばせてもらいました。特にパスタ!今でもお店の定番メニューを思い出して家で作ったりしています。ほら。。。

偶然にも上の写真を撮った数ヶ月前に、Brest在住の友人から青じそをもらったので、ペペロンチーノを作って写真に収めていました!笑

見た目はだいぶ近いですよね?味はもちろんシェフのほうがずっと上だけど。。。パスタもシェフと同じイタリアの"De Cecco"(ディ・チェッコ)を使っています。

私の料理が「アルクポワン」紹介最後の写真というのはお目汚しになるので、もう一度シェフのパスタでお別れです。笑


ビストロ・アルクポワン
〒860 -0845 熊本市中央区上通町11-18
ファクトリーサイト堀田ビル2F
096-325-1002

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