2018年8月30日木曜日

【My人生の教訓】マンデラ氏の深イイ言葉

久しぶりに「これは人生の教訓にしたい!」と思える言葉に出会ったので、こちらに書き残しておこうと思います。

かの有名なネルソン・マンデラ氏の発言ですが、日本語に訳すと…


あなたが誰かに話す時、
「相手が理解できる言語」で話すなら、
その人の「頭」に話しかけていますが、

あなたが「相手の母語」で話す時は、
その人の「心」に話しかけているのです。


これは、学校のあるフランス人講師のインタビュー音声を確認中に「好きな言葉」としてその先生が紹介してくださったのですが、あまりに感動して涙が出てしまいました。フランス語ではこう言っていたかな…


Si vous parlez à un homme dans une langue qu'il comprend, 
vous parlez à sa tête.

Mais si vous lui parlez dans sa langue, vous parlez à son coeur.



英語以外の外国語を学んでいる人にはグッとくるフレーズだと思います。世界の公用語とされる英語を多少なりとも話すことができれば、英語圏以外の人たちともなんら問題なくコミュニケーションが取れる。だから、その国の言語をわざわざ勉強しなくたっていいじゃない?と思う人は多いはず。

でも、相手がつっかえながらも一生懸命「自分の国の言葉」で話しかけてくれたら、「理解できる言語=英語」で話しかけられるより何倍も嬉しい、これは事実だと思います。だからこそ、フランス語なりドイツ語なり「英語以外の言語」を学んでいる人たちにはこの言葉を励みに頑張ってもらいたいと願います。

今ではフランス語講師という立場の私ですが、一生外国人学習者であることに変わりはないので、 このマンデラ氏のありがたい言葉を胸に、これからもフランス語を学び教えることに喜びと誇りを持って生き続けようと思います。

あれ、今日はちょっとクサいことを書いてしまったかなあ…たまにはいいよね。最後に、インタビューの音声が本日YouTubeに公開されたので、ご興味がある方はこちらをクリックしてご視聴ください。私のワンポイントレッスンも入っています(笑)

2018年8月28日火曜日

入学準備ギリギリセーフ

長かった夏休みも残り1週間を切り、来週月曜から新年度がスタートです。息子のHugo裕悟は早いもので小学校に入学します!ピッカピッカの、一年生♩です。

小学校からはいよいよ勉強が始まるので、A4サイズの教科書やプリントが入る通学バッグと大きめのペンケースを用意しなくてはいけないのですが、いかんせん面倒臭がりの私たち、ギリギリまで待って今日やっと買いに行ってきました。

ユーゴが自ら選んだのは、この2つ。

星柄のリュックサックとカーズ(Cars)のフラッシュマックイーンがついたペンケース。色合いは合っているので良しとしよう。それにしても、母ちゃんが好きな星柄を自ら選ぶとは…息子もいつの間にか星好きになってしまったようです。笑

ともあれ探し始めて30分も経たないうちに気に入ったのが見つかって良かったー、入学準備ギリギリ間に合いました!やっと肩の荷が下りたわ…

でも通学バッグはリュックにしようか、それともCartable(カルターブル)にしようかずっと迷っていて、最初は後者にするつもりでいたのです。カルターブルは下の写真みたいな、いかにも通学用といった感じの四角いリュック。

IKKSのこれ、気になっていたけどねー。

最後までカルターブルとリュックで迷いに迷い、同じ歳の男の子がいるお友達に相談したところ、「カルターブルは学校でしか使えないけど、リュックはプライベートでも長く使える」という意見が決め手となり、潔くリュックに決定しました!

とはいえカルターブルの「ザ・通学バッグ」という感じが日本のランドセルに通じるものがあって、せっかくの小学校入学だしカルターブルにしようかなという気持ちもありました。でも最後はマルチに使えるリュックに軍配が上がったということで、未練なし!

