2021年3月17日水曜日

ついにコロナ感染者が… @フランスの端っこ

 最初のロックダウン開始からちょうど1年が経ち、これまでコロナ感染者が出たという話も噂程度にすぎずわりと平和だったフランスの端っこですが、ついに恐れていたメールがユーゴの小学校から届きました。

同じ敷地内にある幼稚園の教諭がコロナ陽性となり、園児の間でも次々に感染が広まっていると。しかも感染力が強いイギリス変異株だというのだからさあ大変。

校長先生の第一弾メールによると、「保健局からの正式な指示があるまで幼稚園は閉鎖」
「小学校については、幼稚園に通う妹や弟がいない児童は登校してもいい」とあったのですが、先週終わりにウイルスが小学校まで入り込んできた可能性は否めないので、週明けの月曜からユーゴを登校させるのは大いに不安がありました。

我が家は私もバンちゃんも完全テレワーカーで外出しないので、感染の危険がある場所はユーゴの小学校のみ。同じ敷地にある幼稚園で陽性者が出たとあっては、「登校させる=コロナがいるかもしれない場所に我が子を送り込む」ことになるわけで…

これまで1年間、ひたすら自粛を頑張ってコロナに罹らず生き延びて(?)きたのに、あと少しでワクチン摂取できるかもしれないのに、今さら感染したくない!というのが正直な気持ちです。日本帰省はおろかブルターニュからも出ずに1年耐えてきた努力はなんだったんだ、と(感染してしまったら)悔やんで落ち込んでしまいそう(T_T)

長い目で見れば「命>学業」は言うまでもないですが、それでも元気盛りの8歳男児を家に閉じ込めておくのはかわいそうに思えてしまうし、授業の遅れが出るのはやっぱりできるだけ避けたい。あれこれ対立する考えが頭の中をぐるぐる回り、親としてスパッと決断できずにいる悩ましい今日この頃です。

当のユーゴは学校に行きたがっているかといえば、そうでもないし(苦笑)仲良しのお友達は何人もいるけど、家にいられたら大好きなMinecraft(マインクラフト=ゲーム)で長く遊べるから学校行かなくてもいい〜♩という軽いノリなのです。母ちゃんは真面目に悩んでいるというのに、この子は、、、

そんなこんなでユーゴを危険地帯(?)に送り出す勇気がなく、月火は様子見で休ませ、水曜日はもともと学校がないので、毎日送られてくる校長先生からのメールを心待ちにして状況の推移を追っておりました。そして今、水曜日までに得られた情報をまとめますと、

「3月22日(月)に、希望する全児童に唾液検査を実施する」

「検査の申込み用紙の提出は18日(木)」

「濃厚接触者に該当しない児童は18日より登校可」

学校側も週末から水曜までの間に保健局と連携して対策を考えてくれたのだろうし、最後は信じて任せることにしようと決め、明日からユーゴを登校させます。

どうか小学校で感染が発生せず、このまま収束しますように。あとは祈るしかないですね、罹ってしまったらもう、運が悪かったということでしゃーない(^^;

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