店内で試しに背負わせてみたときの様子。前から見ると普通ですが…


後ろから見ると、リュック大きすぎ(苦笑)

お店ではぺったんこに重ねて積まれていたせいで横に広がっていたので、家に持ち帰った今は中にいろいろ重たいものを詰めてぶら下げ、形を整えている最中です。来週月曜までにはシュッと縦に細くなりますように…

2018年8月26日日曜日

こだわりケバブ"Otantik Kebab"@Brest

フランスでケバブといえば、食欲旺盛な若者たちの強い味方。私も留学生時代はときどき食べていました。(※ケバブをご存知ない方はこちらをクリック)

ところが、学生じゃなくなってからは食べる機会をすっかり無くし、かれこれ10年ぐらいは離れていたかも。Brestではどのお店が美味しいかもわからないし…と思っていたところ、今はアメリカ在住のCちゃんから

「トラム駅"Siam"(シアム)の裏にあるケバブがおいしい」

と聞いたので、いつか食べに行ってみたいと思っていました。なんでもフライドポテトやソースブランシュ(sauce blanche = ヨーグルトベースのマヨネーズ風ソース)が「自家製」だそう、これは珍しい!特にポテトは冷凍ものを使うお店がほとんどなので、自家製と聞いただけで「こだわりの美味しい店」をイメージしちゃいます(o^^o)

しかし問題は、一緒に食べに行ってくれる人がいないこと。バンちゃんは学生の頃ケバブを散々食べてもう飽きたみたいだし、Mお姉さまはケバブを食べるイメージがないし…と悩んで?いた矢先、先日Brestに来てくれた同僚のSちゃんがケバブ好きと聞いてナイスタイミング!海洋博物館もですが、ケバブも付き合ってもらいました(笑)本当は他に見たいもの、食べたいものがあったかもしれないのに…優しいSちゃん、ありがとう。

※海洋博物館についての記事はこちら

さてさて前置きが長くなりましたが、気になる「こだわりケバブ」はこんな感じです。
↓ ↓ ↓
"Otantik Kebab"(オタンティック・ケバブ)というお店。

ポテトは見た目からすぐに手作りだとわかります、量がちょっと少なめかな…アラフォー2人の胃にはちょうどいい量ですが、男子大学生には物足りないかも。味を取るか量を取るかですね、迷う。でもさすが自家製、冷凍とは違ってお芋の味がしっかりする美味しいポテトでした♩

右下に見える2つの塊は、左が例のソースブランシュで右が「サムライ」という謎のソース。ケバブ通のSちゃんが注文の時に躊躇なく選んだので、私も味見することに。自家製のソースブランシュはさっぱりした美味しさ、オレンジのサムライは不思議な味。マヨネーズに豆板醤を混ぜたような、ピリ辛でなかなか美味しいけど、なぜサムライという名がついたのかはナゾです(^^;;

さあ主役のケバブですが、お肉にしっかり味付がしてあって野菜も新鮮。Sちゃんも口に運んですぐ「おいしい!」と言ったので、かなりハイレベルのケバブかと。味の違いがわかる人について来てもらって良かったー。

こだわりのOtantik Kebab、味は保証しますが、ポテトの量が少ないわりに値段が高めです。写真のケバブフリット+飲み物で10,5ユーロ。相場は7〜8ユーロなのでけっこう高いですよね。だから口コミ評価が分かれていたのかなー。でも個人的には、完食してもどっかりこない感じが気に入りましたよ。

アラフォーの胃にも優しいこだわりケバブ、学生時代と同じ量は食べられない&自家製志向という方にオススメです♩

2018年8月24日金曜日

国立海洋博物館 Musée national de la marine@Brest

今年の夏はまとまった休みを取らず、フィニステール県から出ることもなかったのですが、遠方からお友達が何人か来てくれたので、Brestとその周辺を「観光」することができました。

8月11、12日は同僚のYちゃん(過去記事はこちらより)、そして先日はまたまた仲良しの同僚Sちゃんが来てくれました。この日は天気が不安定だったので、どこか屋内施設を…というわけで、前から行ってみたかった場所に付き合ってもらいました♩

Brest城の中にある
「国立海洋博物館(Musée national de la marine)」です。

写真奥の要塞チックな建物がBrest城です。Brestの街はこの城壁の中で生まれたのだとか。今年の7月半ばにツールドフランスが通ったので、名残のオブジェと一緒にパチリ。

入館料を払うと(大人7ユーロ)音声ガイドを渡されます。

ひと昔前の携帯電話みたいな装置ですが、展示にヘッドフォンのマークと番号がついている場合、その番号を装置に入力して耳に当てると、詳しい音声ガイドを聞くことができて便利です。

試しに「日本語ありますか?」と聞いたら、無言の苦笑いが返ってきました。無いということね(苦笑)必要なら私が和訳しますよ、音声の収録もしますよーと提案したくなりました。今度Brest市側に持ちかけてみようかな(o^^o)

お城から見えるBrestの景色はなかなか新鮮。

少しずつ雲が晴れて気温が上がってきました。

Penfeld(パンフェルド=海軍所有の入江)とRecouvrance(ルクーヴランス橋)、それから左にはTour Tanguy(タンギー塔、まだ行ったことなし)。

軍の船が丸っこくてかわいいねー、なんてSちゃんと話していました。他にも「Brestはグレーが多い」とSちゃんが連呼していて、その時は意地悪ー!なんて思っていましたが、この写真を見るとたしかにグレーの割合が高いな…外壁をカラフルに塗り替える都市計画が始動されたのは「脱グレー」が一番の目的かも?

さてこの海洋博物館、思いのほか盛りだくさんの内容でしたが、こちらでは印象に残った(あるいはツボに入った)ものをいくつかご紹介しますね。

かつてパンフェルドにあった刑務所の囚人服、赤と黄色って派手!

赤い帽子をかぶった囚人は最も刑が重く最も過酷な労働(重たい資材運びなど)を強いられていたみたいです。脱獄者が出ると大砲がドーンドーンと火を噴き、周辺の住民に知らせていたのだとか。なんでも脱獄者を捕まえた住民にはご褒美があったらしいです。

帆船型の帽子?ヘアアクセサリー?

髪の毛のボリュームもすごいですよね、おでこからマストの天辺まで1m近くありそうでした。絶妙なバランスで歩かないと船が右に左に倒れそうだし、首が疲れそう(^^;;

そして、私とSちゃんのツボにハマったコーナーがこちら。帆船の舳先についていた木彫りの装飾たち!足が人魚のようなタツノオトシゴのような…不思議。


この方勇ましいーと思いきやお腹が微妙に出てる?


7人でDA PUMP(2018年再ブレイク)みたいな。笑


歴史的にも科学技術的にも、そして突っ込みどころのあるオブジェがちらほらある点でも、予想を遥かに超える充実した展示内容です!すべてをくまなく見て回るなら3時間は必要かも?

私とSちゃんは最初のほうこそ番号順に音声ガイドをひとつひとつ聞いていたのですが、途中から力尽きて(飽きて?)、最後のほうは早足で通り過ぎてしまいました(苦笑)時間にたっぷり余裕がある時に、一人でのんびり見学するのが良さそうです。

2018年8月23日木曜日

今日で15年@France

今日2018年8月23日で、渡仏してちょうど15年が経ちました。

あの時はまさか、15年後もフランスにいるとは1ミリも思っていなかったので、人生とは不思議なものですね。長かったようであっという間に過ぎた15年、感慨深いです。

ブログ用に、2003年に撮った写真などを探すも一枚も見つからなかったので、日本から一緒に連れてきたリュックサックを記念にパチリ。

アルバイトでこつこつ貯めた留学資金でゲットした、PORTERのリュック。これを背負っていろんなところに行ったなー。長く使えるのでこれからも大事にしますよ♩

あと○年したら、フランス生活の期間が日本で生まれ育った時間を超えてしまう…そのことに軽い恐怖?を感じつつ、どこにいても自分らしく家族仲良く生きられればいいかな。

これからもMiworldをよろしくお願いします(o^^o)

2018年8月19日日曜日

お城でガレット@Loctudy

義両親が住むLoctudy(ロクチュディ、Quimperカンペールの南にある海沿いの町)に"Manoir de Kerazan"(マノワール・ドゥ・ケラザン)という小さいお城があります。

絵の展覧会やクリスマスマーケット等のイベントが開かれます。

こちらの敷地内にクレープリーがあるというので、ランチに行ってきました。


テーブルからお城の一部が見えます。


近くの町で製造されているシードル、Kerné(ケルネ)で乾杯!

さっぱりとしてとても美味しいです、ここのシードルが一番好きかも。

Galette(ガレット、そば粉のクレープ)。

卵、ハム、玉ねぎのバター炒め入り。大好きな組み合わせ。

「ガレットwithお城」(笑)


チョコレートとローストアーモンドのクレープ。


ガレットもクレープも、見るからに美味しそうでしょ?はい、そのとおり♩うっかりお腹いっぱいになっても、広い敷地内をのんびりお散歩すれば気持ち良く消化できるのでご安心を。ここは穴場です、おすすめ(o^^o)

Manoir de Kerazan

25 Rue du Suler, 29750 Loctudy
09 65 19 61 57

2018年8月15日水曜日

独自の魅力でガンバるBrest

先週末は、学校の同僚Yちゃんがはるばる南仏からご家族でBrestにバカンスがてら来てくれたので、日曜日はBrest観光に1日お付き合いしました。

まずはユーゴと同い年の息子くんに喜んでもらおうと、朝も早よからOceanopolis(オセアノポリス)へ!フランス最大級の水族館で、私もプライベートで行くのは初めて。一度目は通訳のお仕事で「視察」に訪れたのですが、今回は観光客目線で行ってきました。

北極館に入るとサービス精神旺盛なペンギンさんがお出迎え♩

この姿勢で1分ぐらい動かなかったような…「ゆっくり写真撮っていいよー」と 言っているかのよう(笑)

黄色いタツノオトシゴさんもいました。

こちらは気ままにクルクル向きを変えるので、写真撮りづらかったです。

「ニモ」ことクマノミに癒される…


派手×2なフグにカサゴのような魚、唐揚げにしたら美味しいやつ?


こーんなおどろおどろしい巨大魚もいたりして。


写真には撮っていませんが、他にもゴマアザラシや各種のサメなど水族館の人気者はもちろん、水深8800mに生息するカニやエビを専用の高圧水槽で展示したり、海洋生物や生態系についてのショートフィルムを上映したりと、行楽施設でありながら「学習」もできる点で、一般の水族館とは一味違う満足感を得られます。

この日は夏休みシーズンのためか外国人観光客も多く、英語やドイツ語があちこちから聞こえてきました。バカンスでわざわざBrestに来るって、物好きな人たちだなーなんて思ってしまった私ですが、同時に「フランスの果てまで来てくれて、Brest経済をサポートしてくれてありがとう♡」と拝みたい気分になりました(笑)

オセアノポリスを出た後はBrestの中心街に行ったのですが、通り道にあるクイニーアマンが美味しいカフェ"Terre d'Embruns"に寄ってお茶タイム♩


※Terre d'Embrunsについての過去記事はこちらより。

それからBrestの中心街に車を置いて、二大メインストリート、Jean Jaurès(ジャン・ジョレス)通り→市役所前広場→Siam(シアム通り)と歩いて下り、着いたのはこちら↓

Brestの新たな観光名所、Téléphérique(テレフェリック)!ロープウェイのことですが、公共交通機関としてのロープウェイはフランス初だそう。

バスやトラムと同じチケット(1,6ユーロ)で乗れます。Charlotte(シャルロット)とLewin(レーウィン)という名前がついた2台のゴンドラが6分間隔で行ったり来たり。乗り物好きな子どもたちにはたまらんですな♩

ロープウェイが着いた先にあるのはこれまたBrestの新しい名所、"Ateliers des Capucins"(アトリエ・デ・カピュサン)です。


この巨大な建物はもともとフランス海軍の所有で、船舶の部品を作る工場だったのですが、しばらく前にBrest市が買い取り大規模な再開発を行いました。まだ完全完成はしていないのですが、映画館やお店やレストランが入るみたいです。

写真に写っている広大な空間は公共スペースで、イベントや見本市などの開催場所となる以外は、市民が自由に使える場として開放されています。三輪車、自転車、スケボー、ローラーブレード、ダンスetc、雨天でも体を動かせる屋内施設があるって素晴らしい!

ちなみにユーゴとYちゃんの息子くんは、ブレイクダンスをしているグループの真似をして自作のダンスを踊り、最後には拍手をもらっていました(笑)

Brest市は、第二次大戦終わりに大規模空襲を受けて歴史的建造物の9割以上が破壊されたので、「古き良きヨーロッパの街並み」がまったくと言っていいほど残っていません。そのため街自体の魅力に乏しく、観光地としては長年認知されていませんでした。

しかしそこで諦めないのがブルトン魂。街がダメなら「遠くから人が来たくなるような施設やイベント」で勝負!オセアノポリス、カピュサン、ロープウェイ、ルクレール財団の美術館(ピカソやシャガール展も呼べちゃう強力な施設)、ナチス軍のコンクリート要塞を改装した1939−1945戦争博物館、4年に一度の"Fête maritime"(海洋ショー)、フェスイベント…これらに絶景の海岸や灯台などの「海の魅力」を併せたら、1日あっても回りきれない立派な観光地です☆

昔は暗ーーーーいイメージであまり近寄りたくなかった(?)Brestですが、着々と独自の魅力を築いて進化している姿に心を動かされ、今では「Brest良いところだよ、来てきてー!」と胸を張って言えます。それもこれも、通訳のお仕事で色々と知識をつけさせてもらっているからかなぁ。Yちゃんにも「MiwaっちはBrestの観光大使だね!」と言われちゃいました、ははは(笑)

というわけで、海と施設とイベントの魅力でガンバっているBrest(とその周辺)、喜んで案内しますのでぜひ来てくださいねー♩

2018年8月13日月曜日

Alain Ducasseのチョコレート

先日Parisに行ったMお姉さまからのおみやげ。
↓ ↓ ↓
Alain Ducasse(アラン・デュカス)のチョコレート♡

あの、アラン・デュカスですよー、ミシュラン三ツ星☆生きているうちに彼のレストランで食事をすることはないと思われるので(悲観的すぎだろう)、こういうプレゼントはとっても嬉しいです。ありがとうお姉さま♡

キャラメリゼされたアーモンド入りと書いてあったので、クラッシュアーモンドかなぁと思って開けてみたところ、どーん。

丸ごとアーモンド、大胆!さすが大物はダイナミックですね。上質のカカオ75%のチョコレートも艶やか。さっそく味見しましたが、カカオの風味が濃厚で甘さ控えめ。アーモンドもカリカリ、食べごたえありますわ。おいしい…♡

これからしばらくコーヒータイムが楽しみです(o^^o)

2018年8月10日金曜日

ドーナツ専門店?"LOOPS&coffee"@Brest

Brestにドーナツ屋さんができた!と聞いたので、半信半疑で行ってみました。

LOOPS&coffeeというチェーン店。
場所はトラムの線路を挟んで市役所の向かいです。

店内に入るとまずこのショーケースが目に飛び込んできます。おお、ドーナツ専門店っぽい。私がミスドでバイトしていた時代のディスプレイだわ。

すごく気になったのが、真ん中右の「キットカット」という名のドーナツ。棒状のものは言わずもがなキットカットです、乗せてあるだけ(笑)食べてみたかったけどホワイトチョコレートが苦手なので、チョコ ×チョコの組み合わせが出たらトライしよう♩

注文を待っている間、じっくりドーナツの表面を観察したのですが、チョコレートコーティングの上にはうっすら水滴が見えたので、やっぱり解凍されたものかなぁ…店舗で作られていないのは間違いないです。

ともあれ味見、まずはBasiqueという基本のシュガードーナツから。


食べてみた感想は、うーん。スーパーに売ってあるのよりはおいしいけど、うーん。何より残念なのは、表面にまぶしてある砂糖がグラニュー糖みたいな粗いもので、粉砂糖ではないこと。あのシャリシャリ感がないとダメー!

ドーナツ自体はフワフワ食感で、一瞬クリスピークリームを思い出したけれど、弾力がイマイチ足りない…やっぱり店舗で作られているものには敵いませんね。

でもまぁ、フランスで今までに食べたドーナツの中では上位かな。禁断症状が出たら立ち寄って一つずつ味見しようと思います。他にはベーグルサンドもあって食事もできるみたいだけど、あまり美味しそうではなかったかな(^^;;

店内奥の壁にかかっていたコレ、有名な写真ですよね。
無理やりドーナツ持たされてるし(苦笑)


ちなみにLOOPS&coffeeをググってみたところ、スペイン発らしいです。そういえば、バルセロナに行った時ダンキンドーナツの店舗をよく見かけたので、スペイン国民はドーナツ好きなのかなぁ。

そもそもチュロスがドーナツとほぼ同じだもんね。バルセロナ市民の真似をして、カフェでの朝ごはんにチュロスとミルク入りコーヒーを食したのを思い出します。朝から胃にもたれたわー(苦笑)

2018年8月7日火曜日

ソルド最終日のラストスパート

夏のソルド(Soldes = セール、バーゲン)は今日が最終日だと小耳に挟んだので、KOOKAI(クーカイ)のEshopに行ってみたところ…

おおお、全部70%OFFだって!


本当に、どれもこれも7割引。


↑この中からではないけれど、最終日にトップスを3枚GETしました☆定価1枚のお値段で3枚も買えて、嬉しい(o^^o)

この夏のソルドでは1回に大量買いということはなく、ポツポツいろいろ手に入れた気がします。バッグ、デニム、トップス計6枚、ワンピース、ストール、ブーツなど。こうやって書き出すとけっこう買ったなぁ(苦笑)

しかも夏物ではなく、秋冬に着れそうなアイテムばかり。というのも、この秋もまた日本に4週間帰省するので、滞在中に着れるものを無意識に探して選んでいました。フランスの端っこの田舎でおしゃれしてもテンション上がらないしね(^^;;

出発まであと2ヶ月ちょっと。薄手のコートと白いスニーカーも欲しいなぁ、どれを誕生日プレゼントに頼もうかなぁ(おいおい)。

2018年8月6日月曜日

発見!特大パテ・エナフ(Pâté Hénaff)

パテ・エナフ(Pâté Hénaff)というのは、ブルターニュはフィニステール県発の「缶詰なのに美味しいパテ」のこと。我が家では常時2〜3個ストックしています。小腹が空いた時、重宝するんですよねー。

先日ユーゴとスーパーに行ったら、特大サイズ発見!

直径20㎝ぐらい、厚さも7㎝はあったはず。重さは1kgだって!手首が痛かったわけだわ(苦笑)もちろん買ってません、間違いなくパーティサイズですよコレは。

ちなみに普通サイズは78g、手の中にすっぽり収まります。


今気づいたけど、ゲランドの塩(Sel de Guérande)を使っているのね。ゲランドもブルターニュ地方なだけに、とことんブルターニュ産にこだわるエナフ、いいですね ♩生ソーセージも美味しいし(関連記事はこちらより)、我が家はエナフにたいへんお世話になっております(o^^o)

2018年8月4日土曜日

Le Faouと書いてなんと読む?

ユーゴを義両親の家に預かってもらう時は、お互いの家の中間地点でユーゴの受け渡し(笑)をすることが多いのですが、先日はある町で落ち合いました。

Le Faouという名前なのですが…どう発音するでしょう?
中心部には石造りや木組の家があって、なかなか可愛らしい。

Le Faou、フランス語の規則通りに発音すれば「ル・ファウ」ですが、実は「ル・ フ」。「狂っている、クレイジー」という意味の形容詞"fou"と同じ発音です。"ou"の発音は日本人泣かせ、しかも "le"は定冠詞なので、前置詞"à"をつけて「ル・フへ行く」と言う場合、

aller à le Faou → aller au Faou(アレ オ フ)

と縮約するので大変!同じ例でle Mans(ル・マン)、le Havre(ル・アーヴル)がありますよねー、どちらも街の名前です。Aller au Mans, aller au Havreとなるので要注意。…おっとフランス語ワンポイントレッスンみたいになっちゃいました、職業柄どうも気になってしまう(^^;;

さて2週間ぶりに会ったユーゴ、こんがり日焼けしていました。
暑かったので、クレープリーのテラス席でアイス。ブルターニュの旗が刺さっています。パッションフルーツとマンゴーのソルベ、甘酸っぱさと冷たさがしみる〜♡

このお店、瓦の形に特徴があるのです。見えるかな?
三角の部分と下のほう、瓦が三つ葉のクローバー型をしています。どこかに幸せの四つ葉が隠れていたりして…

Le Faouはいつも通り過ぎるだけで町中に立ち寄ったことが無かったのですが、中心部はけっこう可愛らしいので、いつかまたゆっくり来られたらいいなと思いました。

早いものでもう8月、学校の夏休みも後半戦に入りました。今年は久々に夏らしい暑さが続いていて、この時期でさえ涼しいブルターニュでも汗ばむ陽気です。マイカーにクーラーが無いので猛暑は困るけれど、夏はやっぱり適度に暑くないとね。長い秋冬を乗り切るには夏に太陽エネルギーの補給が心身ともに必要だと感じるので、8月もお天気の日が多いといいなぁ(o^^o)